
もう8年ぐらい前の事かなあ。
外出して人が集まるところで空気が苦しかった時の事。
マスクが苦しいとりんご娘は言いながらも、
少しでも空気の苦しさを軽減させるためにマスクをかけていた。
だんだん空気に反応して意識もうろうとなってきたりんご娘。
息がどんどん出来なくなってきてマスクを必死に外そうとしていたらしい。

「苦しいからマスクをはずして欲しい」 と声を出すことも出来ない。
マスクを外したいのにはずせない。
みかん母が気づいてくれなかったらどうなるかと思った、怖かった・・・・
と後からりんご娘が話していた。
あの時、りんご娘はかなり苦しそうにしていた。
でもマスクをしたら息がも楽に なっていると思っていた私は
りんご娘がマスクを外したがっている事にはなかなか気づかなかった。
それ以来、りんご娘はマスクを自分で手作りして工夫していたけど
やっぱり息が苦しくて出来ないみたい。
今は自分の手をマスク代わりにしている。
自分の指の隙間を微妙に調節して、形を自由に変えているらしい。
りんご娘、自分の体にマスクになるものがあったと喜んでいる!!
みかん母