ひきこもり傾向の人には退職したらAmazonプライムを勧めたい。Amazonでの買い物の際のメリットよりも、無料でたくさんのプライム・ビデオが観られて、利用価値が高い。私もほぼ毎日、何かしら観ている。
昨年後半にプライム・ビデオで観たものの内、邦画関連でツイートしたものについてまとめる。
出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像
万引き家族
2018年の映画。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得し、有名だったので観てみた。娯楽映画でないはのは分かっていたが、感動的でもないし、正直つまらない感じがした。社会問題を散りばめ、生き方とか家族とは何かを考えさせる感じはあったが、この設定とか描き方は好きになれない。玄人受けはしたのだろうけど。
この映画の中で、お金が足りず万引きしながら生活しているのに、夕食時には缶ビールを飲んでいた。臨時にお金が入ったらパチンコをしていた。喫煙シーンもあった。これらは、社会の底辺で暮らす人たちの日常的な習慣として描かれているのだろう。以前のブログ(日常生活を見直して株式投資)に書いたように、漫然とそういう生活を続けるからずっと底辺のままになるのだ思ってしまった。映画の中のことなんだけど。
探偵はBARにいる
シリーズ1~3を続けて観た。娯楽作なので、まぁまぁ面白かった。個人的評価順位は3→1→2かな。2の冒頭近くのエロ恋愛話なんて不要だろう。原作の方の『探偵はバーにいる』も数年前に読んだのだが、映画を観てもストーリーを思い出せなかった。どうやらストーリーとしては、原作ではないらしいので当然か。雰囲気は多少思い出したが、ちょっとクールさが足りず、大泉洋さんが合っているかは微妙な感じもした。
永い言い訳
2016年の映画で、ある事件を契機に幾つもの人間関係から主人公の心情の変化を描いている。出演者の演技もいいし、人間ドラマとしてはありだと思うが、なんか新鮮味のない単調な筋書きに感じてしまう。評価の高い日本映画というのはこんな感じになってしまうのかなぁ。
カメラを止めるな!
有名な2018年の話題作。前の三分の一は同好会の自主製作の実験作という感じ。まじめにギャグを続けているかのような印象だが、1カットで撮るために周到に準備したのだろうなと想像できる。後ろ三分の二はメイキング相当の部分で、こういう設定でこうやってたのね、という感じで意味が分かる。話題性は分かった。