「プリパラ」第139話「愛フレンド友」の感想です。
今回もオープニングは、劇場版の告知映像が流れました。
今回流れたのは、分岐コースの1つ「みれぃのコース」からのものです。
という事で、みれぃが、プリパラチェンジ前の姿でついにやっちゃいました。まあ、ゲームでは、1年半くらい前からこの姿でライブできているんですけどね。
このコースの感想は、一昨日投稿しました。感想をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。もちろん、ネタバレにはくれぐれも注意を。
また、前話感想を投稿してから2日後に、「ひびきのコース」の感想も書きました。記事は、こちら。
これで、劇場版の感想は、すべて書き上げました!
3月の一大イベントが終わって、ホッとしていますが、このアニメを全話見終えた総評記事も書くつもりでいますので、まだ気を抜く訳にはいかない! まだまだ頑張らねば・・・。
オープニング直後の「プリパラしりとり」で、「た」で始まる言葉で来たのは、「滝行」。
134話のネタ。やっぱり、まともなワードは来なかったか。まあ、前のワードとはペッパー関係で繋がっていますが。
次は「う」で始まる言葉ですが、そちらは、次回予告直後。
~ Aパート ~
前話の続きです。女神がいなくなった事で、天空のステージを支えるフィールドが消えてしまい、天空のステージが落下していっています。
らぁらは必死にタクトを振るも、変化はありません。さらに、プリパラの外でも、暗雲が立ち込め、強風が吹き荒れます。
少しして、雲がクッションとなり、ステージの落下速度が弱まりましたが、危機的状況にある事には変わりません。
そんな中、世界中のめが兄ぃ達が声をかけました。めが兄ぃ達は、神アイドルの誕生を祝福するものの、世界中のプリパラのシステムが壊れ、プリパラが崩壊に向かっている事を告げます。
この余波は、プリパラの外にまで及んでおり、プリズムストーン付近を暗雲が覆っていました。
システムを修復する事はできないのか?
『できません!』
「使えなさ過ぎる。」
まったくだよ。揃いも揃って、即答で「できない」とか、ダメダメにも程があるだろ。帝愛さん、コイツら、1,050年地下行きでお願いします。(笑)
そして、ステージ内にまで、稲妻が降り注ぎました。この事態に、らぁら達は・・・、
「歌おう! あたし達、神アイドルだもん!」
「ぷり!」
「うん!」
「神アイドルが歌えば、奇跡が起こるはずぷり!」
「そうよ! そのために頑張ったの!」
「かしこまっ!」
「みんな、落ち着いてぷり!」
「神アイドルの歌で、ジュルルもジャニスもプリパラも、あたし達が取り戻してみせる!」
しかし、その直後、ステージが傾いてしまい、歌うどころではありませんでした。ですが、周りが踏ん張って、観客達を支えます。
さらに、何かが上から近付いてました。
この正体は・・・、
そして、ピンクアクトレスの3人が再会を果たしました。
『ずっと友達だよ!』
「キュピコン!」
「キュピコン」しか言わないせいで、締まらないんですが。(笑)
っていうか、2人は、男を巡ってケンカしてませんでしたっけ? どうにかなったとは思えないんですが。まあ、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」の一言で自己解決しておきますか。(笑)
少しして、傾きが止まりました。
「プリパラが・・・、プリパラが消えるなんてダメ! あたしが認めない! 絶対に!」
「あたし・・・、歌わなきゃ! 」
「『らぁら』って名前は・・・、ママが・・・、付けてくれたの! いつも、ラララって、幸せに歌っていられるようにって!」
「らぁら・・・。」
「だから、絶対歌う!」
しかし、その直後、稲妻により崩れたものがらぁら達の近くに落ちてきました。
ケガこそなかったものの、不安に感じる観衆達。
そんな中、ひびきは、システムを操作して、屋根にバリアを作りました。ですが、いつまで持つかは分かりません。
「『ピカピカけんきゅうせい』だったあたしが、今、プリパラで毎日歌ってるの! 神アイドルになったの! プリパラに、すっごく沢山のものもらった!」
「沢山の友達と会えた!」
そして、めが兄ぃも・・・。
「スタイリッシュ! タフ! ガイ!」
「もう・・・、先延ばしは・・・、しません・・・!」
そふぃも気力を取り戻し、らぁら達は、世界中の人々に、プリパラを守るために力を貸してほしいと呼びかけました。
「あたし達はまだ、神アイドルになったばかり。でも、奇跡を起こしたいの!」
「起こさなきゃいけないの!」
『お願い! 力を!』
「私は・・・! アイドルを守るために・・・! 生まれてきたの・・・、です・・・!」
「先延ばしは後回しです。」
「呆れた。」
そして、めが兄ぃのコントロール操作により、ステージに明るさが戻りました。らぁら達も、歌う準備が整いました。
~ Bパート ~
曲は、「I FRIEND YOU!!」。
「倒れるまで、歌うわ!」
「ジュルル・・・。あたし達、神アイドルだよ・・・。戻ってきて!」
「ジャニス・・・。神アイドルは無力じゃないはずぷり!」
「ジャニス・・・。力を貸して・・・。」
「神アイドルの歌・・・。神アイドルの歌・・・。本当に、それだけで大丈夫なのだろうか・・・?」
「ジュルル・・・。」
「ジャニス・・・。」
「この歌が聞こえる?」
その直後、屋根のバリアが破壊されました。
「諦めちゃダメ!」
「まだいけるぷり!」
ですが、稲妻が観客席に直撃。らぁら達は、歌うのを中断してしまいます。
その後、神アイドルグランプリ・ファイナルに出場したアイドル達が歌いました。
『み~んな友達! み~んなアイドル!』
そして・・・、
「ジュルル! 今、ママが助けてあげる! 絶対、絶対、ぜ~ったい!」
『神アイドル、なめんな!』
「まだだよ、まだ!」
「みんな、友達の力を見せてぷり!」
「それで、プリパラは強くなります!」
「ケンカしてる子は、素直になって!」
「今すぐメールしてみたら?」
「でーっかいペロピタしよう!」
「キラキラしよう!」
「たまには、ウソも許してあげてね!」
『友達を信じて!』
「まずは、基本の土下座からだよ!」
「連帯責任!」
「地獄に落ちても・・・、」
「ついて行くガァル!」
そして、観客達、世界中の人々がプリチケを手にし・・・、
『プリパラよ、蘇れ!』
「奇跡よ、起これ!」
「プリパラは好きぷり?」
『うん!』
『じゃあ、大丈夫ぷり!』
そして、一斉にプリチケカット。パキった事により生まれた沢山の友達の力が、ジュリィとジャニスを救いました。
「ジュルル・・・。」
こうして、プリパラの危機は去りました。また、世界中のめが兄ぃ達の審議により、ジュリィの咎は許され、ジュリィは自由の身となりました。
「みんな、ありがとう。きっとあなた方なら、お姉様を助けてくれると信じていました。」
『ジャニス!』
「あ、あの・・・。女神になったら、やっぱり気安くしちゃダメとか・・・、」
「あります・・・?」
「まさかのペロピタですわね!」
「ありがとう! ママ、みれぃ、そふぃ! 素晴らしい神アイドルだったわ!」
らぁらはジュリィに、自由の身になったのだから、また家に住んだらどうかと言います。ジュリィは感謝するも、半透明の状態に。
何でこうなったのかは分かりませんが、ジュリィは、この体質は、自分のやりたい仕事にピッタリだと言います。そして、らぁら達の元を離れました。
「プリパラをよろしく。大好きだよ、ママ!」
らぁらは、行かないでと手を伸ばすも届かず。ジュリィは、また会えると言い残しました。
「大丈夫! いつも一緒だよ! いつもアイドルと一緒にいるから!」
「プリパラは任せて下さい。お姉様!」
「ありがとう・・・。大好きだよ、ジュルル! きっと、また会おうね!」
「これからは、私が女神です。お姉様に教わった事を、心から守っていきます!」
「次に会える時は来るのでしょうか?」
「あたし達、絶対もっと素敵なアイドルになって、絶対また、神アイドルグランプリに挑戦する! そしたら、また会えるよね!」
「もちろん! プリパラとアイドルは永遠です!」
「ジャニス、プリパラをよろしくね。ジュルル、ママのところに来てくれて、ありがとう!」
今回は、これで終了です。
次回:「み~んなトモダチ! ず~っとトモダチ!」
神アイドルの力で、プリパラは平穏を取り戻しました。
しかし、ファルルが学校に来ていました。ボーカルドールはプリパラの外に出られない事を思えば、異常事態です。
ですが、これは、ファルルの夢であり、誰かが夢が叶えてくれだのだとファルルは考えています。これは、もしかして・・・?
「プリパラしりとり」で「う」で始まる言葉は「ウサチャの野菜添え」。
120話の「シオンのパパ」と似たようなやり口ですね。こっちは「ウサチャ」でもいいのに、「野菜添え」を付け加えるだなんて、イミワカンナイ。(笑)
次回は「え」で始まる言葉。「プリパラしりとり」も次回で終わりですね。裏をかくワードばかり出ていた印象が強いですが、最後くらい、ちゃんと締めてほしいものです。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
神アイドルとなったばかりのSoLaMi SMILEの歌、そして、プリパラが好きな友達の力が、プリパラの崩壊を食い止め、ジュリィとジャニスを救いました。
さて、今話は、最終回前の話。1期も2期も、シーズン最終回前の話は、この回が最終回でもおかしくない大がかりなライブで盛り上げていましたが、今回もその流れを引き継いでいたと思います。
今回はとりわけ、37話のファルル復活ライブに通ずるものがあると感じました。ファルル復活という「奇跡」は、プリズムコーデを手にしたSoLaMi Dressingの6人だけでなく、ファルルを想う観衆、つまり、「友達」の力により成し遂げられました。
そして、2年後の今回、プリパラ崩壊の危機を、神アイドルとなったばかりのSoLaMi SMILEの3人だけでなく、プリパラを愛する人々達の協力もあり、脱する事ができました。
「奇跡」は誰かに託して起こるのではなく、皆で信じて起こすもの。神アイドルだけで「奇跡」を起こしてしまっていたら、神アイドルを目指して頑張ってきたものの力及ばず敗れた子達の努力を無下に扱う事になりかねませんので、今話の展開が、3期最大の試練を乗り越えるにふさわしいものだったと感じています。
特に、メインアイドル達の持ち歌のメドレー「メモリーズ・メドレー」が、目を引きました。ライブ曲のメドレーといえば、88話では、アイドルドリームグランプリの優勝曲メドレーがありましたが、それと比べると、今回の方が断然良かったと思います。
今回のメドレーは1分20秒程度とだいぶ短かったものの、静的な曲調がすごく良かったと思いますね。プリパラの曲は、子供受けを考えてか、動的でテンポの良い曲調が多く、ゲームでもそういう曲ばかりプレイしてますので、静的な曲調が珍しく感じ、それも、この大一番で使ったからこそ、すごく聞き応えを感じたと思っています。
そんな今回のポイントは「神アイドルも人の子」だったと感じています。
「神アイドル」は、アイドルランクの最高位であり、それゆえ、ほとんどの子達が、その地位を神格化しています。
まあ、ゲームでは「神アイドル」な私からすれば神格化させ過ぎな気もしますが、メイン視聴層である女児達の多くは、ゲームをやっても「神アイドル」になる前に飽きちゃうんじゃないかと思いますので、アニメではあえて、「神アイドル」の1ランク下の「トップ」クラスと大きな隔たりを作って、越えられぬ壁として設定したのかもしれませんね。
神アイドルは、尊い地位。それゆえ、神アイドルになれば、多くの子達から、称賛の声と尊敬の目が向けられますが、だからと言って、何でもできる訳ではありません。
神アイドルになっても、鳥のように空を飛ぶ事はできませんし、受験や就職がフリーパスになるなんて事はないでしょう。いくら、このアニメが、ギャグ要素が濃く、カオスになる事がたまにあっても。(笑)
神アイドルは、あくまで「称号」であって、人の本質を変えるものではありません。長所も短所も大きく変わるなんて事はなく、その中で試行錯誤しながら、これまでと同じように、その後を歩んでいくものなのでしょうね。
特に目を引いたのは、そふぃの描写で、みれぃに手を引っ張られるところでは、そふぃの髪はボサボサになっており、神アイドルになっても、体力の低さは変わらないという事が分かるでしょう。
これが該当シーンです。
もし、神アイドルになって、短所のないパーフェクトアイドルになってしまったら、「らしさ」が埋没してしまって、かえって注目度が下がってしまうでしょう。
神アイドルは、決して「神」などではなく、プリパラデビューしたばかりの「ピカピカけんきゅうせい」と何ら変わらぬ、人の子。それが、今話における重要ポイントだったと思いますね。
だからこそ、自分達では成し遂げられない「奇跡」を起こすために、他者の力を求める。これは、決して恥でも何でもなく、実際の私達にしても、生きる上では当たり前のようにやっている大切な事です。
中でも、特に印象に残ったのは、みれぃの「プリパラは好きぷり?」と、皆に呼びかけたところですね。このセリフは、1話をはじめ、ここ一番という時に多用されているセリフで、みれぃの象徴と言えるでしょう。神アイドルになっても、その象徴は失われていないのは良かったですね。
ジュリィとジャニスが助かる事は分かっていたとはいえ、アイドルランクの最高位でありながら「至って普通の女の子達」が起こした「奇跡」は、やはり見応えがあり、熱くなりました。
さて、次回はついに最終回。今話でやりたい事をすべてやり切ったように思え、次回がどんな話になるのか想像がつきませんが、どんな展開になるにせよ、次回を見終えて、スタッフ様達に「2年9か月間、お疲れ様でした」と言いたいですね。
そして、万感の思いで、最終回の感想を書きたいと思います!
今回もオープニングは、劇場版の告知映像が流れました。
今回流れたのは、分岐コースの1つ「みれぃのコース」からのものです。
という事で、みれぃが、プリパラチェンジ前の姿でついにやっちゃいました。まあ、ゲームでは、1年半くらい前からこの姿でライブできているんですけどね。
このコースの感想は、一昨日投稿しました。感想をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。もちろん、ネタバレにはくれぐれも注意を。
また、前話感想を投稿してから2日後に、「ひびきのコース」の感想も書きました。記事は、こちら。
これで、劇場版の感想は、すべて書き上げました!
3月の一大イベントが終わって、ホッとしていますが、このアニメを全話見終えた総評記事も書くつもりでいますので、まだ気を抜く訳にはいかない! まだまだ頑張らねば・・・。
オープニング直後の「プリパラしりとり」で、「た」で始まる言葉で来たのは、「滝行」。
134話のネタ。やっぱり、まともなワードは来なかったか。まあ、前のワードとはペッパー関係で繋がっていますが。
次は「う」で始まる言葉ですが、そちらは、次回予告直後。
~ Aパート ~
前話の続きです。女神がいなくなった事で、天空のステージを支えるフィールドが消えてしまい、天空のステージが落下していっています。
らぁらは必死にタクトを振るも、変化はありません。さらに、プリパラの外でも、暗雲が立ち込め、強風が吹き荒れます。
少しして、雲がクッションとなり、ステージの落下速度が弱まりましたが、危機的状況にある事には変わりません。
そんな中、世界中のめが兄ぃ達が声をかけました。めが兄ぃ達は、神アイドルの誕生を祝福するものの、世界中のプリパラのシステムが壊れ、プリパラが崩壊に向かっている事を告げます。
この余波は、プリパラの外にまで及んでおり、プリズムストーン付近を暗雲が覆っていました。
システムを修復する事はできないのか?
『できません!』
「使えなさ過ぎる。」
まったくだよ。揃いも揃って、即答で「できない」とか、ダメダメにも程があるだろ。帝愛さん、コイツら、1,050年地下行きでお願いします。(笑)
そして、ステージ内にまで、稲妻が降り注ぎました。この事態に、らぁら達は・・・、
「歌おう! あたし達、神アイドルだもん!」
「ぷり!」
「うん!」
「神アイドルが歌えば、奇跡が起こるはずぷり!」
「そうよ! そのために頑張ったの!」
「かしこまっ!」
「みんな、落ち着いてぷり!」
「神アイドルの歌で、ジュルルもジャニスもプリパラも、あたし達が取り戻してみせる!」
しかし、その直後、ステージが傾いてしまい、歌うどころではありませんでした。ですが、周りが踏ん張って、観客達を支えます。
さらに、何かが上から近付いてました。
この正体は・・・、
そして、ピンクアクトレスの3人が再会を果たしました。
『ずっと友達だよ!』
「キュピコン!」
「キュピコン」しか言わないせいで、締まらないんですが。(笑)
っていうか、2人は、男を巡ってケンカしてませんでしたっけ? どうにかなったとは思えないんですが。まあ、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」の一言で自己解決しておきますか。(笑)
少しして、傾きが止まりました。
「プリパラが・・・、プリパラが消えるなんてダメ! あたしが認めない! 絶対に!」
「あたし・・・、歌わなきゃ! 」
「『らぁら』って名前は・・・、ママが・・・、付けてくれたの! いつも、ラララって、幸せに歌っていられるようにって!」
「らぁら・・・。」
「だから、絶対歌う!」
しかし、その直後、稲妻により崩れたものがらぁら達の近くに落ちてきました。
ケガこそなかったものの、不安に感じる観衆達。
そんな中、ひびきは、システムを操作して、屋根にバリアを作りました。ですが、いつまで持つかは分かりません。
「『ピカピカけんきゅうせい』だったあたしが、今、プリパラで毎日歌ってるの! 神アイドルになったの! プリパラに、すっごく沢山のものもらった!」
「沢山の友達と会えた!」
そして、めが兄ぃも・・・。
「スタイリッシュ! タフ! ガイ!」
「もう・・・、先延ばしは・・・、しません・・・!」
そふぃも気力を取り戻し、らぁら達は、世界中の人々に、プリパラを守るために力を貸してほしいと呼びかけました。
「あたし達はまだ、神アイドルになったばかり。でも、奇跡を起こしたいの!」
「起こさなきゃいけないの!」
『お願い! 力を!』
「私は・・・! アイドルを守るために・・・! 生まれてきたの・・・、です・・・!」
「先延ばしは後回しです。」
「呆れた。」
そして、めが兄ぃのコントロール操作により、ステージに明るさが戻りました。らぁら達も、歌う準備が整いました。
~ Bパート ~
曲は、「I FRIEND YOU!!」。
「倒れるまで、歌うわ!」
「ジュルル・・・。あたし達、神アイドルだよ・・・。戻ってきて!」
「ジャニス・・・。神アイドルは無力じゃないはずぷり!」
「神アイドルの歌・・・。神アイドルの歌・・・。本当に、それだけで大丈夫なのだろうか・・・?」
「ジュルル・・・。」
「ジャニス・・・。」
「この歌が聞こえる?」
その直後、屋根のバリアが破壊されました。
「諦めちゃダメ!」
「まだいけるぷり!」
ですが、稲妻が観客席に直撃。らぁら達は、歌うのを中断してしまいます。
その後、神アイドルグランプリ・ファイナルに出場したアイドル達が歌いました。
「ラン♪ for ジャンピン!」を歌うDressing Pafe
ノンシュガーは「シュガーレス×フレンド」。
トリコロールは「Mon chouchou」。
「アメイジング・キャッスル」からの・・・、
「愛ドルを取り戻せ!」。
「そうです! 友達の力です! これが必要だったのです!」『み~んな友達! み~んなアイドル!』
そして・・・、
「ジュルル! 今、ママが助けてあげる! 絶対、絶対、ぜ~ったい!」
『神アイドル、なめんな!』
「まだだよ、まだ!」
「みんな、友達の力を見せてぷり!」
「それで、プリパラは強くなります!」
「ケンカしてる子は、素直になって!」
「今すぐメールしてみたら?」
「でーっかいペロピタしよう!」
「キラキラしよう!」
「たまには、ウソも許してあげてね!」
『友達を信じて!』
「まずは、基本の土下座からだよ!」
「連帯責任!」
「地獄に落ちても・・・、」
「ついて行くガァル!」
そして、観客達、世界中の人々がプリチケを手にし・・・、
『プリパラよ、蘇れ!』
「奇跡よ、起これ!」
「プリパラは好きぷり?」
『うん!』
『じゃあ、大丈夫ぷり!』
そして、一斉にプリチケカット。パキった事により生まれた沢山の友達の力が、ジュリィとジャニスを救いました。
「ジュルル・・・。」
こうして、プリパラの危機は去りました。また、世界中のめが兄ぃ達の審議により、ジュリィの咎は許され、ジュリィは自由の身となりました。
「みんな、ありがとう。きっとあなた方なら、お姉様を助けてくれると信じていました。」
『ジャニス!』
「あ、あの・・・。女神になったら、やっぱり気安くしちゃダメとか・・・、」
「あります・・・?」
「まさかのペロピタですわね!」
「ありがとう! ママ、みれぃ、そふぃ! 素晴らしい神アイドルだったわ!」
らぁらはジュリィに、自由の身になったのだから、また家に住んだらどうかと言います。ジュリィは感謝するも、半透明の状態に。
何でこうなったのかは分かりませんが、ジュリィは、この体質は、自分のやりたい仕事にピッタリだと言います。そして、らぁら達の元を離れました。
「プリパラをよろしく。大好きだよ、ママ!」
らぁらは、行かないでと手を伸ばすも届かず。ジュリィは、また会えると言い残しました。
「大丈夫! いつも一緒だよ! いつもアイドルと一緒にいるから!」
「プリパラは任せて下さい。お姉様!」
「ありがとう・・・。大好きだよ、ジュルル! きっと、また会おうね!」
「これからは、私が女神です。お姉様に教わった事を、心から守っていきます!」
「次に会える時は来るのでしょうか?」
「あたし達、絶対もっと素敵なアイドルになって、絶対また、神アイドルグランプリに挑戦する! そしたら、また会えるよね!」
「もちろん! プリパラとアイドルは永遠です!」
「ジャニス、プリパラをよろしくね。ジュルル、ママのところに来てくれて、ありがとう!」
今回は、これで終了です。
次回:「み~んなトモダチ! ず~っとトモダチ!」
神アイドルの力で、プリパラは平穏を取り戻しました。
しかし、ファルルが学校に来ていました。ボーカルドールはプリパラの外に出られない事を思えば、異常事態です。
ですが、これは、ファルルの夢であり、誰かが夢が叶えてくれだのだとファルルは考えています。これは、もしかして・・・?
「プリパラしりとり」で「う」で始まる言葉は「ウサチャの野菜添え」。
120話の「シオンのパパ」と似たようなやり口ですね。こっちは「ウサチャ」でもいいのに、「野菜添え」を付け加えるだなんて、イミワカンナイ。(笑)
次回は「え」で始まる言葉。「プリパラしりとり」も次回で終わりですね。裏をかくワードばかり出ていた印象が強いですが、最後くらい、ちゃんと締めてほしいものです。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
神アイドルとなったばかりのSoLaMi SMILEの歌、そして、プリパラが好きな友達の力が、プリパラの崩壊を食い止め、ジュリィとジャニスを救いました。
さて、今話は、最終回前の話。1期も2期も、シーズン最終回前の話は、この回が最終回でもおかしくない大がかりなライブで盛り上げていましたが、今回もその流れを引き継いでいたと思います。
今回はとりわけ、37話のファルル復活ライブに通ずるものがあると感じました。ファルル復活という「奇跡」は、プリズムコーデを手にしたSoLaMi Dressingの6人だけでなく、ファルルを想う観衆、つまり、「友達」の力により成し遂げられました。
そして、2年後の今回、プリパラ崩壊の危機を、神アイドルとなったばかりのSoLaMi SMILEの3人だけでなく、プリパラを愛する人々達の協力もあり、脱する事ができました。
「奇跡」は誰かに託して起こるのではなく、皆で信じて起こすもの。神アイドルだけで「奇跡」を起こしてしまっていたら、神アイドルを目指して頑張ってきたものの力及ばず敗れた子達の努力を無下に扱う事になりかねませんので、今話の展開が、3期最大の試練を乗り越えるにふさわしいものだったと感じています。
特に、メインアイドル達の持ち歌のメドレー「メモリーズ・メドレー」が、目を引きました。ライブ曲のメドレーといえば、88話では、アイドルドリームグランプリの優勝曲メドレーがありましたが、それと比べると、今回の方が断然良かったと思います。
今回のメドレーは1分20秒程度とだいぶ短かったものの、静的な曲調がすごく良かったと思いますね。プリパラの曲は、子供受けを考えてか、動的でテンポの良い曲調が多く、ゲームでもそういう曲ばかりプレイしてますので、静的な曲調が珍しく感じ、それも、この大一番で使ったからこそ、すごく聞き応えを感じたと思っています。
そんな今回のポイントは「神アイドルも人の子」だったと感じています。
「神アイドル」は、アイドルランクの最高位であり、それゆえ、ほとんどの子達が、その地位を神格化しています。
まあ、ゲームでは「神アイドル」な私からすれば神格化させ過ぎな気もしますが、メイン視聴層である女児達の多くは、ゲームをやっても「神アイドル」になる前に飽きちゃうんじゃないかと思いますので、アニメではあえて、「神アイドル」の1ランク下の「トップ」クラスと大きな隔たりを作って、越えられぬ壁として設定したのかもしれませんね。
神アイドルは、尊い地位。それゆえ、神アイドルになれば、多くの子達から、称賛の声と尊敬の目が向けられますが、だからと言って、何でもできる訳ではありません。
神アイドルになっても、鳥のように空を飛ぶ事はできませんし、受験や就職がフリーパスになるなんて事はないでしょう。いくら、このアニメが、ギャグ要素が濃く、カオスになる事がたまにあっても。(笑)
神アイドルは、あくまで「称号」であって、人の本質を変えるものではありません。長所も短所も大きく変わるなんて事はなく、その中で試行錯誤しながら、これまでと同じように、その後を歩んでいくものなのでしょうね。
特に目を引いたのは、そふぃの描写で、みれぃに手を引っ張られるところでは、そふぃの髪はボサボサになっており、神アイドルになっても、体力の低さは変わらないという事が分かるでしょう。
これが該当シーンです。
もし、神アイドルになって、短所のないパーフェクトアイドルになってしまったら、「らしさ」が埋没してしまって、かえって注目度が下がってしまうでしょう。
神アイドルは、決して「神」などではなく、プリパラデビューしたばかりの「ピカピカけんきゅうせい」と何ら変わらぬ、人の子。それが、今話における重要ポイントだったと思いますね。
だからこそ、自分達では成し遂げられない「奇跡」を起こすために、他者の力を求める。これは、決して恥でも何でもなく、実際の私達にしても、生きる上では当たり前のようにやっている大切な事です。
中でも、特に印象に残ったのは、みれぃの「プリパラは好きぷり?」と、皆に呼びかけたところですね。このセリフは、1話をはじめ、ここ一番という時に多用されているセリフで、みれぃの象徴と言えるでしょう。神アイドルになっても、その象徴は失われていないのは良かったですね。
ジュリィとジャニスが助かる事は分かっていたとはいえ、アイドルランクの最高位でありながら「至って普通の女の子達」が起こした「奇跡」は、やはり見応えがあり、熱くなりました。
さて、次回はついに最終回。今話でやりたい事をすべてやり切ったように思え、次回がどんな話になるのか想像がつきませんが、どんな展開になるにせよ、次回を見終えて、スタッフ様達に「2年9か月間、お疲れ様でした」と言いたいですね。
そして、万感の思いで、最終回の感想を書きたいと思います!
凄かった、今回も。語りたい事は殆どMsk様がおっしゃっていたので、今回のコメントはあっさりめでいこうかと思います。
やっぱりプリパラは「み~んなトモダチ、み~んなアイドル」なんだろうなと。一斉にパキるカットには感動しましたね。
メドレーがまたアツかった。静かな曲調が新鮮で、加えてハーモニーとしても成立している。I FRIEND YOUがCD化したら、こちらのメドレーも必ず入れて欲しい。
不意打ちひめシュガやノンシュガーのカットで入るトライアングル、ハッキングスキルを使うひびき、ストーリーには直接関わりませんが戻ってきたキュピコンやらドロシーの土下座発言やら、細かいところまで隙がありませんでした。
さて、ジュリィが半透明化したことで色々起こるようですが…。実体化ファルルがスタッフ様からの誕生日プレゼントのように見えました(オンエア当日誕生日でしたし)。アイドルタイムへの繋ぎ含めて気になるところ。次回も楽しみにしています。
それではー
今回もコメント、ありがとうございます!
「鯖落ちた」=「サーバー落ちた」は、割と有名なネット用語かと。「アップ(UP)」を「うp」と言うのと同じようなものです。
まあ、メイン視聴層の女児達が理解できなさそうなネタですよね。(笑)
一斉にパキったシーンについては、ここ何回かパキるシーンが全然なかったのも、感動を後押ししているでしょう。
すごく久々にプリパラらしいところを見ると、「そう! これだよこれだよ! これこそ、プリパラの良いところだよ!」と興奮して、感動に繋がるんじゃないかと思いますね。
ピンクアクトレスとドロシーの土下座発言は、ギャグのようで真面目な部分もあったと思いますね。
ピンクアクトレスについては、ケンカをしても友達がいればまた仲良くなれる。ドロシーについては、友達に悪い事をしちゃったら土下座する気持ちで謝るのが大事。
どちらも、友達の大切さを言っていたように感じますね。