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ユリの花の色は土の酸性度の影響を受けるのか?

 我が家の玄関脇に植えっぱなしのユリが今年も咲いた。昨年も記事にしてなぜか花の色が変わってきたことを書いた。簡単に要約すると、7~8年の間にピンク系(曖昧な記憶)⇒真っ白⇒オレンジ系と変わった。昨年の花の写真は昨年の記事にあるが、オレンジ系だった。

 アジサイや朝顔が土の酸性度によって色が変わるという話は有名だ。それで昨年末頃だったと思うが、ユリの球根が植わっている辺りの植え込みの土に、お菓子の袋に入っていた乾燥剤の生石灰(CaO)を少しまいてみた。実験心が起きて、土の酸性度を中和してみるためにやったのだ。まいたのは5センチ角ぐらいの乾燥剤1袋分で、適切な量なのかは分からない。

 生石灰は水がかかると発熱して消石灰(Ca(OH)2)になる。少量を散らしてまいたし、冬なので発熱は問題ない。ただ、園芸用に普通使われる苦土石灰に入っているのは炭酸カルシウム(CaCO3)と炭酸マグネシウムで、消石灰よりもアルカリ度が弱いので植物を傷める心配が少ない。ここら辺りを分かった上で、多分大丈夫だろうと適当に乾燥剤をまいてみた訳だ。

 説明が長くなったが、結果的に、今年咲いたユリは少しピンクぽくなった




 写真はかなりピンクぽく見えると思うが、肉眼ではここまでピンクぽくはなく、利用しているコンパクトカメラの写りのせいだと思う。昨年の写真も同じカメラで写しているが、今年の背景は少し青っぽく、昨年の背景は少し黄色っぽく見える。被写体の色、撮影した時の天気等で写真全体の色合いが少し変わってしまっているようだ。

 それでもユリの色合いが少し変わったのは間違いない。厳密な実験ではないので確定的なことは言えないが、やはり土の酸性度の影響を受けているのだと思う。ネットで少し調べたが、そういう情報は見当たらなかった。今年の冬にもっと生石灰をまいて色が変わるかさらに試したい気もするが、他に植わっているものも含めて被害が出そうなので止めておこうと思っている。現時点では。


【2022.6.26追記】

 先週咲いた花の写真が以下。昨年より、少しだけ赤っぽくなったと思う。




 ユリの球根は球根より上に根が出るというので、昨年の冬、肥料と生石灰を混ぜ込んだ土を球根の植わっている辺りに足しておいた。何か変化があるかと咲くのを待っていたら、花の大きさや形状は変わらないが、色が少し赤くなった。ピンクというより赤味が強い感じ。やはり酸性度の影響を受けるのかな。

 あと、昨年まで一番太い茎が伸びて咲いていた所(最初に植えた球根の所)から、今年は芽が出てこなかった。代わりにすぐ近くに分球した分が出てきたという訳でもない。10年ほど経っていたが、球根に寿命があるのかな? ちょっと調べた範囲ではなさそうなんだけど。






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