広島県の大学病院で小児科医師が10名辞職するそうです。
このような事件が日本全国で多発しているようです。
なぜ、医師たちが大量に職場を放棄するようになったのでしょうか?
それは、日本における医療行政がやっぱり大間違いだったということでしょう。
医療費を抑制するためにといって、
病院が利益を生み出すことを封じるような診療報酬改定を繰り返してきました。
利益が出ないということは、医師をたくさん雇用するだけの人件費がなくなる
という結果をもたらします。すると医師一人あたりの負担はどんどん増えていきます。
高齢化で患者は増えているのに、病院においては医師は不足する結果となりました。
病院から逃げ出した医師は、開業したり、もっと楽な勤務体制のところに転職していきました。
たとえば、企業おかかえの産業医や、有料老人ホームの診療所所長として勤務するような勤務医は、
少なくとも病院よりは肉体的には楽でしょう。
こうした医師の移動により、もっとも人材豊富であるべき病院が、医師不足におちいったのです。
いま、日本において、まず、すべきことは、病院の診療報酬を大幅にアップすることです。
そして人件費に余裕をもたせて、医師を今の二倍の人数で雇用できるようにするのです。
そうすれば、医師は当直も減り、受け持ち入院患者数も減り、担当外来人数も減りますから、
今のオーバーワークから救済されます。
病院に受診すれば、少し割高になると知れば、いわゆるコンビニ受診はなくなるでしょう。
患者は診療所や医院などの開業医のところに戻っていきます。
もちろん、こうすれば医療費は増大しますが、その分は、タバコをひと箱1500円にして、
その税収で埋め合わせるのです。喫煙者が減れば、癌、心臓病、脳卒中、
慢性肺疾患の患者も激減しますので、結果、医療費は削減されます。
私は医療業界の中にいますので、今の医師がどれだけ大変な苦労をしているか、十分に理解しています。
患者は権利意識ばかり増大し、サービスをどこまでも求めます。
これはモンスターペイシェントほどでない患者でも、こういう傾向になっているのです。
そして手軽なコンビニ受診が当直医を苦しめます。
医療費の自己負担分が安いので、本当にお気軽に受診する人がいます。
お気軽に受診する割には、態度がとても横柄です。これでは医師は燃え尽きます。
看護師も同じ状況です。奈良県で看護師不足で病床を閉鎖する病院がありますが、
看護師は、医師と同じ状況にあるのです。
医療費削減などと叫ぶヒマがあれば、さっさとタバコを1500円にして、
タバコが原因の癌、心臓病、脳卒中、慢性肺疾患を撲滅すべきです。
それが一番の医療費削減です。
そして、医師や看護師を病院が余裕をもって雇用できるだけの利益を出せるように、
病院の診療報酬を大幅に増額すべきです。開業医の二倍の金額でも良いのです。
政治をつかさどる人々が一日も早く、真実に目覚めてもらえることを願うばかりです。
このような事件が日本全国で多発しているようです。
なぜ、医師たちが大量に職場を放棄するようになったのでしょうか?
それは、日本における医療行政がやっぱり大間違いだったということでしょう。
医療費を抑制するためにといって、
病院が利益を生み出すことを封じるような診療報酬改定を繰り返してきました。
利益が出ないということは、医師をたくさん雇用するだけの人件費がなくなる
という結果をもたらします。すると医師一人あたりの負担はどんどん増えていきます。
高齢化で患者は増えているのに、病院においては医師は不足する結果となりました。
病院から逃げ出した医師は、開業したり、もっと楽な勤務体制のところに転職していきました。
たとえば、企業おかかえの産業医や、有料老人ホームの診療所所長として勤務するような勤務医は、
少なくとも病院よりは肉体的には楽でしょう。
こうした医師の移動により、もっとも人材豊富であるべき病院が、医師不足におちいったのです。
いま、日本において、まず、すべきことは、病院の診療報酬を大幅にアップすることです。
そして人件費に余裕をもたせて、医師を今の二倍の人数で雇用できるようにするのです。
そうすれば、医師は当直も減り、受け持ち入院患者数も減り、担当外来人数も減りますから、
今のオーバーワークから救済されます。
病院に受診すれば、少し割高になると知れば、いわゆるコンビニ受診はなくなるでしょう。
患者は診療所や医院などの開業医のところに戻っていきます。
もちろん、こうすれば医療費は増大しますが、その分は、タバコをひと箱1500円にして、
その税収で埋め合わせるのです。喫煙者が減れば、癌、心臓病、脳卒中、
慢性肺疾患の患者も激減しますので、結果、医療費は削減されます。
私は医療業界の中にいますので、今の医師がどれだけ大変な苦労をしているか、十分に理解しています。
患者は権利意識ばかり増大し、サービスをどこまでも求めます。
これはモンスターペイシェントほどでない患者でも、こういう傾向になっているのです。
そして手軽なコンビニ受診が当直医を苦しめます。
医療費の自己負担分が安いので、本当にお気軽に受診する人がいます。
お気軽に受診する割には、態度がとても横柄です。これでは医師は燃え尽きます。
看護師も同じ状況です。奈良県で看護師不足で病床を閉鎖する病院がありますが、
看護師は、医師と同じ状況にあるのです。
医療費削減などと叫ぶヒマがあれば、さっさとタバコを1500円にして、
タバコが原因の癌、心臓病、脳卒中、慢性肺疾患を撲滅すべきです。
それが一番の医療費削減です。
そして、医師や看護師を病院が余裕をもって雇用できるだけの利益を出せるように、
病院の診療報酬を大幅に増額すべきです。開業医の二倍の金額でも良いのです。
政治をつかさどる人々が一日も早く、真実に目覚めてもらえることを願うばかりです。