芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

東日本大震災(平成の大地震) - その69 備忘録

2011年05月24日 | 大地震
■5月24日(火、75日目)

・雨。22日日曜日夕方から激しい雨が降ったが、北千葉広域水道企業団の発表では23日8時に採取された水からは放射線物質は検出されていない。

・asahi.com---『福島第一2、3号機のメルトダウン認める 東電』
『東電は24日朝、記者会見し、福島第一原発の2、3号機について、事故時の原子炉データを解析した結果、2号機は地震発生から約101時間後、3号機については約60時間後に、核燃料の大部分が溶けて圧力容器の底に落下するメルトダウンを起こしていた可能性があると発表した。
2、3号機とも現在測定されている圧力容器の周囲の温度などから、圧力容器は大きくは壊れていない、としている。
専門家の間では、2、3号機とも、早くからメルトダウンが起きている可能性が高いと指摘されていた。東電はデータ解析をもとに、ようやくそれを認めた。 』

・読売online---『班目氏は「でたらめ委員長」…亀井氏が更迭要求』
『国民新党の亀井代表は23日夜、菅首相に電話し、原子力安全委員会の班目委員長の更迭を求めた。亀井氏はこれに先立ち、同日、大阪市内で講演し、福島第一原発1号機への海水注入を巡り、班目氏が首相に「再臨界の可能性はゼロではない」との見解を示したことについて、「でたらめ委員長が修羅場であんなことを言っている。日本の危機を迎えたその場において、原子力安全委員会の責任者が、そういうことしか首相にアドバイスできない」と厳しく批判した。』
→亀やんの言うとおりだと思う。その時の議事録はないと言うが、誰が何を言ったのか検証して欲しいものだ。『可能性はゼロではない』なんて誰でも言える。『可能性はゼロではない』が『最優先事項として何をすべきだ』の『何』はなかったのか。

・産経web---『「原発事故にとことんまで付き合う」 更迭論に班目氏』
『班目委員長は24日午前の衆院復興特別委員会で、福島第1原発事故への対応が不適切だとして、国民新党の亀井静香代表が菅直人首相に同氏の更迭を求めたことについて、「この職務を全うすることこそが、私の使命だ。ここで逃げ出したら本当に末代の名折れだ。この問題については、とことんまで付き合わせていただきたい」と述べ、辞任の意思がないことを改めて強調した。』
→「原発事故にとことんまで付き合う」ことが日本にとってプラスになることを願うのみ。

・47トピックス欄に『【海水注入の中断】安全委は専門家集団として暴走を止める冷却水の役割を果たしているとは、言えない/真実はいずれ明らかになる』と。

・読売online---『注水停止、原子炉の状況一気に悪化…3号機』
『東電福島第一原発3号機の原子炉の状態が明らかに悪化し始めたのは、東日本大震災発生から36時間後の3月13日未明のことだった。
それまでは、津波により電源を失ったものの、隔離時冷却系、高圧注水系という2種類の緊急冷却装置が相次いで起動し、1時間程度の中断をはさみながらも、何とか綱渡りの注水を続けていた。
しかし、13日午前2時42分、頼みの綱の高圧注水系が、原子炉圧力が低下したために自動停止。バッテリーが枯渇し、動作不能に陥ると、原子炉内の状況は一気に悪化した。まず、0・58メガ・パスカルだった原子炉圧力が、わずか2時間で7メガ・パスカル以上に急上昇した。再度、隔離時冷却系を起動しようと試みたものの動かず、午前5時10分に「給水全喪失」を国に報告する事態となった。
その間も原子炉水位は下がり続け、東電の試算では午前7時ごろに燃料が水面から露出し始めた。午前9時過ぎ、原子炉の圧力を下げるために圧力容器内の蒸気を格納容器へ逃すと、燃料は完全に露出し、燃料が損傷し始めたと、東電はみている。』

・asahi.com---『巨大地震判定、米に2時間遅れ 気象庁は針振り切れ…』
『東日本大震災を起こした地震で、気象庁がマグニチュード(M)が9近い地震と発表したのは発生から3時間近く過ぎていた。米地質調査所より約2時間遅い。巨大な規模に地震計が対応できなかったためで、気象庁は素早い解析を目指して別タイプの地震計導入の検討を始めた。
地震は3月11日午後2時46分ごろ発生、気象庁は3分後にM7.9と発表、午後4時にM8.4に修正、M8.8に再修正したのは午後5時半だった。一方、米地質調査所は午後3時20分にM8.9と発表した。
最終的にM9.0にしたのは気象庁が13日、米地質調査所は地震から6時間後に速報値、15日に確定値を発表した。Mが1違うと、地震のエネルギーは約30倍違う。 』

・読売online---『炉心損傷で発生した水素800キロに』
『東電は23日夜、福島第一原発1~3号機は、3月11日の東日本大震災後わずか半日から4日余りの短期間で、炉心溶融(メルトダウン)が進み、原子炉圧力容器の損傷に至ったとする解析結果をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
東電は、暫定結果を発表していた1号機に続き、2、3号機でもメルトダウンを初めて認めた。核燃料の過熱に伴って発生した水素は、原子炉建屋を吹き飛ばすのに十分な最大800キロに及ぶことも判明した。政府は、きょう来日する国際原子力機関(IAEA)の調査団に対し、報告を説明するとともに、今後の原発事故調査委員会で詳しく分析する。
報告書は、公表済みの原子炉水位や圧力、操作記録などのデータを基に、炉心溶融の進行状況を模擬計算したもの。1号機は、再計算の結果、暫定結果より早い、地震後約4時間で炉心損傷が始まり、約15時間でほぼ全燃料が溶融して落下。圧力容器底部にある制御棒などの貫通部の溶接部位などが損傷した。損傷開始直後から水素が急激に増加し、半日で水素爆発が起きるのに十分な800キロ近くに達した。』
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