昨日の朝方の夢。
入院しているあけさんの携帯に幾ら電話しても繋がらない。
心配で会いに行ったら
あけさんが病室で寂しがっていた。
なかなか会いに来れないみわんこ。をあけさんは責めた。
唇がカサカサしているからリップを塗って欲しかったのにって
直ぐに来て欲しかったのにって
みわんこ。はごめんねとしか言えなかった。
そこで目が覚めた。
みわんこ。を責める
あけさんの寂しくて眉間にシワをよせた顔が忘れられない。
きっと本当に
寂しく不安な時間を過ごしていたんだろう。
朝方や日中、まだ誰も病室に来ていない時間帯
窓の外を見ながら
痛む身体をもてあましながら
自分の残された時間を思ったりしたのだろう。
足をさすって欲しい時
手を握って欲しい時
自分に向けられる言葉が欲しい時
そういう時ほど皆は居なくて
心細い時間が流れていたのだろう。
それは
人からすれば短い時間でも
あけさんにとっては長い、長い時間だっただろう。
どうしてもっと
あけさんの傍に居る時間を作らなかったんだろうとか
今更思ってもどうしようもない事は考えないようにしていた。
でも
自分自身の心の奥底ではやっぱりそれはいつも思っていて
時々自分を責める為に
こうして現れるのかもしれない。
あけさんがみわんこ。を責めているんじゃない。
みわんこ。が自分を責めているんだ。
仕事帰りの電車を待つ中で
【親と会える残り時間】という記事を読んだ。
下記はその記事。
************************
『親が死ぬまでにしたい55のこと』(親孝行実行委員会・編/泰文堂)では、
次のような計算式が紹介されていた。
(親の残された寿命)×(1年間に会う日数)×(1日で一緒にいる時間)=親と会える残り時間
仮に両親が今年60歳になるとして、日本人の平均寿命83歳から引き算すると23年。
半年に一度帰省して3日間滞在するなら、1年間に会う日数は6日だ。
さらに1日(から睡眠8時間を引いて)の起きている時間の半分くらいは
顔を合わせると考えて計算してみた。
■23×6×8=1104時間(約46日)
************************
それっぽっちしか親との時間は残されていないらしい。
もちろん、もっと長生きされるかもしれないし
もっと早く別れがあるかもしれない
半年と言わず近くに住んでいてもっと頻繁に会える人もいるだろうし
親元で暮らしていれば更に一緒に居る時間は増える。
でも
たいがいの親元を離れている人達で
みわんこ。世代のみんなは一ヶ月半程しか親と一緒の時間を過ごせない。
こうして数字に換算するのがすべての答えじゃないけど
数字にしたからこそ
改めて大切にしなきゃいけないものが見えてくる。
東京に出てきて約15年。
なんだかんだ言って15年って長い。
その中であけさんと一緒に過ごした時間を思うと
それは明らかに少ない時間だった。
簡単に後悔しちゃえる程の少なさだ。
もちろん
幼少の頃からのあけさんとの濃い母娘の時間は
自分だけの記憶に鮮やかに残されている。
何もないわけじゃない。
あの夢の中の
あけさんの寂しそうな顔を笑顔に出来ないのだろうか。
もう、夢ででもいいからあけさんを満たしてあげたい。
あけさん
今度はいつ
夢に出てきてくれる?
あけさん
いつ、来てくれる?
入院しているあけさんの携帯に幾ら電話しても繋がらない。
心配で会いに行ったら
あけさんが病室で寂しがっていた。
なかなか会いに来れないみわんこ。をあけさんは責めた。
唇がカサカサしているからリップを塗って欲しかったのにって
直ぐに来て欲しかったのにって
みわんこ。はごめんねとしか言えなかった。
そこで目が覚めた。
みわんこ。を責める
あけさんの寂しくて眉間にシワをよせた顔が忘れられない。
きっと本当に
寂しく不安な時間を過ごしていたんだろう。
朝方や日中、まだ誰も病室に来ていない時間帯
窓の外を見ながら
痛む身体をもてあましながら
自分の残された時間を思ったりしたのだろう。
足をさすって欲しい時
手を握って欲しい時
自分に向けられる言葉が欲しい時
そういう時ほど皆は居なくて
心細い時間が流れていたのだろう。
それは
人からすれば短い時間でも
あけさんにとっては長い、長い時間だっただろう。
どうしてもっと
あけさんの傍に居る時間を作らなかったんだろうとか
今更思ってもどうしようもない事は考えないようにしていた。
でも
自分自身の心の奥底ではやっぱりそれはいつも思っていて
時々自分を責める為に
こうして現れるのかもしれない。
あけさんがみわんこ。を責めているんじゃない。
みわんこ。が自分を責めているんだ。
仕事帰りの電車を待つ中で
【親と会える残り時間】という記事を読んだ。
下記はその記事。
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『親が死ぬまでにしたい55のこと』(親孝行実行委員会・編/泰文堂)では、
次のような計算式が紹介されていた。
(親の残された寿命)×(1年間に会う日数)×(1日で一緒にいる時間)=親と会える残り時間
仮に両親が今年60歳になるとして、日本人の平均寿命83歳から引き算すると23年。
半年に一度帰省して3日間滞在するなら、1年間に会う日数は6日だ。
さらに1日(から睡眠8時間を引いて)の起きている時間の半分くらいは
顔を合わせると考えて計算してみた。
■23×6×8=1104時間(約46日)
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それっぽっちしか親との時間は残されていないらしい。
もちろん、もっと長生きされるかもしれないし
もっと早く別れがあるかもしれない
半年と言わず近くに住んでいてもっと頻繁に会える人もいるだろうし
親元で暮らしていれば更に一緒に居る時間は増える。
でも
たいがいの親元を離れている人達で
みわんこ。世代のみんなは一ヶ月半程しか親と一緒の時間を過ごせない。
こうして数字に換算するのがすべての答えじゃないけど
数字にしたからこそ
改めて大切にしなきゃいけないものが見えてくる。
東京に出てきて約15年。
なんだかんだ言って15年って長い。
その中であけさんと一緒に過ごした時間を思うと
それは明らかに少ない時間だった。
簡単に後悔しちゃえる程の少なさだ。
もちろん
幼少の頃からのあけさんとの濃い母娘の時間は
自分だけの記憶に鮮やかに残されている。
何もないわけじゃない。
あの夢の中の
あけさんの寂しそうな顔を笑顔に出来ないのだろうか。
もう、夢ででもいいからあけさんを満たしてあげたい。
あけさん
今度はいつ
夢に出てきてくれる?
あけさん
いつ、来てくれる?