
今話の名セリフ:「ハリーには私達がいるよ! 絶対に未来を奪わせたりしない! 新しい明日をみんなで迎えよう! ね?」(野乃はな)
「HUGっと!プリキュア」第38話「幸せチャージ! ハッピーハロウィン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ハリーは、家の周りにカボチャが沢山ある事に不思議に感じます。家に帰ってみると・・・、




今回のオープニングも劇場告知バージョン。今回も、ここの感想は記事の最後に回します。
~ Aパート ~
はなが描いていた絵は、月末に行われるハロウィンパーティーのポスター。はなとしては自信作のようです。
「ですが、これでは、恐怖で盛り下がり間違いないのです!」
「めちょっく!」

そうか? 雰囲気出ていて良いと思うんだが。しかも、こんだけ良い絵が描けるってすごいと思うな。後で、どうやったらこんな絵が描けるのか、手取り足取り教えてもらおうかな。(笑)
このハロウィンパーティーのメインは仮装ダンスパーティー。
「可愛い仮装必須! テーマは夢! なんと参加費無料!」

「仮装ね・・・。ちょっと恥ずかしいな・・・。」
「自分が好きなものの仮装をすれば楽しいよ!」
「好きなもの・・・。巨大メカとか!?」
「うんうん!」
「私は大怪獣に惹かれます! ガオーッ!」

「いいじゃん! みんなでやろう、仮装! さもないと、イタズラするよー!」

「っていうか・・・、」
「1つ質問があります。」
『うん?』

「結局ハロウィンって・・・、こういう事なんか?」

違います。さあやとえみるのせいで変なイメージが・・・。しかも、巨大メカの仮装って、おいおい・・・。相変わらず、我らが天使はツッコミで疲れさせてくれます。(笑)
その後、はな達はハグマンにて、ハロウィンのグッズを購入。
はな達は、ハロウィンがどんなものか説明するも、ルールーとハリーはピンときません。どうやら、ルールー達がいた時代では、ハロウィンは廃れた風習だとか。
それを聞いたはな達は、ルールー達にハロウィンを目一杯楽しんでもらおうと張り切ります。








「はぐたんは、何になりたい?」
「はぎゅ?」

「着たいドレスや、なりたい格好、何でもやっていいんだよ!」


同じ頃・・・、



「こんなつまらない事にも明日を夢見て希望を抱く。」

「愚かだと思いませんか? ダイガン。」


「どうでもいい話だが、今の私は、MAA社の総務係長。」

「剛腕でならしたダイガンが情けない事です。パップルの部下に落ちぶれているとは・・・。」
「部下ではない! 適材適所と言ってもらおうか!」

「そっちこそ情けなくないのか? 昔の仲間に、今更何の用だ?」


「過去に別れた者達が再び出会うハロウィンとやら。あなたもクライアス社に戻る事を考えてみませんか?」
「バ、バカにするな!」

「特別室長のポジションを与えましょう。」
「と、特別・・・。いかん・・・。いかんいかん・・・。」


「今の待遇に満足できなくなった時は、ぜひこちらに連絡を。」

「5分で決めろとは言いません。改めてうかがいます・・・。」

パーティー当日を迎えました。



ハリーはこの盛り上がりに感心する一方、どこか切ない表情を浮かべる事も。

「おお! はな! もう準備できたんか?」
「うん! イケてるでしょ!」


「ええ感じやんか!」
「でしょ!」

「ハリーとはぐたんも早く着替えないと、ダンスパーティーが始まっちゃうよ!」
「そうか・・・。ほな、急いで戻らんとな。」


「はな。今日、むっちゃ楽しみやな!」
「うん!」

~ Bパート ~
その後、ハリーの家では・・・、

「さあ、はぐたんもお着替えしましょうね!」


「さあ、まずは・・・、」


『きゃわたん!』


『きゃわたん!』


『きゃわたーん!』

きゃわたんきゃわたんうるせー・・・。まあ、かく言う私も、今作入ってから結構「きゃわたん」ってワード使ってますが(笑)。「きゃわたん」は今作のパワーワードになってますよね。
「次はこちらを・・・。」
「一体なんぼ作っとるんや!」


「はぐたんの疲労度が78%にアップ。このままでは、むずがってしまいます。」
『やばたん!』

やばたんって何だよ、やばたんって。はぐたん、きゃわたん、やばたん、ふるたん。やれやれ、何でもかんでもすぐに「たん」を付けたがる怖ろしい時代に入っちゃったなあ。(笑)
「ごめん・・・。私、はぐたんのなりたいものをちゃんと聞いてなかった・・・。」

「ごめんね、はぐたん・・・。」

「はぐたんは何になりたい!」
「はぎゅ?」

「えっと・・・、ぷいきゅあ!」

『え?』
「ぷいきゅあ!」
『プリキュア!?』

「はぐたん、プリキュアになりたいんだ・・・。」
「はぎゅ!」

「そっか・・・。そうだよね・・・。」
「何で気付かなかったんだろう・・・。」

「今からお衣装を作り始めるのです!」
「パーティー開始まであと1時間と13分!」

「それじゃ、みんな! やるよ!」

『おー!』

その頃、ダイガンは今日も慣れない手つきでちんあなごチュロス作り。ダイガンは上手く作れない事にストレスを感じていました。
その直後、近くにいた女子からトゲパワワの気配を感じます。ダイガンは先日のリストルとの件を思い出し・・・、
「クライアス社・・・。やっと私の価値が分かったか・・・。」

そうね。もしかしたら、ギャグ要員としての価値かもしれない。
ドクター・トラウムが退職した今、クライアス社には愉快なヤツがいませんしね。今の社の空気を楽しくできるヤツといったら、出オチに定評のあるお前さんしかいない思う。戦力としての価値? 5分で片付けられるのがお約束でしょ?(笑)
そして、ダイガンは猛オシマイダーを発注。

パーティー会場に猛オシマイダーが現れた事を知ったはな達は変身します。
『レディース アンド ジェントルマン!』
「そして、お化けや魔女やヒーローのみんな!」
「ハロウィン特別イベント、プリキュアショーへようこそ!」



「今日は盛り上げて・・・、いっちゃうよー!」


その後は、プリキュア達が一方的に猛オシマイダーを圧倒。最後は、チアフルアタックで猛オシマイダーを浄化しました。
「プリキュアカッコいい!」
「ありがとう!」

「お待たせ、はぐたん!」
「帰ってお衣装仕上げなきゃね!」
「はぎゅ!」

「それじゃみんな、楽しいハロウィンをね!」
「はぁ・・・、5分で終わっちゃった・・・。」

何気に、猛オシマイダーが発注されてから浄化されるまで、本当に5分程度でした。プリキュアの変身バンクやチアフルアタックのバンクがなければ、カップ麺ができる前に終わってたでしょう。
良かったな、ダイガン。プリキュアのおかげで、「5分オヤジ」という体裁は保てて。(笑)
しばらくして、夜になり、仮想ダンスパーティーで盛り上がりました。

また、チアフルアタックを受けて恍惚としているダイガンの元に、パップルがやって来ました。
「何やってんのよ!」
「す、すみませんでした・・・。」

「アンタが作ったお菓子、子供に大人気よ。」
「え・・・。」

「アンタがチマチマ乗せてたお花が可愛いんだって。」

「つ、次は、5分で乗せてみせる!」
「それでこそ、我が『まえむきあしたエージェンシー』のメンバーよ!」




「ハリー、元気ないね・・・。」
「そうか? いつも通りやで!」


「ハリー、もしかしてハロウィン嫌だった? 頑張って付き合ってくれてる?」
「ちゃうちゃう! 全然嫌ちゃうで!」

「せやけど、なんか色々考えてしもて・・・。」
「色々・・・?」

「クライアス社は時を止めて未来を奪う。そしたら、夢とか希望を抱いても無駄になる。そんな事はさせたらアカン・・・。」

「それにな、明日がけえへんかったら、思い出がいつまで経っても思い出にならへん・・・。昨日はいつまで経っても昨日のままや・・・。」

「なくしたもんは、なくしたまま・・・。取り戻す事もできへん・・・。」


「忘れようにも諦めようにも、時間が動けへんかったら、どうしようもないなって・・・。」


「ねえ、ハリー! 大丈夫だよ!」


「ハリーには私達がいるよ! 絶対に未来を奪わせたりしない! 新しい明日をみんなで迎えよう! ね?」



「ハハハ! そうやな!」

その直後、はぐたんのお着替えも終わりました。




「よっしゃ! 今日は踊るで!」

今回は、これで終了です。
次回:「明日のために・・・! みんなでトゥモロー!」
いきなり謎の空間に吸い込まれたはな達。
はな達が飛ばされた先は、ハリーの故郷・ハリハリ地区。エール達は、リストルにより、無限迷路に迷い込み・・・。
なお、次回放映日は、11月11日(日)です。次の日曜日である11月4日は、大学駅伝放映のため休止となりますので、ご注意を!
【まとめ】
ハロウィンパーティーが行われ、はな達は、可愛い仮装をしたりなどして、楽しい1日を過ごしました。
さて、今話のポイントは「今を楽しく必死で生きる事で訪れる、明るい明日」でしょうか。ダイガンやハリーを見て、そのように感じました。
ダイガンは、クライアス社にいた頃は、部長という高い役職に就いていました。リストラ後、パップルが立ち上げた芸能事務所の社員となり、パップルとの立場は、クライアス社にいた時とは逆転しました。
そして、今話は、不得手で地道な作業。かつて部長というポジションに就いていた者が、かつての部下からチマチマした作業を命じられ、それがなかなか上手くいかないとなると、とてもやってられないでしょう。リストルから、落ちぶれたと評されるのも仕方のない事だと思います。
しかし、「仕事」というものは、誰かを笑顔にするもの。それは、はな達が初めてお仕事体験をした時に説かれていた事です。
そして、パップルが言っていたように、ダイガンが不慣れながらも地道に乗せていた花は、子供達に大人気でした。笑顔の規模としては小さいかもしれませんが、それでも、人は、そういったところからでも自信や希望を見出すものなんでしょうね。
自分のやっている仕事がつまらなく感じる事は往々にしてあるでしょう。それでも、「今」にじっと耐え、必死に生き抜いていけば、きっと明るい明日は訪れる。今話のダイガンからは、そういう事が感じられ、実人生を生きるにあたって、すごく大切な事だと思いました。
しかしながら、ハリーは、明るい明日の消滅を目の当たりにしており、今話のような楽しい雰囲気もいつかはなくなってしまう。それゆえに、ハリーは、時折切ない表情を見せていました。
だけど、「未来」は変えられるのでしょう。「未来」は「今」の積み重ねで築き上げられるものですが、じゃあ、その「今」がほんのちょっとでも変わったら? その先に待ち受けるものも変わってくるでしょう。
ハリーが生まれた時代は、ハロウィンは、廃れた風習とされていました。そうなった背景としては、いつしかハロウィンで楽しむ事が下らない事だと、ほとんどの人達が思うようになった事が考えられるでしょう。
しかし、これがもし、毎年ハロウィンを盛り上げる事に躍起になっていれば、ハロウィンが廃れる事はなく、いつまでも特別なイベントとして人々に知られる事になるでしょう。ハリーが生まれた時代でもハロウィンを盛り上げられる可能性は高いと思います。
「未来」は不確定で、明るい未来が訪れるとは限りません。ですが、「未来」はいつか「今」になる訳であり、楽しい「今」を築き続ければ「未来」だって楽しくなる訳で、「未来」は明るくなります。
クライアス社の社長、ジョージ・クライは、時を止めようとしていますが、その背景には、はな達が生きている時代の何年か後に起こる悲惨な出来事を知ったか、もしくは、体験して、それを未然に防ごうとしているのかもしれません。
しかしながら、「未来」は変えられる。はな達がこれまで築き上げた沢山の「今」は、時を止めようとするクライの考えを変えさせるのかもしれませんが、一体どうなるのか? 今後のストーリー進展に熱く注目していきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
最後に、後回しにした劇場告知バージョンオープニングについて語ります。なお、劇場版は既に観賞しており、今回の感想は、その上での語りとなっている事をあらかじめご承知置き下さい。


アンジュ、エトワール、マシェリ、アムール、ほのかも小さい姿に。可愛い外見には癒されますが、事はかなり重大で・・・。
なお、アムールがいませんが、ちゃんと小さくなってますので、ご安心下さい。(ご安心って(笑))


巨大モフルンに追いかけられるブラック、ホワイト、マシェル、アムール。ストーリー後半の1シーンです。
モフルンが無邪気な可愛い悪魔と化していて、大笑いしました。(笑)

今回のミラクルライトは「ミラクル♡メモリーズライト」。
15周年記念映画という事もあり、今回のライトタイムは一際盛り上がってましたね。ここでは誰を応援してるのか、気になる方は映画館へ!
映画については、すっごく面白かったです! プリキュア55人でただ敵とドンパチするだけでなく、ストーリーもしっかり作り込まれていて、はな達や敵キャラに感情移入する事もしばしばありました。
なお、感想を投稿するのはまだまだ先になります。感想ができましたら、その次のTV本編感想記事にてお知らせしますので、もうしばらくお待ち下さい。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「HUGっと!プリキュア」第38話「幸せチャージ! ハッピーハロウィン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ハリーは、家の周りにカボチャが沢山ある事に不思議に感じます。家に帰ってみると・・・、







今回のオープニングも劇場告知バージョン。今回も、ここの感想は記事の最後に回します。
~ Aパート ~
はなが描いていた絵は、月末に行われるハロウィンパーティーのポスター。はなとしては自信作のようです。
「ですが、これでは、恐怖で盛り下がり間違いないのです!」
「めちょっく!」

そうか? 雰囲気出ていて良いと思うんだが。しかも、こんだけ良い絵が描けるってすごいと思うな。後で、どうやったらこんな絵が描けるのか、手取り足取り教えてもらおうかな。(笑)
このハロウィンパーティーのメインは仮装ダンスパーティー。
「可愛い仮装必須! テーマは夢! なんと参加費無料!」


「仮装ね・・・。ちょっと恥ずかしいな・・・。」
「自分が好きなものの仮装をすれば楽しいよ!」
「好きなもの・・・。巨大メカとか!?」
「うんうん!」
「私は大怪獣に惹かれます! ガオーッ!」

「いいじゃん! みんなでやろう、仮装! さもないと、イタズラするよー!」


「っていうか・・・、」
「1つ質問があります。」
『うん?』


「結局ハロウィンって・・・、こういう事なんか?」

違います。さあやとえみるのせいで変なイメージが・・・。しかも、巨大メカの仮装って、おいおい・・・。相変わらず、我らが天使はツッコミで疲れさせてくれます。(笑)
その後、はな達はハグマンにて、ハロウィンのグッズを購入。
はな達は、ハロウィンがどんなものか説明するも、ルールーとハリーはピンときません。どうやら、ルールー達がいた時代では、ハロウィンは廃れた風習だとか。
それを聞いたはな達は、ルールー達にハロウィンを目一杯楽しんでもらおうと張り切ります。
















「はぐたんは、何になりたい?」
「はぎゅ?」

「着たいドレスや、なりたい格好、何でもやっていいんだよ!」



同じ頃・・・、






「こんなつまらない事にも明日を夢見て希望を抱く。」


「愚かだと思いませんか? ダイガン。」


「どうでもいい話だが、今の私は、MAA社の総務係長。」

「剛腕でならしたダイガンが情けない事です。パップルの部下に落ちぶれているとは・・・。」
「部下ではない! 適材適所と言ってもらおうか!」


「そっちこそ情けなくないのか? 昔の仲間に、今更何の用だ?」


「過去に別れた者達が再び出会うハロウィンとやら。あなたもクライアス社に戻る事を考えてみませんか?」
「バ、バカにするな!」


「特別室長のポジションを与えましょう。」
「と、特別・・・。いかん・・・。いかんいかん・・・。」



「今の待遇に満足できなくなった時は、ぜひこちらに連絡を。」


「5分で決めろとは言いません。改めてうかがいます・・・。」


パーティー当日を迎えました。






ハリーはこの盛り上がりに感心する一方、どこか切ない表情を浮かべる事も。


「おお! はな! もう準備できたんか?」
「うん! イケてるでしょ!」



「ええ感じやんか!」
「でしょ!」

「ハリーとはぐたんも早く着替えないと、ダンスパーティーが始まっちゃうよ!」
「そうか・・・。ほな、急いで戻らんとな。」




「はな。今日、むっちゃ楽しみやな!」
「うん!」


~ Bパート ~
その後、ハリーの家では・・・、


「さあ、はぐたんもお着替えしましょうね!」


「さあ、まずは・・・、」


『きゃわたん!』


『きゃわたん!』


『きゃわたーん!』

きゃわたんきゃわたんうるせー・・・。まあ、かく言う私も、今作入ってから結構「きゃわたん」ってワード使ってますが(笑)。「きゃわたん」は今作のパワーワードになってますよね。
「次はこちらを・・・。」
「一体なんぼ作っとるんや!」



「はぐたんの疲労度が78%にアップ。このままでは、むずがってしまいます。」
『やばたん!』

やばたんって何だよ、やばたんって。はぐたん、きゃわたん、やばたん、ふるたん。やれやれ、何でもかんでもすぐに「たん」を付けたがる怖ろしい時代に入っちゃったなあ。(笑)
「ごめん・・・。私、はぐたんのなりたいものをちゃんと聞いてなかった・・・。」

「ごめんね、はぐたん・・・。」

「はぐたんは何になりたい!」
「はぎゅ?」

「えっと・・・、ぷいきゅあ!」

『え?』
「ぷいきゅあ!」
『プリキュア!?』

「はぐたん、プリキュアになりたいんだ・・・。」
「はぎゅ!」


「そっか・・・。そうだよね・・・。」
「何で気付かなかったんだろう・・・。」

「今からお衣装を作り始めるのです!」
「パーティー開始まであと1時間と13分!」

「それじゃ、みんな! やるよ!」


『おー!』


その頃、ダイガンは今日も慣れない手つきでちんあなごチュロス作り。ダイガンは上手く作れない事にストレスを感じていました。
その直後、近くにいた女子からトゲパワワの気配を感じます。ダイガンは先日のリストルとの件を思い出し・・・、
「クライアス社・・・。やっと私の価値が分かったか・・・。」


そうね。もしかしたら、ギャグ要員としての価値かもしれない。
ドクター・トラウムが退職した今、クライアス社には愉快なヤツがいませんしね。今の社の空気を楽しくできるヤツといったら、出オチに定評のあるお前さんしかいない思う。戦力としての価値? 5分で片付けられるのがお約束でしょ?(笑)
そして、ダイガンは猛オシマイダーを発注。

パーティー会場に猛オシマイダーが現れた事を知ったはな達は変身します。
『レディース アンド ジェントルマン!』
「そして、お化けや魔女やヒーローのみんな!」
「ハロウィン特別イベント、プリキュアショーへようこそ!」





「今日は盛り上げて・・・、いっちゃうよー!」



その後は、プリキュア達が一方的に猛オシマイダーを圧倒。最後は、チアフルアタックで猛オシマイダーを浄化しました。
「プリキュアカッコいい!」
「ありがとう!」


「お待たせ、はぐたん!」
「帰ってお衣装仕上げなきゃね!」
「はぎゅ!」

「それじゃみんな、楽しいハロウィンをね!」
「はぁ・・・、5分で終わっちゃった・・・。」


何気に、猛オシマイダーが発注されてから浄化されるまで、本当に5分程度でした。プリキュアの変身バンクやチアフルアタックのバンクがなければ、カップ麺ができる前に終わってたでしょう。
良かったな、ダイガン。プリキュアのおかげで、「5分オヤジ」という体裁は保てて。(笑)
しばらくして、夜になり、仮想ダンスパーティーで盛り上がりました。

また、チアフルアタックを受けて恍惚としているダイガンの元に、パップルがやって来ました。
「何やってんのよ!」
「す、すみませんでした・・・。」

「アンタが作ったお菓子、子供に大人気よ。」
「え・・・。」

「アンタがチマチマ乗せてたお花が可愛いんだって。」


「つ、次は、5分で乗せてみせる!」
「それでこそ、我が『まえむきあしたエージェンシー』のメンバーよ!」




「ハリー、元気ないね・・・。」
「そうか? いつも通りやで!」


「ハリー、もしかしてハロウィン嫌だった? 頑張って付き合ってくれてる?」
「ちゃうちゃう! 全然嫌ちゃうで!」

「せやけど、なんか色々考えてしもて・・・。」
「色々・・・?」

「クライアス社は時を止めて未来を奪う。そしたら、夢とか希望を抱いても無駄になる。そんな事はさせたらアカン・・・。」

「それにな、明日がけえへんかったら、思い出がいつまで経っても思い出にならへん・・・。昨日はいつまで経っても昨日のままや・・・。」

「なくしたもんは、なくしたまま・・・。取り戻す事もできへん・・・。」


「忘れようにも諦めようにも、時間が動けへんかったら、どうしようもないなって・・・。」


「ねえ、ハリー! 大丈夫だよ!」



「ハリーには私達がいるよ! 絶対に未来を奪わせたりしない! 新しい明日をみんなで迎えよう! ね?」





「ハハハ! そうやな!」

その直後、はぐたんのお着替えも終わりました。






「よっしゃ! 今日は踊るで!」

今回は、これで終了です。
次回:「明日のために・・・! みんなでトゥモロー!」
いきなり謎の空間に吸い込まれたはな達。
はな達が飛ばされた先は、ハリーの故郷・ハリハリ地区。エール達は、リストルにより、無限迷路に迷い込み・・・。
なお、次回放映日は、11月11日(日)です。次の日曜日である11月4日は、大学駅伝放映のため休止となりますので、ご注意を!
【まとめ】
ハロウィンパーティーが行われ、はな達は、可愛い仮装をしたりなどして、楽しい1日を過ごしました。
さて、今話のポイントは「今を楽しく必死で生きる事で訪れる、明るい明日」でしょうか。ダイガンやハリーを見て、そのように感じました。
ダイガンは、クライアス社にいた頃は、部長という高い役職に就いていました。リストラ後、パップルが立ち上げた芸能事務所の社員となり、パップルとの立場は、クライアス社にいた時とは逆転しました。
そして、今話は、不得手で地道な作業。かつて部長というポジションに就いていた者が、かつての部下からチマチマした作業を命じられ、それがなかなか上手くいかないとなると、とてもやってられないでしょう。リストルから、落ちぶれたと評されるのも仕方のない事だと思います。
しかし、「仕事」というものは、誰かを笑顔にするもの。それは、はな達が初めてお仕事体験をした時に説かれていた事です。
そして、パップルが言っていたように、ダイガンが不慣れながらも地道に乗せていた花は、子供達に大人気でした。笑顔の規模としては小さいかもしれませんが、それでも、人は、そういったところからでも自信や希望を見出すものなんでしょうね。
自分のやっている仕事がつまらなく感じる事は往々にしてあるでしょう。それでも、「今」にじっと耐え、必死に生き抜いていけば、きっと明るい明日は訪れる。今話のダイガンからは、そういう事が感じられ、実人生を生きるにあたって、すごく大切な事だと思いました。
しかしながら、ハリーは、明るい明日の消滅を目の当たりにしており、今話のような楽しい雰囲気もいつかはなくなってしまう。それゆえに、ハリーは、時折切ない表情を見せていました。
だけど、「未来」は変えられるのでしょう。「未来」は「今」の積み重ねで築き上げられるものですが、じゃあ、その「今」がほんのちょっとでも変わったら? その先に待ち受けるものも変わってくるでしょう。
ハリーが生まれた時代は、ハロウィンは、廃れた風習とされていました。そうなった背景としては、いつしかハロウィンで楽しむ事が下らない事だと、ほとんどの人達が思うようになった事が考えられるでしょう。
しかし、これがもし、毎年ハロウィンを盛り上げる事に躍起になっていれば、ハロウィンが廃れる事はなく、いつまでも特別なイベントとして人々に知られる事になるでしょう。ハリーが生まれた時代でもハロウィンを盛り上げられる可能性は高いと思います。
「未来」は不確定で、明るい未来が訪れるとは限りません。ですが、「未来」はいつか「今」になる訳であり、楽しい「今」を築き続ければ「未来」だって楽しくなる訳で、「未来」は明るくなります。
クライアス社の社長、ジョージ・クライは、時を止めようとしていますが、その背景には、はな達が生きている時代の何年か後に起こる悲惨な出来事を知ったか、もしくは、体験して、それを未然に防ごうとしているのかもしれません。
しかしながら、「未来」は変えられる。はな達がこれまで築き上げた沢山の「今」は、時を止めようとするクライの考えを変えさせるのかもしれませんが、一体どうなるのか? 今後のストーリー進展に熱く注目していきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
最後に、後回しにした劇場告知バージョンオープニングについて語ります。なお、劇場版は既に観賞しており、今回の感想は、その上での語りとなっている事をあらかじめご承知置き下さい。




アンジュ、エトワール、マシェリ、アムール、ほのかも小さい姿に。可愛い外見には癒されますが、事はかなり重大で・・・。
なお、アムールがいませんが、ちゃんと小さくなってますので、ご安心下さい。(ご安心って(笑))




巨大モフルンに追いかけられるブラック、ホワイト、マシェル、アムール。ストーリー後半の1シーンです。
モフルンが無邪気な可愛い悪魔と化していて、大笑いしました。(笑)


今回のミラクルライトは「ミラクル♡メモリーズライト」。
15周年記念映画という事もあり、今回のライトタイムは一際盛り上がってましたね。ここでは誰を応援してるのか、気になる方は映画館へ!
映画については、すっごく面白かったです! プリキュア55人でただ敵とドンパチするだけでなく、ストーリーもしっかり作り込まれていて、はな達や敵キャラに感情移入する事もしばしばありました。
なお、感想を投稿するのはまだまだ先になります。感想ができましたら、その次のTV本編感想記事にてお知らせしますので、もうしばらくお待ち下さい。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。