どないしたら良かったんや？

今日は暖かかったから久々に歩いて帰った。
会社を出て1時間ほど経った辺りで小さいおっちゃんが近寄って来た。

道でも聞かれるか？と思ってイヤホンを外したら、小さい声で
「ここから新宿って歩くと大変だよね。」と。

私はニコニコして
「道は難しくないですけど少なくとも1時間半はかかりますね。」
と答えた。
だって、私はその新宿から歩いて来たんだもの。

でも、私の肩位の背丈しかない小さいおっちゃんやから
もしかしたら2時間以上かかるかもしれんけど…（苦笑）

すると、小さいおっちゃんが
「一緒に居た人とはぐれちゃって
しかも迎えに来てくれる人も来なくて
待ち合わせの場所で一人ぼっちで
ナンタラカンタラ…」
と、尾木ママそっくりな声と口調でペラペラ話し始めた。
（でも尾木ママじゃなかったけどね）


そしていきなり
「一番近い電車賃分、出してくれる気無いよね？」
とな。

一瞬理解出来ずに
「はい？」
と聞き返したら、また
「いや、あなた一番近い電車賃分位出してくれる気ある？」と。

こちらから先に500円位あれば大丈夫だろうと出すならともかく
向こうから出してくれと言われたので…

「近くに交番あるので、案内しますよ。」
と、言ってみたところ…

小さいおっちゃんは
「いやいや、大丈夫。だったら大丈夫。」って。

【だったら】大丈夫って？
どーゆー意味？？？

まぁ大丈夫と言うならば大丈夫なんやろうと
イヤホンを耳にはめようとしたら、またダメ押しの
「本当に電車賃出せない？」
と聞くから

「知らない方にお金は出せませんから、
交番行きましょうよ、案内しますよ。」
と強めに言ってしまった。

小さいおっちゃんはイヤイヤと手を振りながらそそくさと去って行った…

うむむむむむむむむ。


お金を渡した方がよかったんか？
500円ならオヤツでも買ったつもりで渡した方がよかったんか？

ホンマに困ってたなら申し訳ない事してもうたな～って思うんやけど
「電車賃出せない？」
が、やけに言い慣れていた様にも感じるし…

ちょっとモヤっとするわ～。

そいでもって、
モヤっとしながら歩き続けていたら…
いきなりバッグの取っ手がズボッと取れた（苦笑）


もしや…小さいおっちゃんの…
(；OдO) あわわわわ…


やっぱ500円渡した方がよかったんか…

あう～(;´༎ຶД༎ຶ`)