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ディスプレイのリモコンを修理した

 以前リビングでテレビ代わりに利用していた地上・BSデジタルチューナー搭載フルHD対応 21.5型ワイドディスプレイ(型番DIOS-221ZE)のリモコンを修理した。修理したのは元のリモコンではなく代替品の方だ。
 どう修理したかだけに興味のある方は、修理方法の節まで読み飛ばしてください


修理したリモコン

 元のリモコンが接触不良で効きが悪くなったのでメーカーのIOデータから買い直したが、その時点でリモコンの在庫はもうなくオーディオテクニカの汎用リモコンATV-564DLにDIOS用の設定をした物になった。

 汎用リモコンは送料込みで3,000円もあれば買える品だったが、設定する手間賃も必要なのか4,725円を代引きで支払った。


リモコンを修理した理由

 今使っているCPUがN100のミニPCでは、昨年買った比較的新しい21インチディスプレイを使っていた。しかし、DIOSが戻ってきたので、新しい方は温存しておいてDIOSを使いつぶそうと思った。

 ミニPCの映像出力はHDMIしかないが、DIOSにもHDMI端子があり、とりあえず接続したら問題なく映った。ただ、すぐに問題点に気が付いた。HDMI接続していると、PC側の映像信号の有無に合わせてディスプレイの電源オン/オフを自動的に切り替えるバワーマネージメント(VESA DPM対応)が動作しないことだった。

 今時のディスプレイだとHDMIでも当然この機能に対応している。しかし、DIOSは仕様が古く、PC用はD-subかDVIで、HDMIは映像機器用として装備されているようだ。仕様書で確認するとそう分類されていたので、HDMIだとPC用のバワーマネージメントは動作しないらしい。

 PCで使う時、ディスプレイは手の届く距離にあり、手を伸ばして側面の電源スイッチをオン/オフすればいいだけなので多少面倒でも基本的には問題なかった。ただ、PC側の省電力設定(ディスプレイの電源を切る、スリープ状態にする等)に合わせて毎日何度もオン/オフすることになるし、テレビとして利用中もリモコンが不調になってからは側面の電源スイッチを使っていたので耐久性が不安になった。

 そのためリモコンの電源スイッチ対応の部分だけは修理し、利用することにした。


リモコンの修理方法

 接触不良で一部のボタンが効かなくなったリモコンの修理そのものは簡単だ。通常、ボタンの下(裏側)に導電性ゴムが付いていて、ボタンを押すと基盤側の接点を通電させてスイッチをオン/オフする仕組みになっているので、接触不良を解消すればいいだけだ。

 接触不良を解消するには、掃除、銅箔やアルミ箔の貼り付け、接点復活剤の使用などの方法がある。一番手軽なのは、台所にある料理用のアルミ箔と、文房具の両面テープを使う方法だと思う。修理の様子と補足説明を以下の写真にまとめた。



 なお、この手の修理で一番やっかいなのは機器の裏蓋を外すところだ。最近は元々分解することを想定していないはめ込み式の機器が多く、分解しようとすると無理やり開けることになる、それで、傷ついたり周囲のツメの一部が折れたりし易い。

 今回も薄い精密ドライバーの先をねじ込みながら開けたので、側面は結構傷が付いた。そうやって無理やり修理を試みても直らない場合もあるので、修理はダメ元でやってみることになる。今回は無事に直り、3週間ほど経った今も問題なく使えている。




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