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最近観たアニメ(2024年11月)

 AmazonプライムやABEMAプレミアムで観たアニメの簡単な感想のメモ。 前回は物語シリーズの話が長くなったので切り出してまとめ、今回はそれ以外の分をまとめた。

 出所:AmazonプライムやABEMAのサムネイル画像


無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ シーズン2

 2023~2024年、分割2クール。シーズン1についても感想を書いたが、引きこもっていた人間が記憶を持ちつつ異世界に転生し、成長して立ち直りつつ冒険しながら生きていく話。メインテーマは二度目の人生を本気でしっかり生きて行くという点にあり、それに異世界の冒険物の要素が加わって壮大な話が展開していく

 シーズン1では大規模な転移事件で主人公ルディーの家族等が各地に転移してしまったあと、ルディーは彼が家庭教師をしていたエリスと一緒に旅をしながら故郷に戻ってきて彼女と結ばれたが、朝起きると彼女が手紙を残し去ってしまったというところで終わっていた。

 シーズン2では失意の中、転移事件で行方不明の母を探していたが、色々あって魔法大学に通うようになり、そこでの出来事や幼馴染シルフィエット(容姿等が変わっていてすぐに分からなかった)との再会、婚約までが前半だった。後半では、結婚して子供を授かるが、母を探していた父からの救援要請があって妊娠中の妻を残して救援に向かい、迷宮に囚われていた母を何とか助け出すが、その際に父はルディーをかばって死に、母は心を失くした状態になっていた。救出の際に再会した魔法の師匠ロキシーや仲間とともに帰還し、ロキシーを第二の妻とする話までが描かれていた。

 前世の記憶があったが故に父とは距離感があったが、命がけで助けてくれたり、自分が父親となったことで、自分が子供であったと改めて思い、墓で語り掛ける。なかなか重い話もあるが、物語として面白いし、見応えがあった。三期の制作も決定しているので楽しみだ。


響け!ユーフォニアム シーズン3

 2024年。劇場版等の感想も書いていたが、今回は3年生編。2年の終わりの方、主人公が新部長になってからの話は2023年の特別編『アンサンブルコンテスト』があり、それの続編にあたる。

 主人公は部長として部の運営に苦労するほか、ユーフォニアムの上手な転校生との関係、進路など悩みは尽きない。色々悩みながらも部活に全力で取り組むというのはこれまでと同じパターンではあるが、先が気になる展開で飽きさせず、映像などもさすがの京アニクオリティー

 最終回の全国大会の演奏中に回想シーンを散りばめてあり、このアニメをずって観てきた人間は感動せざるを得ない作りだった。最後に数年後にとんだ話が少しだけあってきれいに完結した。このシリーズはアニメ史に残る名作の一つだと思う。


じいさんばあさん若返る

 2024年。何十年もりんご農家を営む老夫婦が、ある日、樹に成っていた金のりんごを食べて一晩寝たら若返っていたいう設定の童話のような一種のラブコメ。若返ったことにより起こる周囲の人々や子、孫との出来事を描きなから最終回に向けてまとめ上げていく。ほのぼのとした雰囲気で感動的に12話できれいに完結しており、なかなか楽しめた。


夜のクラゲは泳げない

 2024年。それぞれ問題を抱えた4人の女子高生がVtuberのバンド活動を通して自分と向き合い、立ち直っていく話。12話構成でうまくまとまっており、最終回に向けて感動的な仕上がりになっている。Vtuberのことや続きが気になる展開などそれなりに楽しめたが、冷めたシニア男性だと共感性は乏しくなるのは致し方ない。


デッドマウント・デスプレイ

 2023年、2クール。死霊術士が殺されて現世に転生するが、新宿で暗殺されたばかりの人間に転生する。そして現代の新宿を舞台に殺し屋などと関わりながら話が展開していく。登場人物の個性が豊かだし、中盤から転生前の世界との関わりも出てきて続きが気になるストーリーで面白く観られた。最終回ではとりあえず一段落ついたが、またまだ謎も残っているので続編を期待したいアニメだった。


狼と香辛料

 2024年。2クール25話。中世ヨーロッパ風の世界で、麦の豊穣を司る賢狼ホロと若い行商人ロレンスのファンタジー系の恋愛物。ホロは人化すると耳と尻尾を有する美少女になるので恋愛が成立しても不思議はないが、なんせホロは年百年も生きているし、元の姿に戻ったら巨大な狼であることも最初の方から見せているので、普通に考えれば恋愛対象には成り得ない。

 その状況で二人は行商しつつホロの故郷を目指す旅を続ける。途中、色々なことがあり、協力したり、けんかしたりしながら感情を寄せていく。商売の観点での話も多く、その点も面白い。ロは小悪魔的な言動で、老成した狼だと思うと違和感は否めないが、まずまず楽しく観られた

 なお、原作はラノベで、2008~2009年に全26話でアニメ化されたが、私はどちらも見ていない。


パリビ孔明 (ABEMA)

 2022年。死んだと思ったら渋谷に転生していた諸葛孔明が、成功を夢見る歌手の英子に出会い、その軍師となって計略を用いて英子を成功に導いていく話。友達でありライバルとなる七海や挫折していたラッパーなども登場し、それぞれの成長を描きつつ、一段落した所で終わった。まだまだ序盤なので、続編がでるなら見たいところ。

 放送当時は観てなかったが、実写化もされて話題になっていたのもあって目に付いたので観てみたら案外面白くて楽しめた。孔明の衣装は転生前のままだが、渋谷なのでコスプレおじさんと思われているというのも面白い。英子や七海の歌唱部分にはそれぞれ歌手を起用していて本格的に聴かせるように作ってあった。

 三国志に関しては吉川英治版の大長編をKOBOで読んだし、映画やアニメでもしばしばネタに使われるため断片的な記憶は色々残っているので、使われた計略にも覚えがあるものもあった。計略の正確性とかは特に違和感はなかったが、詳しい人だと何か言いたくなるかも。


serial experiments lain (ABEMA)

 1998年。現実世界とネットの中の電脳世界とその関係を描いたホラーぽい面もあるSF。さすがに絵柄は古く、画面も4対3だが、扱っている内容は当時としてはかなり先進的

 玲音(れいん)という主人公が、現実世界と電脳世界で何通りか現れるし、両方の世界が繰り返し描かれて混在しているし、難解というかちょっと観ているのが辛い。最後まで観るとだいたい全体像は分かるが、それでもすっきりしない感じは否めない。もう一度丁寧に観れば理解が進むと思うが、そこまでしたいほど面白くもない。挑戦的なアニメだった。


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