
今話の名セリフ:「壁があるなら壊す・・・。ハリーをいじめるな・・・。はぐたんを泣かせるな!」(キュアエール)
「HUGっと!プリキュア」第39話「明日のために・・・! みんなでトゥモロー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日・・・、

「はぐたんが・・・、」
「ダンスしてる・・・。」


「ついこの前、歩けるようになったばかりなのに・・・。」


「毎日、はぐたんは大きなっとる・・・。みんなのおかげや・・・。」
「どうしたの? 急に改まって。」

「おやつの時間なのです!」
「ホットケーキです。」

「私の知ってるホットケーキと違う・・・。」
「レシピ通り作ったのですが・・・。」

「レシピ通り」って本当かよ・・・。どう作ればこんな厚さになるんだろうか。まあ、えみるもルールーも愛のプリキュアだと謳ってるんだし、愛を込めた結果こうなったと前向きに解釈しておきますかね。(笑)
「まあ、食べてみようよ!」

「メガめちょっく!」

な・・・。「めちょっく」に「メガ」が付いた・・・。という事は、今後の展開次第では「ギガめちょっく!」「テラめちょっく!」もあるのかも? オラ、わくわくもんだぁ!(笑)
その直後・・・、



「ここは・・・、どこなんだろう・・・?」

「どういう事や・・・。」
「ハリー、どうしました?」

「ここは・・・、オレのふるさと、ハリハリ地区や・・・。」

『ハリー兄ちゃーん!』

『きゃわたーん!』

ちょっ。キミ達、前話といい、「きゃわたん」をジャンジャン使い過ぎや。来年の流行語候補に入れたいんでしょうか。(笑)
今回のオープニングも劇場告知バージョンでしたが、今回は、これといって目ぼしい映像がありませんでしたので、画像はキャプチャーしていません。ご了承下さい。
~ Aパート ~
「良かったらどうぞ。」
「それ、メガめちょっく・・・。」
「メガめちょっく!」


「お前らは残念な人間だな。」
「失礼なネズミなのです!」

『ネズミちゃうわ! ハリハリ族や!』

お、おう・・・。確かにネズミちゃうわな・・・。っていうか、あっさり「めちょっく」が浸透するとか、コイツら結構優秀だな。(笑)
ここは、ハリーが住んでいる未来の世界なのか? しかし、未来はクライアス社に時間を停止させられています。
となると、ここは、クライアス社の手から逃れた場所なのか? ハリーによれば、そうではないようです。何か心当たりがあるようで?
同じ頃・・・、
「夜風はお身体に障ります。」

「リストル。僕が憎いかい?」
「忠誠を誓った日から変わりません。私のすべては、クライアス社のもの・・・。」

ハリーは、周りのハリハリ族に懐かれ、はな達から少し離れました。
その直後・・・、

「大丈夫か?」

「ハリー・・・。」
「ビシン・・・。」

「大丈夫や。すぐにお医者さんが来てくれる!」

「それって・・・、ドクター・トラウム・・・?」

「クライアス社がボク達を助けてくれるんだもんね・・・。」

「違うんや・・・、ビシン・・・。それは・・・。」

直後、大きな竜巻が発生。はな達はプリキュアに変身します。
竜巻の勢いは、その後も増していきます。そんな中・・・、

「絶対にお前の事はオレが助ける! お前は・・・、オレ達の・・・。」

直後、ハリーは、はぐたんの声で目が覚めました。だが、近くには、リストルが。
プリキュア達は・・・、


ドクター・トラウム特製の無限迷路に飛ばされていました。
「ハリー、クライアス社にこれ以上逆らう事は、やめなさい。」

「強大な力に抗っても無意味。お前もよく知っているだろう?」

「ミライクリスタルホワイトを渡せ・・・。」
「嫌や! オレは・・・、諦めへん!」
「あきらめない!」


「聞き分けのない・・・。」
「それは、こっちのセリフや!」



「未来を取り戻すんや!」
「戯言を!」




ハリーのピンチに、はぐたんはタンバリンを鳴らします。
プリキュア達は、はぐたんが助けを求めている事を知り、アムールはタンバリンの音の出元を分析。そして・・・、



「なぜ・・・。」
「壁があるなら壊す・・・。ハリーをいじめるな・・・。はぐたんを泣かせるな!」


「それは誤解ですね。私はただ真実を伝えようとしたのみ。」



「ここは・・・、はぐくみ市・・・?」

「これが・・・、あなた達が守ろうとしている未来ですよ・・・。」

「これが・・・、私達の未来・・・?」

~ Bパート ~
「これが・・・、私達の未来・・・?」




「みんな、止まっているのです・・・。」

「どうして、みんなの未来を奪うの!?」
「あなたが思う未来は存在しません。」

そして、リストルは猛オシマイダーを発注。

猛オシマイダーは強力で、エール達の一斉攻撃に対しても、ビクともしません。
「まだ分からないのか、ハリー・・・。強大な力の前では・・・、我々は無力なんだ!」

「ホンマなんか? クライアス社がオレ達に力を貸してくれるって。」
「ああ・・・。社長は、子供達を安全な場所に連れて行ってくれるそうだ。」

「人間の姿にしてもらえるんでしょ・・・? そしたら、ボクも幸せになれる・・・。」
「ああ・・・。みんなでずっと仲良く暮らそう・・・。」

しかし・・・、


「何でや! クライアス社に協力したら、みんな幸せになれるんやなかったんか!? 何でや!」

「おいおい。これは、クライアス社のせいじゃない。」

「未来とは・・・、夢見た結果だけを運ぶものではない・・・。」

「お前は、本当は知ってるはずだ! 小さな力を必死に合わせたとしても、強大な力に勝つ事はできない!」

「そんな夢が叶うなら・・・、」

「オレ達の故郷は、滅びる事はなかった・・・。」


「フレフレ! ハリー!」

「準備運動は、これくらいでいいかな?」
「お前ら・・・、何強がってんねん・・・。」

「プリキュアは・・・、諦めない!」


「私達の未来を掴もう! だから・・・、フレフレ! ハリー!」
「ふれふれ!」
「お前ら・・・。」


そして、反撃開始。
「ハリー、たとえクライアス社に力を貸した過去があっても、未来は変わる!」

「大切なのは、今のハリーの心なのです!」
「オレの・・・、心・・・。」

「そうや・・・。オレは、未来を信じるって決めたんや・・・。」

「どんな強大な力にだって・・・、仲間を信じて手を取り合えば、奇跡は起きる! それを・・・、お前らが教えてくれた!」




「フレフレ! プリキュア!」
「その想い・・・、受け止めた!」

そして、エールは、ハートフォーユーで猛オシマイダーを撃退。
しかし、直後、リストルは、ハリーとはぐたんを連れ去りました。すぐに、エールは、フェザーブラストとスタースラッシュを活用して、リストルの元に。
「お前が望むような未来は叶わない・・・。」
「それは・・・、やってみなくちゃ分からない!」

「子供が分かったような事を言うな!」

「大人とか子供とか関係ない! あなたにも、明日はある!」


「オレは・・・・、明日などいらない!」


「ただ絶望するための未来など必要ない・・・。」

「そうだね・・・。だから、未来は素敵なものにしなくちゃね・・・。」

「はぐたんがダンスをできるようになったり、大きくなっておしゃべりする事が増えたり・・・、それが未来!」

「だから! 未来は、とっても愛おしいものなんだ!」



『メモリアルキュアクロック・マザーハート!』

『ミライパッド、オープン!』







『HUGっと!プリキュア、今ここに!』

「ワン、フォー、オール!」
「オール、フォー、ワン!」

「ウィー、アー!」
「プリー、キュアー!」

「明日に、エールを!」

『ゴー、ファイッ!』

『みんなでトゥモロー!』



「明日・・・。このオレの願う明日は・・・。」


「あったかい・・・。」

「キュアエール・・・。」


「あなたは・・・?」
「お願い・・・。救って・・・。未来を・・・。」

「未来・・・。」

クライアス社では・・・、
「驚いたね。探し求めていたミライクリスタルホワイトが、マザーハートへと姿を変えた。」

「マザーがついに・・・。」


「何か話したい事でもあるのかな?」

「オレは・・・、オレは・・・、お前が・・・、憎い・・・。」

「お休み、リストル・・・。」

一方、はな達は、自分達の世界に戻ってこられました。
すぐに、ハリーは、はな達に重大な事を話そうとしましたが、珍客がやって来ました。それは・・・、

ドクター・トラウムです。彼は、ルールーに会いに来たと言います。
「ルールーちゃん! お父さんだよー!」

まあ、すぐに殴られましたが。

「ドクター・トラウムがルールーのお父さん?」
「確かに、ルールーを開発したんは・・・。」
「理解不能です。なぜ・・・。」



今回は、これで終了です。
次回:「ルールーのパパ!? アムール、それは・・・」
ハリーの家にやって来たドクター・トラウムは、ルールーを発明したのは自分だと明かしました。
はな達は、ドクター・トラウムとハリーから、未来で起きている事を詳しく聞きました。すると、はぐたんのある驚きの事実が・・・。
そんな中、ルールーは、ドクター・トラウムさんが生みの親だと知って戸惑い、事実を受け止められません。果たして、ルールーとドクター・トラウムの気持ちは通じ合えるのか?
【まとめ】
はな達は突然、ハリー達の故郷に飛ばされ、時の止まった未来に直面するものの、それでも、明るい未来を信じ、その心がミライクリスタルホワイトをマザーハートに変え、プリキュアは新たな力を得ました。
さて、今話のポイントは「未来は変えられる」でしょうか。
輝く未来を抱き締めて。これは、オープニング冒頭で毎回はなが言っている事で、プリキュアに変身した時に言っているセリフでもあります。
それだけに、メイン視聴層の女児達の多くは、未来は明るく素敵なものに違いないと信じているんじゃないかと思います。
しかし、未来は必ずしも明るい訳ではありません。
いくら頑張っても、思うような結果が出ずに挫折続きなんて事は、よくある話だと思いますし、地震や豪雨などといった自然災害、予期せぬ交通事故とかで、家族や住居を失うなどして、それまでの幸せな生活が一変して不幸に変わるなんて事もあるでしょう。
そして、ハリーやリストル達は、未来に起こる悲惨な事実を知っています。自分達を幸せにしてくれると信じたのに、多くの仲間達が犠牲になり、住み家が焼失するという惨状に。
幸せを信じた先が不幸となると、明日を信じたくなくなるのも無理もないでしょう。絶望するための未来が訪れないために、時を止める手段に走るのも分からなくもないと思います。
ですが、未来への道筋は一通りではありません。ハリー達が生きる時代では時が止まり、滅亡の未来がやって来ましたが、そうならない未来だってありうるでしょう。
「未来」は「今」の積み重ね。時が止まって滅亡の未来が訪れるまでに築かれた「今」が変われば、滅亡を避けられる可能性があるでしょう。
私達の人生では、様々な局面において岐路が存在し、様々な選択肢が与えられています。その選択肢の選び様で、訪れる未来は何通りもある訳であり、滅亡の未来が訪れるまでに選んだ選択肢を少しでも変えれば、未来は変わるかもしれません。楽天的な考えではありますが。
とはいえ、それでも、暗い未来は変わらないかもしれません。ですが、暗い未来に絶望して何もしなければ、明るい未来が来る事は決してないでしょう。
ましてや、このアニメのメイン視聴層は女児達。将来に対して諦めがちになってしまっては、頑張る事の重要性を感じなくなり、子供達が持っている多大な可能性の損失に繋がります。それは、もったいない話。
「未来」は不確定ではありますが、それでも、「フレフレ! 私!」ってやつなのでしょう。たとえ「今」が苦しくても、自分を奮い立たせて「今」を必死に生きる事が大事であり、そうする事で、明るい明日が訪れるのだと思いますね。
暗い未来を目にしてもなお諦めずに前に進むはな達の今後の活躍も楽しみではありますが、まずは、次回ですね。
次回は、ルールーのメイン回。生みの親であるドクター・トラウムに対する見方の変化が大きなポイントになるでしょう。クライアス社退職時の2人のやりとりには消化不良感を抱いていただけに、次回は良い形で決着をつけてくると期待したいもの。
残り話数を考えると、次回からは個々の最後のメイン回をやって、その後、最終決戦に入るでしょう。それだけに、はな達の成長や活躍に、これまで以上に熱く注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「HUGっと!プリキュア」第39話「明日のために・・・! みんなでトゥモロー!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日・・・、

「はぐたんが・・・、」
「ダンスしてる・・・。」



「ついこの前、歩けるようになったばかりなのに・・・。」


「毎日、はぐたんは大きなっとる・・・。みんなのおかげや・・・。」
「どうしたの? 急に改まって。」


「おやつの時間なのです!」
「ホットケーキです。」

「私の知ってるホットケーキと違う・・・。」
「レシピ通り作ったのですが・・・。」

「レシピ通り」って本当かよ・・・。どう作ればこんな厚さになるんだろうか。まあ、えみるもルールーも愛のプリキュアだと謳ってるんだし、愛を込めた結果こうなったと前向きに解釈しておきますかね。(笑)
「まあ、食べてみようよ!」


「メガめちょっく!」

な・・・。「めちょっく」に「メガ」が付いた・・・。という事は、今後の展開次第では「ギガめちょっく!」「テラめちょっく!」もあるのかも? オラ、わくわくもんだぁ!(笑)
その直後・・・、






「ここは・・・、どこなんだろう・・・?」


「どういう事や・・・。」
「ハリー、どうしました?」

「ここは・・・、オレのふるさと、ハリハリ地区や・・・。」


『ハリー兄ちゃーん!』

『きゃわたーん!』

ちょっ。キミ達、前話といい、「きゃわたん」をジャンジャン使い過ぎや。来年の流行語候補に入れたいんでしょうか。(笑)
今回のオープニングも劇場告知バージョンでしたが、今回は、これといって目ぼしい映像がありませんでしたので、画像はキャプチャーしていません。ご了承下さい。
~ Aパート ~
「良かったらどうぞ。」
「それ、メガめちょっく・・・。」
「メガめちょっく!」



「お前らは残念な人間だな。」
「失礼なネズミなのです!」

『ネズミちゃうわ! ハリハリ族や!』

お、おう・・・。確かにネズミちゃうわな・・・。っていうか、あっさり「めちょっく」が浸透するとか、コイツら結構優秀だな。(笑)
ここは、ハリーが住んでいる未来の世界なのか? しかし、未来はクライアス社に時間を停止させられています。
となると、ここは、クライアス社の手から逃れた場所なのか? ハリーによれば、そうではないようです。何か心当たりがあるようで?
同じ頃・・・、
「夜風はお身体に障ります。」


「リストル。僕が憎いかい?」
「忠誠を誓った日から変わりません。私のすべては、クライアス社のもの・・・。」


ハリーは、周りのハリハリ族に懐かれ、はな達から少し離れました。
その直後・・・、

「大丈夫か?」

「ハリー・・・。」
「ビシン・・・。」


「大丈夫や。すぐにお医者さんが来てくれる!」

「それって・・・、ドクター・トラウム・・・?」


「クライアス社がボク達を助けてくれるんだもんね・・・。」

「違うんや・・・、ビシン・・・。それは・・・。」

直後、大きな竜巻が発生。はな達はプリキュアに変身します。
竜巻の勢いは、その後も増していきます。そんな中・・・、

「絶対にお前の事はオレが助ける! お前は・・・、オレ達の・・・。」


直後、ハリーは、はぐたんの声で目が覚めました。だが、近くには、リストルが。
プリキュア達は・・・、




ドクター・トラウム特製の無限迷路に飛ばされていました。
「ハリー、クライアス社にこれ以上逆らう事は、やめなさい。」

「強大な力に抗っても無意味。お前もよく知っているだろう?」

「ミライクリスタルホワイトを渡せ・・・。」
「嫌や! オレは・・・、諦めへん!」
「あきらめない!」



「聞き分けのない・・・。」
「それは、こっちのセリフや!」



「未来を取り戻すんや!」
「戯言を!」







ハリーのピンチに、はぐたんはタンバリンを鳴らします。
プリキュア達は、はぐたんが助けを求めている事を知り、アムールはタンバリンの音の出元を分析。そして・・・、




「なぜ・・・。」
「壁があるなら壊す・・・。ハリーをいじめるな・・・。はぐたんを泣かせるな!」



「それは誤解ですね。私はただ真実を伝えようとしたのみ。」




「ここは・・・、はぐくみ市・・・?」


「これが・・・、あなた達が守ろうとしている未来ですよ・・・。」


「これが・・・、私達の未来・・・?」

~ Bパート ~
「これが・・・、私達の未来・・・?」







「みんな、止まっているのです・・・。」

「どうして、みんなの未来を奪うの!?」
「あなたが思う未来は存在しません。」

そして、リストルは猛オシマイダーを発注。

猛オシマイダーは強力で、エール達の一斉攻撃に対しても、ビクともしません。
「まだ分からないのか、ハリー・・・。強大な力の前では・・・、我々は無力なんだ!」

「ホンマなんか? クライアス社がオレ達に力を貸してくれるって。」
「ああ・・・。社長は、子供達を安全な場所に連れて行ってくれるそうだ。」


「人間の姿にしてもらえるんでしょ・・・? そしたら、ボクも幸せになれる・・・。」
「ああ・・・。みんなでずっと仲良く暮らそう・・・。」


しかし・・・、



「何でや! クライアス社に協力したら、みんな幸せになれるんやなかったんか!? 何でや!」

「おいおい。これは、クライアス社のせいじゃない。」

「未来とは・・・、夢見た結果だけを運ぶものではない・・・。」


「お前は、本当は知ってるはずだ! 小さな力を必死に合わせたとしても、強大な力に勝つ事はできない!」

「そんな夢が叶うなら・・・、」


「オレ達の故郷は、滅びる事はなかった・・・。」


「フレフレ! ハリー!」


「準備運動は、これくらいでいいかな?」
「お前ら・・・、何強がってんねん・・・。」

「プリキュアは・・・、諦めない!」


「私達の未来を掴もう! だから・・・、フレフレ! ハリー!」
「ふれふれ!」
「お前ら・・・。」




そして、反撃開始。
「ハリー、たとえクライアス社に力を貸した過去があっても、未来は変わる!」

「大切なのは、今のハリーの心なのです!」
「オレの・・・、心・・・。」

「そうや・・・。オレは、未来を信じるって決めたんや・・・。」

「どんな強大な力にだって・・・、仲間を信じて手を取り合えば、奇跡は起きる! それを・・・、お前らが教えてくれた!」






「フレフレ! プリキュア!」
「その想い・・・、受け止めた!」


そして、エールは、ハートフォーユーで猛オシマイダーを撃退。
しかし、直後、リストルは、ハリーとはぐたんを連れ去りました。すぐに、エールは、フェザーブラストとスタースラッシュを活用して、リストルの元に。
「お前が望むような未来は叶わない・・・。」
「それは・・・、やってみなくちゃ分からない!」

「子供が分かったような事を言うな!」


「大人とか子供とか関係ない! あなたにも、明日はある!」




「オレは・・・・、明日などいらない!」




「ただ絶望するための未来など必要ない・・・。」

「そうだね・・・。だから、未来は素敵なものにしなくちゃね・・・。」

「はぐたんがダンスをできるようになったり、大きくなっておしゃべりする事が増えたり・・・、それが未来!」

「だから! 未来は、とっても愛おしいものなんだ!」






『メモリアルキュアクロック・マザーハート!』

『ミライパッド、オープン!』











『HUGっと!プリキュア、今ここに!』


「ワン、フォー、オール!」
「オール、フォー、ワン!」


「ウィー、アー!」
「プリー、キュアー!」


「明日に、エールを!」

『ゴー、ファイッ!』


『みんなでトゥモロー!』





「明日・・・。このオレの願う明日は・・・。」



「あったかい・・・。」

「キュアエール・・・。」



「あなたは・・・?」
「お願い・・・。救って・・・。未来を・・・。」


「未来・・・。」

クライアス社では・・・、
「驚いたね。探し求めていたミライクリスタルホワイトが、マザーハートへと姿を変えた。」


「マザーがついに・・・。」


「何か話したい事でもあるのかな?」

「オレは・・・、オレは・・・、お前が・・・、憎い・・・。」


「お休み、リストル・・・。」

一方、はな達は、自分達の世界に戻ってこられました。
すぐに、ハリーは、はな達に重大な事を話そうとしましたが、珍客がやって来ました。それは・・・、

ドクター・トラウムです。彼は、ルールーに会いに来たと言います。
「ルールーちゃん! お父さんだよー!」

まあ、すぐに殴られましたが。

「ドクター・トラウムがルールーのお父さん?」
「確かに、ルールーを開発したんは・・・。」
「理解不能です。なぜ・・・。」




今回は、これで終了です。
次回:「ルールーのパパ!? アムール、それは・・・」
ハリーの家にやって来たドクター・トラウムは、ルールーを発明したのは自分だと明かしました。
はな達は、ドクター・トラウムとハリーから、未来で起きている事を詳しく聞きました。すると、はぐたんのある驚きの事実が・・・。
そんな中、ルールーは、ドクター・トラウムさんが生みの親だと知って戸惑い、事実を受け止められません。果たして、ルールーとドクター・トラウムの気持ちは通じ合えるのか?
【まとめ】
はな達は突然、ハリー達の故郷に飛ばされ、時の止まった未来に直面するものの、それでも、明るい未来を信じ、その心がミライクリスタルホワイトをマザーハートに変え、プリキュアは新たな力を得ました。
さて、今話のポイントは「未来は変えられる」でしょうか。
輝く未来を抱き締めて。これは、オープニング冒頭で毎回はなが言っている事で、プリキュアに変身した時に言っているセリフでもあります。
それだけに、メイン視聴層の女児達の多くは、未来は明るく素敵なものに違いないと信じているんじゃないかと思います。
しかし、未来は必ずしも明るい訳ではありません。
いくら頑張っても、思うような結果が出ずに挫折続きなんて事は、よくある話だと思いますし、地震や豪雨などといった自然災害、予期せぬ交通事故とかで、家族や住居を失うなどして、それまでの幸せな生活が一変して不幸に変わるなんて事もあるでしょう。
そして、ハリーやリストル達は、未来に起こる悲惨な事実を知っています。自分達を幸せにしてくれると信じたのに、多くの仲間達が犠牲になり、住み家が焼失するという惨状に。
幸せを信じた先が不幸となると、明日を信じたくなくなるのも無理もないでしょう。絶望するための未来が訪れないために、時を止める手段に走るのも分からなくもないと思います。
ですが、未来への道筋は一通りではありません。ハリー達が生きる時代では時が止まり、滅亡の未来がやって来ましたが、そうならない未来だってありうるでしょう。
「未来」は「今」の積み重ね。時が止まって滅亡の未来が訪れるまでに築かれた「今」が変われば、滅亡を避けられる可能性があるでしょう。
私達の人生では、様々な局面において岐路が存在し、様々な選択肢が与えられています。その選択肢の選び様で、訪れる未来は何通りもある訳であり、滅亡の未来が訪れるまでに選んだ選択肢を少しでも変えれば、未来は変わるかもしれません。楽天的な考えではありますが。
とはいえ、それでも、暗い未来は変わらないかもしれません。ですが、暗い未来に絶望して何もしなければ、明るい未来が来る事は決してないでしょう。
ましてや、このアニメのメイン視聴層は女児達。将来に対して諦めがちになってしまっては、頑張る事の重要性を感じなくなり、子供達が持っている多大な可能性の損失に繋がります。それは、もったいない話。
「未来」は不確定ではありますが、それでも、「フレフレ! 私!」ってやつなのでしょう。たとえ「今」が苦しくても、自分を奮い立たせて「今」を必死に生きる事が大事であり、そうする事で、明るい明日が訪れるのだと思いますね。
暗い未来を目にしてもなお諦めずに前に進むはな達の今後の活躍も楽しみではありますが、まずは、次回ですね。
次回は、ルールーのメイン回。生みの親であるドクター・トラウムに対する見方の変化が大きなポイントになるでしょう。クライアス社退職時の2人のやりとりには消化不良感を抱いていただけに、次回は良い形で決着をつけてくると期待したいもの。
残り話数を考えると、次回からは個々の最後のメイン回をやって、その後、最終決戦に入るでしょう。それだけに、はな達の成長や活躍に、これまで以上に熱く注目していきたいと思います。
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