「Go!プリンセスプリキュア」第21話「想いよ届け! プリンセスVSプリンセス!」の感想です。
~ Aパート ~
ホープキングダムが平和だったある日、トワはバイオリンの練習に励んでいたものの、失敗が多く、グランプリンセスになる夢に焦りを感じます。
そんな時、何者かがトワに声をかけました。
「その大きな強い夢、叶えてあげよう。」
声の主は、そう言います。
トワは興味を示すものの、目の前に広がる茨の森と怪しい気配に後ずさり、その者の誘いを拒否します。
「そうか、ならば仕方ない。しかし、せっかくの機会を逃すとは、お前のお兄様も、さぞがっかりするだろうね。」
そう言われたトワは、少し考えた末、
「私は・・・、グランプリンセスになりたい。夢を・・・、叶えたい!」
と言い、声の主の誘いに乗り、茨の森を突き進みます。
そして、今、ホープキングダム城では、はるか達の目の前に、ブラックプリンセスへと変身したトワイライトが立ちはだかっていました。
トワイライトは、ディスピアの命に従い、はるか達に攻撃を仕掛けます。カナタは、妹が攻撃した事にショックを受け、動けませんでしたが、はるかがプリキュアに変身してガードします。
その後、トゥインクルが攻撃するものの、トワイライトはたやすく回避します。
カナタは、フローラが自分をかばった事に謝りますが、フローラは、カナタの気持ちを理解し、トワイライトの持つ黒いキーから、自分自身まで燃やし尽くしそうな危険を感じます。
このままいけば、トワイライトは絶望に飲み込まれてしまいますが、フローラ達はそうはさせないと、トワイライトに立ち向かいます。
「ドレスアップキーに、プリンセスプリキュアの夢の力なら、絶望の力を打ち払い、黒いキーからトワを解放する事ができるはず。」
「キーにはキーを、って訳だね。準備はいい?」
「うん!」
「手加減している時間はないわ。」
「全力でいこう!」
その後、ミーティアハミング、バブルリップル、リィストリビヨンの順で、トワイライトを追い詰めます。
このままモードエレガント、・・・といきたいところですが、黒いキーの力で、トワイライトがモードエレガントに。
そして、トワイライトは強力なビームを放ちますが、カナタが杖の力でガードします。
カナタは、このままではトワイライトの消滅は免れないと、トワイライトに攻撃をやめるよう言いますが、背後にディスピアのホログラムが現れ、カナタ達の声は聞こえない、と返します。
「お前の妹は夢を追って、ホープキングダムの王女にふさわしく、強く大きくその夢に向けて、幼い身でありながら、1人日々努力を重ねていった。だが、夢は、大きければ大きいほど、その道のりは遠く険しい。己の未熟に苦しみ、不安におぼれた王女の心に私は呼びかけ、そして・・・、王女は自ら踏み行った。絶望の森の奥深くに。」
「絶望の森・・・。トワが・・・。だとしても・・・、なぜだ・・・。なぜ、トワを連れ去った!?」
「希望を、王女という希望をお前達から奪うため。知っていよう? ホープキングダムにとって、王女がどれほど大切な存在であったか。王女を失ったホープキングダムが、どれほど深い悲しみに絶望に染まったか。その絶望が私の糧となり、力となった。
王女はそれで用済みであったが、面白い使い道を思い付いた。私は、王女の記憶も心も、そして、夢もすべてを消し去り、育てた。ディスダークのプリンセスとして。
希望の王女が絶望の王女となり、その手で希望を消し去る。お前達にとって、これ以上の絶望はなかろう。
しかし、結局は、ドレスアップキーを手に入れる事も、プリキュアを倒す事もできない失敗作であったがな。トワイライト、せめて最後くらいは私の役に立ってみせよ。プリンセスプリキュアを、残された最後の希望を燃やし尽くすのだ。そのすべてをかけてな!」
その言葉を受けたトワイライトは、攻撃を強めます。その強さに、カナタのガードは押され、プリキュア達は大ダメージを負います。
「ホープキングダムを照らす光は、闇に消えた。夢は閉ざされ、希望は、今、潰える。お前達に残されたものは、もう何もない。」
そして、トワイライトはカナタを攻撃しようとします。
「夢は・・・、あるよ! 夢も、希望も、まだ消えてない!」
~ Bパート ~
一方、ブラックプリンセスとして戦うトワイライトを見たシャットは、その美しさに惚れます。
「トワイライト様、あなたと出会えた事が、このシャット、生涯最大の喜び!」
うるせーよ! フローラがAパートをカッコ良く締めたのに、お前のアップでBパートが始まるとか、聞いてねーぞ。
人生に笑いは必要だけど、場を考えろや! ったく、余計な緩和剤入れやがって。後で、ゴルゴ13とか「ドキドキ」の四葉財閥にクシャポイを依頼しようかな。(笑)
しかし、シャットの眼前には、ディスピアが。
シャットは急いで退散します。
ディスピアさん、空気読んで、コイツ消しちゃっていいのよ?(笑 & 女児向けアニメという観点を考えればNGでしょうけど)
「見苦しいな。この期に及んで、なぜ立ち上がる? プリンセスプリキュア。」
「希望はある。今、私の目の前に!」
フローラは、13話でトワイライトと初めて出会って、バイオリンを教えてもらった時の事を思い出し、そう言います。
その後、フローラとトワイライトは1対1の戦いを繰り広げます。
「バイオリンは、心を閉ざして弾くもの。あなたは、そう言ったよね。でも、私、あなたの演奏にすごく感動した。あなたみたいに弾けるようになりたいって思った!」
「それはきっと、あなたの音色は心を閉ざしても抑えきれない夢、それに、遠く離れたカナタへの思いで、あふれていたから!」
「言ったはずだ。王女の心は消え失すと。」
「心のない人に、あんな素敵な演奏、できないよ!」
「あなたの心は、無理やり閉ざされているだけ! あなたの夢も、カナタへの思いも、その中で生きてる!」
その後、シャットとロックがフローラに攻撃を仕掛けようとしますが、マーメイドとトゥインクルがカバーします。
そして、フローラ、マーメイド、トゥインクルは、モードエレガントにチェンジし、トリニティエクスプロジオンを放ちます。
トワイライトもモードエレガントにチェンジし、強大なビームを放ちます。両者の強大な力がぶつかります。
「私が生み出した黒いキーよりあふれ出る絶望。お前達ごときでは消せはせぬ。まして、12個全て揃っておらぬドレスアップキーの力ではな。」
「私達だけじゃない。希望の力は!」
「そして、夢は、トワ、君の中に。」
そして、カナタは、バイオリンを弾きます。
「トワ、この曲を憶えているかい? あの頃、トワの喜ぶ顔が見たくて、僕は何度も弾いてあげた。一緒に弾きたいと懸命に練習するトワを見て、とても幸せだった。君と・・・、またバイオリンを弾きたい。それが、僕の夢。君とでなければ叶えられない夢。」
「トワ、どうか思い出してほしい。あの時聞かせてくれた、君の夢を。強く願えば、夢は必ず叶うのだから。」
トワイライトは、その言葉を聞くと、涙があふれます。
そして、強大な光があふれ、黒いキーの力が弱まります。トリニティエクスプロジオンも通用し、トワイライトの仮面が割れます。
「お兄様・・・。」
そして、トワを救いました。
一方、シャットは、トワイライトが見知らぬ娘へと変わってしまった事にショックを受けます。
「これは、どういう事だ!? あの娘は、一体誰だ!? なあ、ロック、私のトワイライト様は、いずこに!?」
「うーん・・・、トワイライト様は消えて、ただの小娘になったって事だね。」
「そんな・・・、そんなバカな・・・!」
お前のショックなんざ知ったこっちゃねぇ! まったく、またしても、余計な笑いをもたらしやがって・・・。これはもう、この感想を書き終えたら、四葉財閥にクシャポイを依頼するのみ!(シャット風に言ってみました(笑))
トワイライトが元に戻った事に、ディスピアは怒ります。
はるか達は城を脱出しようとしていました。今の力では、ディスピアに遠く及ばない上、プリキュア達も先程の戦いでパワーを消耗したため、ここは撤退する事に。
そうこうしているうちに、ディスピアの魔の手が迫って来ました。
少しして、はるか達の世界への扉に到着しました。
しかし、扉に飛び込むよりも先にツタが襲ってきますが、カナタがガードします。
ちょうどその時、トワはうっすらと目を開け、兄の存在に気付きます。
「おかえり、トワ。もう何も心配はいらない。トワは必ず僕が守る。」
そして、はるか達は先に扉に向かいます。
しかし、カナタは一緒に行こうとはしませんでした。
「君達が飛んだ後、この扉を破壊して、閉ざす。ここで食い止めなくては、ディスピアの魔力はどこまでも負い続け、きっと君達の世界にまで及んでしまう。それだけは、防がなくては!」
「そんな・・・、1人じゃ無茶だよ! 私も・・・、」
「はるか、君達のおかげで、僕は再びトワと会う事ができた。なくしていた希望を見つける事ができた。すぐに行くよ。まだ、叶えたい夢もあるからね。」
そして、カナタは、はるかを扉の向こうに強制的に送ります。
「はるか、トワを頼む。」
「会いたいと、心から望めば、きっと・・・。はるか、また会おう!」
はるか達は、ノーブル学園に戻って来ました。しかし、そこには、カナタの姿は・・・。
今回は、これで終了です。
次回:「希望の炎! その名はキュアスカーレット!!」
トワは、ホープキングダムの王女だった時の事を思い出すものの、カナタが消えてしまったのは自分のせいだと落ち込みます。
そんな中、トワの絶望を利用しようと、ディスピアが現れます。ディスピアの力は強く、プリキュア達はピンチに・・・。
さて、次回は、4人目のプリキュア「キュアスカーレット」が登場。
どんな変身シーンが出るのか、楽しみですね。
【まとめ】
トワをディスピアの魔の手から救ったものの、カナタは、はるか達やトワを守るため、単身ホープキングダムに残り、再び、はるか達やトワと離ればなれとなりました。
まずは、カナタのバイオリンの音色が、トワを救う決め手になったのは、予想通りでした。前話で「僕のバイオリンの音色は、今もトワに届いている」というセリフが出てくれば、やっぱり、そうなりますよね。
ですが、この展開で十分素晴らしかったと感じています。やはり、ここは、王道展開を貫くのが正解ですよね。変な予想外は、面白さを激減させちゃいますし。
もちろん、「希望はある。今、私の目の前に!」と、フローラが希望を示したのも、見逃せないところですね。プリキュアシリーズにおける、主人公の真骨頂ですよね。
また、今回見終えて、劇場版「ハピネスチャージ」を思わせるところが2点ほどありました。
1つ目は、ディスピア。これは、同じ悪役のブラックファングを思わせますね。
トワをディスダークに引き入れるところは、ブラックファングがつむぎに、夢を叶えられる世界と引き換えにプリキュアを倒すよう仕向けたのと、やり口は似ていて、子供の夢を利用しています。特に、ディスピアは、親子と偽って、忠誠心を向けさせるようにしていただけに、ブラックファングよりも質が悪いと言えるでしょう。
子供の純粋な夢を踏みにじって、悪事に利用するなんて事は、あってはならぬ事。それだけに、ディスピアは、クローズと同じ消滅路線を辿ってもおかしくない、むしろ、そうなるべきだと思いました。トワイライトが初めて登場した13話時点では、親子だからディスピアもトワイライトも浄化路線になる可能性が高い、と考えていたと思うと、こうも評価が変わったのは、驚きですね。
劇場版「ハピネスチャージ」を思わせる要素の2つ目は、カナタ。こちらは、王子繋がりで、ジーク王子ですね。
ジーク王子は、自分を犠牲にしてまで、不幸の糸に絡み取られたつむぎを勇気づけ、まさしく、「騎士の中の騎士」と言えるほどの存在でしたが、今回ラストのカナタも、そうだったと感じています。
死ぬ危険性が高いのに、脱出路を破壊してまで、大切な人達を守るとか、すごいですよね。見終えた時、涙が出そうに・・・、なってた・・・。
ちっ・・・。余計にカッコつけやがって・・・。「カッコいい」なんてのは、時に毒だよな・・・。
確かに、「ハピネスチャージ」総評では、カナタにはブルーの二の舞になってほしくない、と書いたよ。だけど・・・、だけど! あれほどまでのカッコ良さなんか、求めてないってんだよ!
すいません。丁寧語を使わず、しかも、太字にしてまで、感情的なコメントしちゃいまして。
愚痴っぽいコメントを垂れ流しましたが、決して、今回の脚本が不満だったって事ではありません。ああ叫ぶだけ、今回のラストのカナタはカッコ良くて、ものすごく感動したと、解釈していただければ、と思います。
カナタは、あれ程の危険に晒されたとなると、次に登場するのは、かなり先になるでしょう。
あの別れ方は、「スプラッシュスター」の満&薫を思わせるところがあり、そのパターンであれば、再登場は42話あたりになるでしょうか。30話前後も、ストーリーの大きな節目を迎える頃ですので、そのあたりもありそうですが。
いつ登場するにせよ、何とか生きていてほしい、と強く願うばかりです。
一方、ディスピアの魔の手から逃れたトワですが、次回予告を見た感じでは、4人目のプリンセスプリキュア「キュアスカーレット」になるのは間違いなさそうですね。そして、はるか達と共に、グランプリンセスに、そして、カナタを救う事に励むのでしょう。
しかしながら、ディスピアの手下として、人々の夢を絶望に陥れていた過去があります。その事に負い目を感じて、そう簡単に前に進む事はできないでしょうし、プリキュアとしての自分を受け入れるのもためらう事でしょう。これは、「フレッシュ」のせつなや、「スイート」のエレンが通った道でもありますね。
次回以降数話は、人々を苦しめてしまったトワがどう立ち直るかに、焦点が当てられるでしょう。変身シーンやバンク技も楽しみではありますが、それよりも、トワが今後どう進んでいくのか、しっかり注目したいと思います。
~ Aパート ~
ホープキングダムが平和だったある日、トワはバイオリンの練習に励んでいたものの、失敗が多く、グランプリンセスになる夢に焦りを感じます。
そんな時、何者かがトワに声をかけました。
「その大きな強い夢、叶えてあげよう。」
声の主は、そう言います。
トワは興味を示すものの、目の前に広がる茨の森と怪しい気配に後ずさり、その者の誘いを拒否します。
「そうか、ならば仕方ない。しかし、せっかくの機会を逃すとは、お前のお兄様も、さぞがっかりするだろうね。」
そう言われたトワは、少し考えた末、
「私は・・・、グランプリンセスになりたい。夢を・・・、叶えたい!」
と言い、声の主の誘いに乗り、茨の森を突き進みます。
そして、今、ホープキングダム城では、はるか達の目の前に、ブラックプリンセスへと変身したトワイライトが立ちはだかっていました。
トワイライトは、ディスピアの命に従い、はるか達に攻撃を仕掛けます。カナタは、妹が攻撃した事にショックを受け、動けませんでしたが、はるかがプリキュアに変身してガードします。
その後、トゥインクルが攻撃するものの、トワイライトはたやすく回避します。
カナタは、フローラが自分をかばった事に謝りますが、フローラは、カナタの気持ちを理解し、トワイライトの持つ黒いキーから、自分自身まで燃やし尽くしそうな危険を感じます。
このままいけば、トワイライトは絶望に飲み込まれてしまいますが、フローラ達はそうはさせないと、トワイライトに立ち向かいます。
「ドレスアップキーに、プリンセスプリキュアの夢の力なら、絶望の力を打ち払い、黒いキーからトワを解放する事ができるはず。」
「キーにはキーを、って訳だね。準備はいい?」
「うん!」
「手加減している時間はないわ。」
「全力でいこう!」
その後、ミーティアハミング、バブルリップル、リィストリビヨンの順で、トワイライトを追い詰めます。
このままモードエレガント、・・・といきたいところですが、黒いキーの力で、トワイライトがモードエレガントに。
そして、トワイライトは強力なビームを放ちますが、カナタが杖の力でガードします。
カナタは、このままではトワイライトの消滅は免れないと、トワイライトに攻撃をやめるよう言いますが、背後にディスピアのホログラムが現れ、カナタ達の声は聞こえない、と返します。
「お前の妹は夢を追って、ホープキングダムの王女にふさわしく、強く大きくその夢に向けて、幼い身でありながら、1人日々努力を重ねていった。だが、夢は、大きければ大きいほど、その道のりは遠く険しい。己の未熟に苦しみ、不安におぼれた王女の心に私は呼びかけ、そして・・・、王女は自ら踏み行った。絶望の森の奥深くに。」
「絶望の森・・・。トワが・・・。だとしても・・・、なぜだ・・・。なぜ、トワを連れ去った!?」
「希望を、王女という希望をお前達から奪うため。知っていよう? ホープキングダムにとって、王女がどれほど大切な存在であったか。王女を失ったホープキングダムが、どれほど深い悲しみに絶望に染まったか。その絶望が私の糧となり、力となった。
王女はそれで用済みであったが、面白い使い道を思い付いた。私は、王女の記憶も心も、そして、夢もすべてを消し去り、育てた。ディスダークのプリンセスとして。
希望の王女が絶望の王女となり、その手で希望を消し去る。お前達にとって、これ以上の絶望はなかろう。
しかし、結局は、ドレスアップキーを手に入れる事も、プリキュアを倒す事もできない失敗作であったがな。トワイライト、せめて最後くらいは私の役に立ってみせよ。プリンセスプリキュアを、残された最後の希望を燃やし尽くすのだ。そのすべてをかけてな!」
その言葉を受けたトワイライトは、攻撃を強めます。その強さに、カナタのガードは押され、プリキュア達は大ダメージを負います。
「ホープキングダムを照らす光は、闇に消えた。夢は閉ざされ、希望は、今、潰える。お前達に残されたものは、もう何もない。」
そして、トワイライトはカナタを攻撃しようとします。
「夢は・・・、あるよ! 夢も、希望も、まだ消えてない!」
今回のアイキャッチのパフ
~ Bパート ~
一方、ブラックプリンセスとして戦うトワイライトを見たシャットは、その美しさに惚れます。
「トワイライト様、あなたと出会えた事が、このシャット、生涯最大の喜び!」
うるせーよ! フローラがAパートをカッコ良く締めたのに、お前のアップでBパートが始まるとか、聞いてねーぞ。
人生に笑いは必要だけど、場を考えろや! ったく、余計な緩和剤入れやがって。後で、ゴルゴ13とか「ドキドキ」の四葉財閥にクシャポイを依頼しようかな。(笑)
しかし、シャットの眼前には、ディスピアが。
シャットは急いで退散します。
ディスピアさん、空気読んで、コイツ消しちゃっていいのよ?(笑 & 女児向けアニメという観点を考えればNGでしょうけど)
「見苦しいな。この期に及んで、なぜ立ち上がる? プリンセスプリキュア。」
「希望はある。今、私の目の前に!」
フローラは、13話でトワイライトと初めて出会って、バイオリンを教えてもらった時の事を思い出し、そう言います。
その後、フローラとトワイライトは1対1の戦いを繰り広げます。
「バイオリンは、心を閉ざして弾くもの。あなたは、そう言ったよね。でも、私、あなたの演奏にすごく感動した。あなたみたいに弾けるようになりたいって思った!」
「それはきっと、あなたの音色は心を閉ざしても抑えきれない夢、それに、遠く離れたカナタへの思いで、あふれていたから!」
「言ったはずだ。王女の心は消え失すと。」
「心のない人に、あんな素敵な演奏、できないよ!」
「あなたの心は、無理やり閉ざされているだけ! あなたの夢も、カナタへの思いも、その中で生きてる!」
その後、シャットとロックがフローラに攻撃を仕掛けようとしますが、マーメイドとトゥインクルがカバーします。
そして、フローラ、マーメイド、トゥインクルは、モードエレガントにチェンジし、トリニティエクスプロジオンを放ちます。
トワイライトもモードエレガントにチェンジし、強大なビームを放ちます。両者の強大な力がぶつかります。
「私が生み出した黒いキーよりあふれ出る絶望。お前達ごときでは消せはせぬ。まして、12個全て揃っておらぬドレスアップキーの力ではな。」
「私達だけじゃない。希望の力は!」
「そして、夢は、トワ、君の中に。」
そして、カナタは、バイオリンを弾きます。
「トワ、この曲を憶えているかい? あの頃、トワの喜ぶ顔が見たくて、僕は何度も弾いてあげた。一緒に弾きたいと懸命に練習するトワを見て、とても幸せだった。君と・・・、またバイオリンを弾きたい。それが、僕の夢。君とでなければ叶えられない夢。」
「トワ、どうか思い出してほしい。あの時聞かせてくれた、君の夢を。強く願えば、夢は必ず叶うのだから。」
トワイライトは、その言葉を聞くと、涙があふれます。
そして、強大な光があふれ、黒いキーの力が弱まります。トリニティエクスプロジオンも通用し、トワイライトの仮面が割れます。
「お兄様・・・。」
そして、トワを救いました。
一方、シャットは、トワイライトが見知らぬ娘へと変わってしまった事にショックを受けます。
「これは、どういう事だ!? あの娘は、一体誰だ!? なあ、ロック、私のトワイライト様は、いずこに!?」
「うーん・・・、トワイライト様は消えて、ただの小娘になったって事だね。」
「そんな・・・、そんなバカな・・・!」
お前のショックなんざ知ったこっちゃねぇ! まったく、またしても、余計な笑いをもたらしやがって・・・。これはもう、この感想を書き終えたら、四葉財閥にクシャポイを依頼するのみ!(シャット風に言ってみました(笑))
トワイライトが元に戻った事に、ディスピアは怒ります。
はるか達は城を脱出しようとしていました。今の力では、ディスピアに遠く及ばない上、プリキュア達も先程の戦いでパワーを消耗したため、ここは撤退する事に。
そうこうしているうちに、ディスピアの魔の手が迫って来ました。
少しして、はるか達の世界への扉に到着しました。
しかし、扉に飛び込むよりも先にツタが襲ってきますが、カナタがガードします。
ちょうどその時、トワはうっすらと目を開け、兄の存在に気付きます。
「おかえり、トワ。もう何も心配はいらない。トワは必ず僕が守る。」
そして、はるか達は先に扉に向かいます。
しかし、カナタは一緒に行こうとはしませんでした。
「君達が飛んだ後、この扉を破壊して、閉ざす。ここで食い止めなくては、ディスピアの魔力はどこまでも負い続け、きっと君達の世界にまで及んでしまう。それだけは、防がなくては!」
「そんな・・・、1人じゃ無茶だよ! 私も・・・、」
「はるか、君達のおかげで、僕は再びトワと会う事ができた。なくしていた希望を見つける事ができた。すぐに行くよ。まだ、叶えたい夢もあるからね。」
そして、カナタは、はるかを扉の向こうに強制的に送ります。
「はるか、トワを頼む。」
「会いたいと、心から望めば、きっと・・・。はるか、また会おう!」
はるか達は、ノーブル学園に戻って来ました。しかし、そこには、カナタの姿は・・・。
今回は、これで終了です。
次回:「希望の炎! その名はキュアスカーレット!!」
トワは、ホープキングダムの王女だった時の事を思い出すものの、カナタが消えてしまったのは自分のせいだと落ち込みます。
そんな中、トワの絶望を利用しようと、ディスピアが現れます。ディスピアの力は強く、プリキュア達はピンチに・・・。
さて、次回は、4人目のプリキュア「キュアスカーレット」が登場。
どんな変身シーンが出るのか、楽しみですね。
【まとめ】
トワをディスピアの魔の手から救ったものの、カナタは、はるか達やトワを守るため、単身ホープキングダムに残り、再び、はるか達やトワと離ればなれとなりました。
まずは、カナタのバイオリンの音色が、トワを救う決め手になったのは、予想通りでした。前話で「僕のバイオリンの音色は、今もトワに届いている」というセリフが出てくれば、やっぱり、そうなりますよね。
ですが、この展開で十分素晴らしかったと感じています。やはり、ここは、王道展開を貫くのが正解ですよね。変な予想外は、面白さを激減させちゃいますし。
もちろん、「希望はある。今、私の目の前に!」と、フローラが希望を示したのも、見逃せないところですね。プリキュアシリーズにおける、主人公の真骨頂ですよね。
また、今回見終えて、劇場版「ハピネスチャージ」を思わせるところが2点ほどありました。
1つ目は、ディスピア。これは、同じ悪役のブラックファングを思わせますね。
トワをディスダークに引き入れるところは、ブラックファングがつむぎに、夢を叶えられる世界と引き換えにプリキュアを倒すよう仕向けたのと、やり口は似ていて、子供の夢を利用しています。特に、ディスピアは、親子と偽って、忠誠心を向けさせるようにしていただけに、ブラックファングよりも質が悪いと言えるでしょう。
子供の純粋な夢を踏みにじって、悪事に利用するなんて事は、あってはならぬ事。それだけに、ディスピアは、クローズと同じ消滅路線を辿ってもおかしくない、むしろ、そうなるべきだと思いました。トワイライトが初めて登場した13話時点では、親子だからディスピアもトワイライトも浄化路線になる可能性が高い、と考えていたと思うと、こうも評価が変わったのは、驚きですね。
劇場版「ハピネスチャージ」を思わせる要素の2つ目は、カナタ。こちらは、王子繋がりで、ジーク王子ですね。
ジーク王子は、自分を犠牲にしてまで、不幸の糸に絡み取られたつむぎを勇気づけ、まさしく、「騎士の中の騎士」と言えるほどの存在でしたが、今回ラストのカナタも、そうだったと感じています。
死ぬ危険性が高いのに、脱出路を破壊してまで、大切な人達を守るとか、すごいですよね。見終えた時、涙が出そうに・・・、なってた・・・。
ちっ・・・。余計にカッコつけやがって・・・。「カッコいい」なんてのは、時に毒だよな・・・。
確かに、「ハピネスチャージ」総評では、カナタにはブルーの二の舞になってほしくない、と書いたよ。だけど・・・、だけど! あれほどまでのカッコ良さなんか、求めてないってんだよ!
すいません。丁寧語を使わず、しかも、太字にしてまで、感情的なコメントしちゃいまして。
愚痴っぽいコメントを垂れ流しましたが、決して、今回の脚本が不満だったって事ではありません。ああ叫ぶだけ、今回のラストのカナタはカッコ良くて、ものすごく感動したと、解釈していただければ、と思います。
カナタは、あれ程の危険に晒されたとなると、次に登場するのは、かなり先になるでしょう。
あの別れ方は、「スプラッシュスター」の満&薫を思わせるところがあり、そのパターンであれば、再登場は42話あたりになるでしょうか。30話前後も、ストーリーの大きな節目を迎える頃ですので、そのあたりもありそうですが。
いつ登場するにせよ、何とか生きていてほしい、と強く願うばかりです。
一方、ディスピアの魔の手から逃れたトワですが、次回予告を見た感じでは、4人目のプリンセスプリキュア「キュアスカーレット」になるのは間違いなさそうですね。そして、はるか達と共に、グランプリンセスに、そして、カナタを救う事に励むのでしょう。
しかしながら、ディスピアの手下として、人々の夢を絶望に陥れていた過去があります。その事に負い目を感じて、そう簡単に前に進む事はできないでしょうし、プリキュアとしての自分を受け入れるのもためらう事でしょう。これは、「フレッシュ」のせつなや、「スイート」のエレンが通った道でもありますね。
次回以降数話は、人々を苦しめてしまったトワがどう立ち直るかに、焦点が当てられるでしょう。変身シーンやバンク技も楽しみではありますが、それよりも、トワが今後どう進んでいくのか、しっかり注目したいと思います。
次回から、キュアスカーレットがどのような強さを見せるのか楽しみですが過去作から見ても中盤以降に加わるプリキュアは強いというケースが多いのでスカーレットもかなりの強さを見せてくれそうな感もあります。
ただ、敵として対峙していたときは少し物足りなさも感じます。トワイライトはディスピアの娘だけあってもっと強そうに思いましたが今話を見た目ではそれほど強くなく(11話のクローズよりも弱いくらいだった)ゼツボーグ戦の決め技に使っている「トリニティエクスプロジオン」で十分浄化出来たのも少し残念に思います。
その一方でトワイライトの耐久力は凄いです。。トリニティエクスプロジオンを喰らっても殆どダメージを受けず悪意だけが浄化されました。あれだけの火力をまともに喰らうと殆どの敵が即死というレベルなのに浄化されたものの殆ど無傷だったのは耐久力の凄さを実感します。
生徒会長のみなみとトップモデルのきららは実績も十分で運動と勉強も両方そつなくこなして、間もなく転校してくるトワも敵対していた時の能力はそのまま引き継がれているからこの2人を凌駕して学園内でも数秒で一躍有名人となって本当に完璧ですが、ただ1人主人公のはるかだけは生粋のドジでプリンセスレッスンが必要です。
コメント、ありがとうございます!
確かに、トワも、みなみやきららと並んでスペックは高いと思いますが、トワ自身はそうは思ってないんじゃないかと。トワイライトとして人々を苦しめてしまった過去が重くのしかかっていますし、幼少時のあの誘いに乗らなければ、国民が落胆する事も、ディスダークに支配される事もなかった、という悔いもありますし。
それだけに、トワは、自分は弱い人間でグランプリンセスには程遠いと自覚しているでしょう。生粋のプリンセスである事には決しておごらず、グランプリンセスになるための勉強を一から学び直すつもりでいるんじゃないかと思いますね。
昨日は、このブログに10件もコメントされたようですが、拝見してみたところ、私のコメントに対する感想どころか、その回の感想を語っているものすら少なく、しかも、ちょっとした事項から他のアニメやゲーム、専門知識を長々と語るという始末。
さらに、特定のキャラや、実在している人物への侮辱まで目立ち、すごく質が低いと思いました。
まあ確かに、アニメの感想は多種多様で、他のアニメやゲームを連想するのも、悪くはないでしょう。
でも、語る場は考えてほしいんですよね。自分のブログで語るのならともかく、他人のブログのコメント欄で語るとなると、すごく迷惑です!
そのブログが、そういう話題に富んでいるのなら、話は別ですが、基本的に、「郷に入りては郷に従え」という言葉もあるように、マナーを守ってほしいんですよね。
そう考えた結果、コメント10件のうち、2件だけ返信し、残りはすべて、返信する価値はないと判断しました。
特に、実在の人物を侮辱しているもの、「スマイルプリキュア!」のメインキャラ5人の名前を漢字にしているものについては、削除に至りました。
実在の人物の侮辱については、その人物達の悪い評判については、私も知ってはいますが、別に彼らの名前を出さなくても、文の内容としては通用すると思うと、都合良く侮辱したとしか思えず、すごく不快に感じました。
「スマイル」のメインキャラ5人の名前を漢字にしているのは、5人の特徴をある程度知っていたとなれば、勘違いによるミスだとは思えず、悪意があって間違えたと思い、これも不快に感じました。
さらに、そういったコメントを、他の読者さんの目に入れさせたくないとも思いましたので、消去する事にいたしました。もう一度同じコメントをしても、翌々日までにはまた消去します。
もちろん、今後のコメントも、内容によっては、コメント返信しなかったり、場合によっては、削除も検討します。
ブロガーさんによっては、10件全部削除してもおかしくないくらい、質の低いコメントをしていた、と肝に銘じて下さい!