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ひろがるスカイ!プリキュア 第20話感想

2023年06月20日 | ひろがるスカイ!プリキュア
 今話の名セリフ:「私達、いっつもプリズムの優しさに支えてもらってる! だから、今日くらい思いっきり応援させてよ!」

 「ひろがるスカイ!プリキュア」第20話「ましろの夢 最初の一歩」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、ましろの家には、ましろとエルの2人しかいませんでした。
 ソラはランニング、ツバサは飛行機観察、あげははプリティホリックでのバイト、ましろの祖母・ヨヨは乗馬クラブと、それぞれやりたい事をやっていました。

 そんな中、エルは、絵本を読んでほしいと、ましろにお願いし、ましろは読み聞かせました。
 エルは絵本が大好きなのか、10冊以上読み聞かせても、まだまだ読んでもらいたい模様。ですが、ましろは、エルのために、その後も楽しく絵本を読んでいきました。



~ Aパート ~
 それからしばらくして、ソラ、ましろ、ツバサ、エルは、プリティホリックに来ました。
「あげはさん。忙しいのに、バイトまで・・・。無理してるんじゃないですか?」
   
「全然! 前からここでバイトしたいと思っててさ! もう、めちゃくちゃ楽しくて!」
「本当ですか?」
   
「アハハ! 心配し過ぎ! お母さんじゃないんだから!」
「それは、こっちのセリフです!」
   
 ツバサ君、バリバリの野郎なのに、お母さん呼ばわりされてて草。あげはからすれば、ツバサはあまりにも可愛過ぎて仕方ないんでしょうかね。頑張れ、ツバサ君。もっと修行を積んで、男を見せなさい。(笑)

「あ! これ、新作だね!」
「綺麗な色ですね!」
「うん! 夏のキラキラ太陽に負けないくらい元気になれそう!」
    
「素敵な表現ですね。」
   
「あ、菜摘さん!」
「あげはちゃんのお友達? よく、うちのお店に来てくれてるよね?」
   
「はい!」
「ましろんは、ここの大ファンで、それで私もよく来るようになったって感じで!」
「プリティホリックは、私の癒しなんです!」
   
「フフ、そうなんだ!」
   
 菜摘も、このプリティホリックでバイトをしており、あげはからすれば先輩。普段は、美大に通っていて、絵の勉強をしています。

 菜摘は、ましろに相談したい事があるようです。
「ここ、何か物足りない気がして・・・。プリティホリックファンのましろんさんなら、何か良いアイディアあるかな、と思って・・・。」
   
「この絵、菜摘さんが?」
「うん。」
「綺麗・・・。まるで人魚が住んでそう・・・。」
    
「人魚? それ、いいかも!」
   

「すごい・・・。短い時間で、あっという間に描いちゃうなんて・・・。」
   
   
「これ、すっごくいい! 新作コスメ使ったら、人魚になれそうって感じする!」
「うん、ありがとう!」
   
「私にも、ましろんさんみたいなセンスがあったら、絵本もスイスイ描けるんだろうけど・・・。」
「絵本、ですか?」
「あれに挑戦してるの!」
   
「でも、なかなか上手く描けなくて・・・。そうだ! ましろんさんもやってみたら?」
   
「いえいえ! そんな・・・。」
「へー、面白そうじゃん、ましろん!」
「ええ・・・。」
    

 しばらくして、ましろ達は、画材を買うため、ホームセンターに来ていました。
「絵本作り・・・。」
   
   
「ありました!」
「こっちもありました!」
    
「本当に私、やるのかな?」
「ましろさんが作ってくれたくもパン、感動しました!」
   
「菜摘さんが言うように、ましろさんには、センスというものがあるんだと思います!」
「エヘヘ・・・。そうかな?」
    
「私、ましろさんが描く絵本を見てみたいと思って! すみません、私の勝手な希望です!」
   
「とりあえず、挑戦してみようかな!」
   
   
   
「それは絵本と関係ないけどね・・・。ほしいの?」
   
   

 その後、ましろ達は、公園に来ていました。ましろが絵本作りに取り掛かる中、ソラ、ツバサはエルと一緒に遊びました。
「まずは、お話を考えないと・・・。」
   
「うーん・・・。昔々、山の中にさらさらと流れる川・・・。そこに、大きな大きな桃が流れてきて・・・。」
   
    
「・・・って、それじゃ『桃太郎』だし! しかも大きい!」
   
「えーっと、桃じゃなくて・・・。川からカボチャが流れてきて、中から、それは美しい女の子が・・・。」
   
    
「・・・って、『シンデレラ』だよ、それ! しかも、『桃太郎』と、ごっちゃになってる!」
   
「あのお姉ちゃん、何かしゃべってる。」
「うん? そ、そうだね・・・。」
    
「やっぱり無理かも・・・。ストーリーなんて全然浮かんでこないし・・・。絵だって、あんなに綺麗に描けないし・・・。」
   
「そもそも、私にセンスなんて・・・。」
   
「私が先走って、ましろさんを困らせてしまったみたいですね・・・。」
「ううん・・・。褒めてもらえて嬉しかったし・・・。」
   
   
「でも、みんなみたいに、これをやりたいって気持ちにはなれなくて・・・。」
   
   
「あの、ましろさんはましろさんのままでいいと思う気持ちは、今も変わりません・・・。だから、気にしないで下さい!」
「うん・・・。ありがとう、ソラちゃん・・・。」
   
「プリンセス、1つくらい貸してあげればいいじゃないですか!」
   
   
「どうしたんですか?」
「それが、絶対に貸さないって・・・。」
   
「だーめ!」
   
「そんな心の狭い事でどうするんですか? 仲良くしなきゃ駄目! ですよ?」
   
   
「ねえ、エルちゃんが大好きなこのおもちゃで、お友達と一緒に遊べたら、きっと、もっと楽しいよ?」
    
   
    
「エルちゃん・・・。」
「まあ、すみません。うちの子が、ご迷惑をおかけしちゃって・・・。」
   
「いえ・・・。」
「さあ、行きましょうね。」
   
   
「まったく・・・。」
   
「まだまだ未熟です・・・。私は、エルちゃんを叱るばかりでしたが、ましろさんは、エルちゃんに優しい気持ちを伝えていて、すごいです・・・。」
   
「そんな事ないよ・・・。結局エルちゃんにも分かってもらえなかったし・・・。どうしたら良かったのかな・・・。」
   
「ママ! よんでよんで!」
「はいはい! じゃあ続きからね!」
   
「竜宮城は、それはそれは、美しいお城でした。太郎は、その城のお姫様に、もてなしを受けました。」
    
   
「そうだ! ごめん! 私、先に帰ってるね!」
   
   
「待ってて、エルちゃん!」
   


~ Bパート ~
 ましろは、家に帰ってから、黙々と絵本作りに取り掛かっていました。あげはやヨヨは、ましろがこれほど集中している事に喜びますが、ソラは、無理してるのではないかと心配します。
 その後、あげははソラに、ましろの間食を持っていくついでに、様子を見てきたらどうか、と言いました。

 ソラは、ましろの部屋のドアをノックしましたが、返事はありませんでした。部屋の中に入ってみると・・・、
   
    
   
「そーっと・・・。」
   
「ありがとう、ソラちゃん!」
   
「なんかね、すっごく、楽しいの!」
「はい!」
   
   

   
    
    

 そして、ついに絵本が完成しました。ですが、提出期限が迫っており、ましろ達は、提出先のソラシド市役所に急ぎました。
 なお、5時までに提出する必要があります。今の時刻は3時32分。まだ間に合いそうですが・・・、
   
「バッタモンダー!」
「その封筒、随分大事なものなんだね?」
    
「アンタには関係ないし!」
「僕は君達が心配なんだ。何かアクシデントに巻き込まれて、その封筒を失ってしまわないかってね。」
   
   
 だったら絡んでくるなよ。封筒を消す気バリバリじゃねーか、この野郎。あーあ、コイツの後ろからトラックが猛スピードで突っ込んできて、コイツに激突するアクシデントが起きないかな。(笑)

 そして、バッタモンダーはランボーグを生み出します。
   
 ソラ達4人はプリキュアに変身します。

『スカイミラージュ!』
   
   
『トーンコネクト!』
   
「ひろがるチェンジ!」
   
   
「プリズム!」
   
    
    
「きらめきホップ!」
   
    
    
「さわやかステップ!」
   
    
    
「はればれジャンプ!」
   
    
    
   
「無限に広がる青い空! キュアスカイ!」
    
   
「ふわり広がる優しい光! キュアプリズム!」
    
   
「天高く広がる勇気! キュアウィング!」
    
   
「アゲてひろがるワンダホー! キュアバタフライ!」
    
   
「レディ・・・。」

『ゴー!』
   
   
『ひろがるスカイ!プリキュア!』
   

 バトルスタート。スカイ、ウィング、プリズムの連続攻撃で、プリキュアが優位に立ちます。
 そして、バタフライがバタフライプレス。これで決着と思われましたが・・・、
    
「ちょっ、何で!? 身体動かせないんだけど!」
「ボク達もです!」
    
 どうやらランボーグが赤信号になると、プリキュアが動けなくなる効果があるようです。ランボーグ自身も止まりますが。
 しかし、すぐに青信号になって動き出し、バタフライプレスを回避。プリキュアも動けるようになったものの、突然の事態に対応できず、形勢逆転となります。
 その後、ヒーローガールスカイパンチを放ちますが、赤信号効果で止められます。そして、ランボーグはタイミングを見計らって青信号となり、パンチを回避しました。
「このままじゃ絵本の締め切りに間に合いません!」
「それはいいの・・・。それよりランボーグ・・・。」
「よくありません!」
   
「プリズム! 次に青に変わったら、構わず行って下さい!」
「そうですよ! あんなに頑張ったんだから!」
    
「でも、こんなにピンチなんだし・・・。」
「いいから行く! 私達、いっつもプリズムの優しさに支えてもらってる! だから、今日くらい思いっきり応援させてよ!」
    
    
「みんな・・・。」
   

 その後、ランボーグは青信号に。同時に、バタフライは、ミックスパレットでスカイをパワーアップ。
 ランボーグは赤信号効果でスカイを止めようとしますが、スカイは、止まる事なく、赤信号を破壊しました。プリズムは、封筒を持って役所へ走ります。
 直後、スカイがパンチでランボーグにダメージを与え、タイタニックレインボー。ランボーグを浄化し、キラキラエナジーを回収しました。

 少しして、ソラ達3人が役所に着いた頃には、もう5時になっていました。
 同時に、ましろが役所から出てきました。提出期限には間に合ったようです。

 その後日・・・、
   
    
「これって、プリティホリックの・・・。」
「菜摘さんのじゃん! すご過ぎ!」
「綺麗・・・。」
   
   
「ありがとう・・・。ましろんさんの絵本も、すごく素敵だった・・・。私もいつか、あんな風に、優しい世界が描けるようになりたいな・・・。」
「菜摘さん・・・。」
   
   
「あ! これ、ましろさんの・・・。」
    
   
「女の子は森で、大きなブランコを見つけました。ぶらーん、ぶらーん。」
   
「そこへ、男の子がやって来ました。のーせーてー!」
   
「いいよー! 女の子は、男の子と一緒にブランコに乗りました。」
   
   
「すると、森の動物達が次々とやって来ました。みんなで力を合わせてブランコをぐんぐんこぐと、遠くに大きな大きな虹が見えました。」
    
「綺麗だね、と言い合って、みんな、すっかり仲良しになりました。」
   
「なかよち!」
「エルちゃん・・・。」
    
「やっぱり、ましろさんは、すごいです!」
「コンテストには落選しちゃったけど、私、これからも、もっと描いてみたい・・・。」
    
「エルちゃんや誰かの心に届くような絵本を・・・。」
   

 今回は、これで終了です。


 今回のエンディングは、「スイートプリキュア♪」の主人公プリキュア「キュアメロディ」が登場。
「今日は私! キュアメロディ! みんな! 私と一緒に、レッツプレイ!」
   
    
 そういえば、この子も、2人一緒じゃないとプリキュアに変身できないタイプですね。物語前半は、「まーた、このバカップルは順調にイチャつきやがって・・・」って何度ツッコんだか!(笑) 百合レベル高めのソラましですが、ひびかなには敵わないと思います。


次回:「ひろがれ! 知識の翼
 ヨヨの提案で、ソラ達は高原に出かけました。
 高原には、ヨヨが野菜を育てていた畑が広がっていました。ツバサは、ヨヨが野菜の知識にまで詳しい事に驚き・・・。


【まとめ】
 今話は、ましろメイン回。前のましろメイン回と同じく、何かの出来事に本気でぶつかって、自分の中の輝きを見つけたり、自信がつく展開となりました。
 前と同じではありますが、メインキャラの成長が見られるのは嬉しいもの。ましろメイン回は、良回が続いていて、満足です。

 今回は、ましろが絵本作りに挑戦。ましろが考えた絵本は、心が洗われる優しいストーリーだったと思います。
 これは、多くの子供達の心に響きそうですね。私達の世の中も、こういう優しい世界だったら良いですよね。まあ、現実は、利益やら権力やらに目がくらんで、様々な場所で戦争が起きているのですが・・・。

 話の出来だけでなく、公園での出来事や、エルが沢山の絵本に興味津々だった事から、ストーリーを考えたのも、すごいところ。確かに、あれほど絵本が大好きならば、口で説明するよりも、絵本で読み聞かせる方が、誰かと仲良くする事の大切さが理解しやすいでしょう。
 ちょっとした日常を絵本の物語に繋げていくなんて、そう簡単にはできない事。そう思うと、ましろって、すごくセンスありますよね。

 ブランコを題材にしていたのも面白いところ。
 これは、ましろの幼少時を元に考えたんですかね。誰かと一緒にブランコに乗った事が、ましろが幼い頃に公園で遊んだ時に一番楽しく感じた事で、それを今回の絵本のストーリーに取り入れたのかも?
 こういう想像の余地を与えてくれているのも、あの絵本の良いところだと思いますね。

 コンテストの結果は落選となったものの、今回も、ましろにとって大きな自信になったのは間違いないでしょう。
 ですが、今話のタイトルにある「夢」という言葉は、本編にはまったく出ませんでした。これについては、今後のストーリーのお楽しみにしたいですね。タイトルには「最初の一歩」ともある訳ですし。
 ラストで、ましろは、誰かの心に届くような絵本を描き続けたいと言っていましたが、もしかしたら、将来の夢は、絵本とは関係のないものなのかもしれないでしょう。ただ、将来の夢がどうあれ、今回の出来事をきっかけに、ましろは、自分が将来やりたいものを見つけると信じて、次のましろメイン回を待ちたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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