時ちゃんも福ちゃんも

よくよく考えたら

私に介護を一切させずに旅立った

介護する気でいたのに

これから仕事の調整だって社長や上司に相談しようと思っていたし

（解除されたとしてもテレワーク多めの仕事にして貰おうと）

村田さんのライヴも帰りが遅くなるから我慢するつもりだったし

ゼトリオのライヴも今後遠征はしないつもりだった

日々の寄り道も減らして

頭のてっぺんからおしっぽの先まで

かゆいところに手が届く

すっぽり包み込む大地の様なお母ちゃんの如く

お世話するつもりでいたのに

2人とも

私に何も苦労させなかった

沢山わがまま言ってくれてよかったんやで

苦労させてくれてもよかったんやで

優しすぎか

ひとりぽっちか

お花やお供物を買いに行ったり

身体を冷やす氷の準備をしたりが一段落して

今、あれこれ考え思い出したりしている

12年前、離婚する時

とりあえずの荷物と

兎に角、大切な時福を連れて

新しい生活を始める事に必死だった

山あり谷あり、振り回されて

心身共に疲弊していた私をずっと支えてくれていたのが時福だった

原因不明の全身蕁麻疹の時やインフルエンザで倒れている時

あけさんが天国に旅立ち、呆然としていた私を支えてくれていたのも時福だった

私は時福にとって

決して良い親（我が子なので）ではなかった

お留守番も沢山させたし

いっとき力を入れていた手作り食だって

健康を考えての事だけど、美味しくなかったかもしれない

電気をつけ忘れて出掛けて

真っ暗なお部屋でお留守番させちゃったこともあったし（本当にすまん）

ヘタクソな爪切りとかブラッシングとかも

ホンマはありがた迷惑だったかもしれんよね笑

私が貰った以上に時福にお返ししたくても

結局、何も出来なくて

でも

3人で暮らしたお部屋は楽しいが詰まってたと思う 

一緒にダラダラしたり

ミニ運動会したり

マッサージしたり

ぬくぬくしたり夜更かししたり

おやつ食べ放題にしちゃったり

オリジナル丸刈りにされたり（これは楽しくないか）

何より沢山話したね

どれだけ伝わっているかは分からないけれど

時福が反応してもしなくても

良くお喋りしたよね

これから誰とお喋りすればええんや

完全なるひとりごとになってまうね

ひとりぽっちになっちゃったなぁ

お部屋が、空間が落ち着かへん

出会うべくして

出会った子達ばかりだ

ももちゃんも

時次さんも

そして福ちゃんも

一筋縄とはいかなかった福ちゃんとの出会いを

改めて以前の記事を遡って読み返す

（よければリンクから飛んで読んでみてください、長いけど笑）

3人ともしあわせだったかな

多分私が1番しあわせだった

ももときふくから

目一杯、しあわせにして貰っていた

色んな福ちゃん

福ちゃんのそばで画像を見ながら

あれこれ思い出し

面白くて可愛くて

食いしん坊でおてんばで

クタクタのぬいぐるみみたいで子豚の様で

クールな面もあるけど優しくて

嗚呼かわいい

なんとも愛おしい

時次さんの時もそうやったけど

画像、選びきれんよ

どれもこれも愛らしくて

たまらんなぁ

もう何度もこのブログで書いた福ちゃんとの運命的なご縁から

15年と3ヶ月

たくさんのたくさんの幸せを貰いました

時ちゃんとのコンビネーションもなかなか良かった

凸凹具合が絶妙やった

今はまだホッとしているけれど

これから押し寄せる寂しさにどう向かえばいいか分からずにいる

福ちゃん おつかれさま

福ちゃん

今朝5:30過ぎに時次さんやももちゃん達のいるお空に旅立ちました

昨日は小康状態でしたが

夜中から少しずつ体力が落ちてきて

呼吸も心臓もゆっくりになってきたと先生から連絡があり

すぐに福ちゃんの元へ行き頭を撫でながら見送りました

先生と一緒に福ちゃんの思い出話を聞いて貰いながら身体を綺麗に洗ってあげて

サラサラでかわいい福ちゃんに戻って帰宅しました

皆さま

応援してくださりありがとうございました

最期まで本当にいい子でした

痙攣もなくゆっくり寝んこしました

福ちゃんがもうしんどい思いをする事がないのと

生死の狭間に揺れる恐怖から解放され

ホッとしている自分がいます

福ちゃん おつかれさま

いいこね

ずっと愛してるよ 

だいすきだよ

こころはいつも そばに