日本に生まれてよかった!日本の国運隆昌を願って

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皇室弥栄

2009年01月02日 | 政治
新しい年をむかえて、皇室の問題を憂えております。
皇位継承の資格のあるお世継がおわしますことは、まことにめでたいことではありますが、
今、心配されるのは、宮家の断絶の危機がせまっているという問題です。


というのは、他の宮家にはひとりも男子がお生まれになっておらず、
皇室の藩屏として公務を支えていかれる皇族の絶対数が、これから急激に減少する恐れがあるのです。


将来、天皇陛下お一人しかおられない状態になることを、なんとしても避ける必要があると思います。
そもそも我が国の皇室は、伝承上、2669年もの長きにわたって男系継承を維持してきた
世界にも類をみない存在であります。


こうした伝統というものは一度破壊されると二度と再生不可能なものです。
たとえば、フランスに二度と王室がよみがえることはありません。
イギリスやオランダは伝統の王室をとても大事にしています。


今から皇族である宮家の断絶を防ぐには、養子を認めるしかないと思います。
養子といっても、戦後GHQにより強制的に皇族の資格を奪われた旧宮家の中で、
男子後継者に恵まれている家から、養子をむかえることが可能になるような特別な法律を制定するのが、
最善だと思われます。これならば血統の断絶にはならないからです。


景気、経済のことばかりやってないで、我が国の百年後を考えて、
こうした問題を解決していく政治家はいないのでしょうか。
少なくとも政権交代をさけんでいる一部の政党の政治家のみなさんは、
一顧だにしていない人が多いような印象を受けますが…。