
「魔法つかいプリキュア!」第4話「魔法の授業スタート! ふしぎなちょうちょを探せ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今回は、夜の魔法学校からスタート。
みらい達は図書館に来ていました。ここの図書館はかなり広く、沢山の本が収められています。
また、この図書館には、大きな扉も存在しています。
みらい達が扉の傍に近付くと、そこから先には行かないように、と校長が注意します。
扉の先は、迷宮のように広くて深い「知識の森」と呼ばれる書庫。魔法界の誕生から今に至るまでのすべての本が収められているそうです。
しかし、その奥深くでは、何かが光を放っています。

~ Aパート ~
少しして校長は、1冊の古い本を取り出しました。
その本は、リンクルストーンについて。リンクルストーンとは、この世の始まりよりも古き存在と言われる、大いなる力の結晶。
その中でも、エメラルドは、絶大な力を誇っており、そのエメラルドを4つの宝石が守っています。さらに、その4つを7つの宝石が守っており、計12個のリンクルストーンがあると、伝説には記されています。
みらい達が見つけたダイヤとルビーはいずれも、エメラルドを守るリンクルストーン。
プリキュアも、リンクルストーン同様、伝説でのみ語られていた存在ですが、リンクルストーンとどのような関わりがあるかは分かりません。しかし、みらいとリコならエメラルドに巡り会えるかもしれない、と校長は言います。
とはいえ、明日から魔法の授業。今夜はゆっくり休むように、と校長は告げます。
翌日、みらいとリコは教室に向かっていました。リコは、プリキュアの事は他の生徒に言ってはダメだと、みらいに注意します。
「補習を受けているプリキュアなんて、伝説に傷がつくわ。」
「へー、そういうもんなの?」
そんな事はないと思いますけどね。過去作には、夏休みの宿題を忘れて補習を受けてたのもいましたし。それも4人も。(笑)
少しして、みらい達は教室に入りました。みらいが元気よくあいさつすると、先に入室していた生徒2人のうちの1人が驚きます。
もう1人の生徒は、リコについて、勉強は学年で1番でも、魔法の実技がダメでは話にならないと言います。この子の名前は「ジュン」というようです。
その直後、もう1人の生徒があわてて入ってきました。
帽子を忘れて取りに帰ったようですが、先生はまだ来ていません。
直後、みらいは、自分の名前と、ナシマホウ界から来た事を明かします。この事に、3人の生徒は驚きます。
その直後、先生がやって来ました。先生の名は「アイザック」。
教師生活を40年も務めているようで、初の遅刻らしいです。
何はともあれ、授業が始まりました。
補習は全部で6回。毎回テストを行い、1つでも落とせば留年となります。
合格すれば、下の画像のように、紙にスタンプが1つ押されます。
その後、アイザックは、このスタンプが押された紙を、魔法でチョウチョにします。
そして、チョウチョは教室を出て、どこかに飛んでいきます。最初の補習は、このチョウチョを捕まえて教室に戻ってくる事。
また、局地的に大雨を降らせるザーザー雲が学校に近付いています。
紙のチョウなので、濡れたらオシマイです。急いで捕まえる事が求められます。
さらに、みらいとリコは、2人でスタンプ紙1枚。協力して補習に臨む事が校長から指示されている、とアイザックは言います。
そして、みらい達は、チョウチョを探します。しかし、闇雲に探したところで見つかる訳がなく、リコはみらいに注意します。
「でも、考えてるだけじゃ、見つからないよ!」
とはいえ、学校は広いです。そう見つかりはしないと思われましたが、みらいは発見しました。
リコは、チョウチョは花が好きだからここにいたのだと察しますが、みらいは、そんな事はまったく考えてなく、偶然見つけただけでした。
しかし、チョウチョは、すぐにどこかへ飛んでいきました。リコとジュンは、ホウキを出し、チョウチョを追っていきます。

校長は、みらい達を見て苦労しそうだと呆れますが、アイザックは、個性的な生徒達ばかりだと楽しんでいます。
「出席日数不足のジュンさん。」
「怖がり屋さんで、筆記の試験が不合格だったエミリさん。」
「試験当日、杖とホウキを忘れたケイさん。」
「勉強は学年で一番ですが、魔法は赤点のリコさんと、ナシマホウ界から来たみらいさん。」
「教師生活45年、ここまで個性的な生徒達は初めてです。」
「教師生活、40年では?」
「まずは、行動力を鍛える授業です。どうなりますかね?」
「話、聞いてます?」
教師生活45年だとしても、1の位を切り捨てれば40年なんだし、教師生活40年って事でいいんじゃね? こういう竹を割った性格って大事ですよね、読者の皆さん?(お前は、割り切り過ぎだよ(笑))
しかも、またしても、リコは「落ちてない」って言いましたね。これで4話連続か。私は、10話まで続くと予想しておきます。本当にそうなったら、誰かコメント欄で私を褒めて下さい。(笑)
そんな中、ジュンが最初にチョウを捕まえました。
一方、みらい達は森に入りました。すぐに、エミリはクモを見て怖がります。
怖がって走り出すと、エミリの眼前にはチョウが。
そんな中、ホウキがどこにあるか気になるケイ。しかし、すぐに、チョウがボウシの中に入り、エミリもチョウを捕まえられました。
これで、チョウを見つけていないのは、みらい&リコだけに。みらいは、近くにある花を見て、どこかに走って行きます。
一方、ドクロクシーのアジトでは、ヤモーがドクロクシーに呼ばれていました。
ドクロクシーは一言も発する事なく、目から発する光でヤモーと対話。ヤモーは、プリキュアにジャマされてまだリンクルストーン・エメラルドを見つけられていない事、そして、既に手は打ってある事を報告しました。
その手とは、バッティやスパルダとは異なる新たな幹部。戦いに長けた彼なら、プリキュアを仕留めてくれるだろうと、ヤモーは期待しています。

少しして、みらいは図書館に来ていました。みらいは、紙のチョウチョなら本の花が大好きなんじゃないかと考えます。
その考えは的中し、チョウチョは本の方へ寄って来ました。
しかし、チョウチョは、知識の森の奥深くから発せられた光に惹きつけられ、知識の森へと飛んでいきました。
昨夜校長からそこには行かないよう言われていますが、みらいは、扉を開けて先へと進みます。
みらいが入ってすぐには何事もなかったものの、少しして、本棚がひとりでに動きます。そして、書庫はまるで迷宮のようになり、みらいに不安を与えます。

~ Bパート ~
同じ頃、リコと一緒にいるモフルンは、みらいが帰ってこない事を心配していました。
「世話が焼けるわね。あなたがいないと、あの子も不安でしょ。」
「違うモフ。みらいには、リコがいてあげないとダメモフ。」
「え?」
「みらいは、知らない魔法界でも、色んな事があっても、リコがいたから頑張れたモフ。」
「リコは、みらいと一緒は嫌モフ?」
「私は・・・、」
直後、リコは、これまでのみらいとの付き合いを思い出します。そして、みらいを探しに走ります。
モフルンが感じた甘い匂いを辿ってみると、リコ達は知識の森への扉に着きました。リコも知識の森へと向かいます。
その頃、どうしたらいいか分からず不安に駆られるみらい。そこに、誰かがやって来ました。
それは、ヤモーが放った刺客。彼の名は「ガメッツ」。
ガメッツはみらいに、お手合わせ願おうと攻撃してきますが、リコがいないのでは変身できません。
一方、そのリコは、攻撃の音や煙で、みらいの居場所を察しました。
少しして、本棚を隔てて、みらいと再会。すぐに、みらいは、リコに手を合わせます。
「来てくれて、ありがとう・・・!」
「あなた・・・。」
その直後、リコを目にしたガメッツは、ヨクバールを召喚します。
みらい達が手を繋いで、ヨクバールから逃げ続けていると、書庫の森から光が何度か放たれました、まるで、みらい達を呼ぶように。
少しして、みらい達は、光の元に着きました。光を放っていたのは、1冊の本。
しかし、そんな中迫ってくるヨクバールとガメッツ。もはや絶体絶命という時、本から強大な光が放たれ、ピンチを免れました。
その後、光は止みましたが、ガメッツ達は攻撃の手を緩めません。みらい達は変身します。今回は、ダイヤスタイル。
という事で、バトルスタート。
周りは雲だらけで、ヨクバールは雲に隠れながらミラクル達に突進してきます。ヨクバールの突進に、ミラクルは足場から滑り落ちそうになりますが、マジカルが手を繋いで助けます。
どこから攻撃してくるのか分からず、劣勢のミラクルとマジカル。マジカルは、どこから攻撃してくるか考えますが、そう考えている中でも、ヨクバールは攻撃してきます。
しかし、ミラクルは、そんな事は考えず、直感で突進。その先からはヨクバールが現れ、ミラクルはパンチで、ヨクバールにダメージを与えます。
マジカルは、Aパートでみらいが、考えてばかりじゃチョウは見つからないと言っていた事を思い出します。
「考えるより・・・、動かなきゃ!」
そして、マジカルもミラクル同様、直感で攻撃しますが、当たらず。しかし、方向は当たっていました。

「考えるより・・・、動かなきゃ!」
そして、今度はヒット。ミラクルとマジカルのダブルキックでヨクバールを吹き飛ばしました。
その後は、ダイヤモンドエターナルでヨクバールを撃退。図書館から吹き飛ばされたガメッツは撤退します。
そして、みらい達はチョウチョを発見。これをリコが捕まえます。
すると、またしても、本は強烈な光を放ち、みらい達は図書館の外に出ました。
さらに、本は小さくなり、芽も出て、花も咲きました。

少しして、花から、妖精の赤ちゃんが生まれました。

今回は、これで終了です。
次回:「氷の島ですれ違い!? 魔法がつなぐ友情!」
魔法の授業の2回目が行われました。課題は、魔法のヤカンを使ってお茶をいれる事。
魔法のヤカンは、杖を振るだけですぐにお湯を沸かす事ができる便利な物ですが、課題を行う場所は、魔法学校ではなく、雪と氷で覆われた氷の島。とても寒い氷の島では、なかなかお湯を沸かす事ができず、みらい達は苦戦します。
果たして、みらい達は課題をクリアする事ができるのか?
【まとめ】
魔法の授業が始まり、最初の課題「魔法のチョウチョを捕まえる事」をクリアする事ができました。
今回のテーマは「考えるよりも動く」でしょう。
魔法のチョウチョを探すところ、知識の森に踏み込んだところ、ヨクバールの攻撃を直感で読んだところと、今回はみらいの「考えるよりも動く」ところが多く披露され、2話でも、魔法学校退学の危機に立たされたリコを何とかするために校長を探したりと、「考えるよりも動く」のは、みらいの特徴といえるでしょう。まあ、もっと言えば、プリキュアシリーズにおける主人公の持ち味ですね。
と言っても、それが必ずしも、良い方向に進むとは限らず、周りに迷惑をかける事だってあります。しかし、その子達の根底にあるのは、誰かのため。
友達をはじめとした大事な人を放っておけず、つい体が動いてしまうのでしょう。その姿勢が、多くの人達に認められ、大抵は良い方向に進んでいるのでしょうね。
今回のみらいについても、同じ事でしょう。きっと、みらいは常に、リコのために動いていたでしょうね。みらいとリコは2人で補習を合格する事が求められていたために、考え過ぎて動かないのではリコに迷惑をかけちゃうんじゃないかと。
ただ、知識の森に踏み込んだところは、その行動の良さが裏目に出てしまいましたが、その後に、リコが助けに行ったあたり、リコには、「考えるよりも動く」ところがみらいの良いところとして映っていたでしょう。そんな大事な子だからこそ絶対に助けたいと思い、リコは、知識の森の危険さをかえりみず、みらいを助けに踏み込めたのだと思いますね。
しかし、普段のリコは、みらいとは逆に、動く前にまず考えるタイプです。勉強は学年で1番という事から、知識量は豊富であり、その強みを活かして、考える事を優先しちゃうのでしょうね。
とはいえ、リコ自体も元々、「考えるよりも動く」ところが結構あるんですよね。思えば、ナシマホウ界に行った時は、リンクルストーン・エメラルドを見つけたい一心が強く、ナシマホウ界に行く事への不安や戸惑いは感じていなかった訳ですし。
それに、2話でも、退学の危機に立たされたリコのために、みらいが校長を探した時、リコは、みらいを心配して探しに行きました。教頭に、教室を出たら退学もありうると言われたにもかかわらず。
ただ、魔法が苦手という点が、その行動の良さを薄れさせてしまったのでしょう。魔法を失敗すると、それが不安や躊躇に繋がり、つい慎重に行動しちゃうようになったんじゃないかと思いますね。
だけど、みらいのおかげで、「考えるよりも動く」ところが少し目立ってきたのでしょう。みらいは、リコの魔法の腕がどうあれ、リコが魔法使いである事に尊敬の眼差しを向けて親身に接してくれている。それが、リコに安心感を与え、多少失敗したっていいと思い切っていけるのかな、と思いますね。
やはり、リコは、みらいとの出会いで良い方向に進んでいると思います。
さて、次回ですが、タイトルには「すれ違い」とあり、リコがみらいの考えに合わず仲違いしてしまいそうな気がしますね。しかし、それが解決できれば逆に、2人の仲が深まっていく事でしょう。
そして、上手く事が進めば、リコがみらいの事を名前で呼ぶ可能性も!? 思えば、「ふたりはプリキュア」では、なぎさとほのかが仲違いした8話において、それを乗り越えた後に、2人は名字呼びから「なぎさ」「ほのか」で呼び合う仲にまで発展しましたので、次回は、その時のような良回になるんじゃないかと期待しちゃいますね。
すれ違いを乗り越えた先にある、みらいとリコの更なる友情に、次回は大いに注目したいと思います。
今回の感想は、これで以上です。ここからは、次回以降の感想についてのお知らせです。
明日3月から、私自身、今までよりもだいぶ忙しい身となり、プリキュア感想の投稿時間帯がこれまでよりも遅れます。
と言っても、月曜投稿は変わりません。ただ、ここしばらく午前中に投稿していたのは、今後、夕方以降となってしまい、どんなに早くても午後6時は過ぎると思います。
ここ最近、安定して午前中の感想投稿が続いただけに、毎回、正午頃に私の感想をご覧になっている方もそこそこ多いかと思いますが、申し訳ございませんが、今後は夜までお待ち下さい。お願い致します。
なお、月曜が祝日であれば、午前中に投稿できると思いますし、そのように努めていきます。
また、明日から忙しくなる事に伴い、本日放映される「プリパラ」85話の感想は、明日には仕上がらず、明後日2日(水)の投稿になると思います。そちらも待ちわびている方は、合わせてご了承下さいませ。
~ オープニング前 ~
今回は、夜の魔法学校からスタート。
みらい達は図書館に来ていました。ここの図書館はかなり広く、沢山の本が収められています。
また、この図書館には、大きな扉も存在しています。

扉の先は、迷宮のように広くて深い「知識の森」と呼ばれる書庫。魔法界の誕生から今に至るまでのすべての本が収められているそうです。
しかし、その奥深くでは、何かが光を放っています。

~ Aパート ~
少しして校長は、1冊の古い本を取り出しました。
その本は、リンクルストーンについて。リンクルストーンとは、この世の始まりよりも古き存在と言われる、大いなる力の結晶。

みらい達が見つけたダイヤとルビーはいずれも、エメラルドを守るリンクルストーン。
プリキュアも、リンクルストーン同様、伝説でのみ語られていた存在ですが、リンクルストーンとどのような関わりがあるかは分かりません。しかし、みらいとリコならエメラルドに巡り会えるかもしれない、と校長は言います。
とはいえ、明日から魔法の授業。今夜はゆっくり休むように、と校長は告げます。
翌日、みらいとリコは教室に向かっていました。リコは、プリキュアの事は他の生徒に言ってはダメだと、みらいに注意します。
「補習を受けているプリキュアなんて、伝説に傷がつくわ。」
「へー、そういうもんなの?」

少しして、みらい達は教室に入りました。みらいが元気よくあいさつすると、先に入室していた生徒2人のうちの1人が驚きます。



直後、みらいは、自分の名前と、ナシマホウ界から来た事を明かします。この事に、3人の生徒は驚きます。
その直後、先生がやって来ました。先生の名は「アイザック」。

何はともあれ、授業が始まりました。
補習は全部で6回。毎回テストを行い、1つでも落とせば留年となります。
合格すれば、下の画像のように、紙にスタンプが1つ押されます。



また、局地的に大雨を降らせるザーザー雲が学校に近付いています。

さらに、みらいとリコは、2人でスタンプ紙1枚。協力して補習に臨む事が校長から指示されている、とアイザックは言います。
そして、みらい達は、チョウチョを探します。しかし、闇雲に探したところで見つかる訳がなく、リコはみらいに注意します。
「でも、考えてるだけじゃ、見つからないよ!」



しかし、チョウチョは、すぐにどこかへ飛んでいきました。リコとジュンは、ホウキを出し、チョウチョを追っていきます。

校長は、みらい達を見て苦労しそうだと呆れますが、アイザックは、個性的な生徒達ばかりだと楽しんでいます。
「出席日数不足のジュンさん。」




「教師生活、40年では?」
「まずは、行動力を鍛える授業です。どうなりますかね?」
「話、聞いてます?」

しかも、またしても、リコは「落ちてない」って言いましたね。これで4話連続か。私は、10話まで続くと予想しておきます。本当にそうなったら、誰かコメント欄で私を褒めて下さい。(笑)
そんな中、ジュンが最初にチョウを捕まえました。






一方、ドクロクシーのアジトでは、ヤモーがドクロクシーに呼ばれていました。
ドクロクシーは一言も発する事なく、目から発する光でヤモーと対話。ヤモーは、プリキュアにジャマされてまだリンクルストーン・エメラルドを見つけられていない事、そして、既に手は打ってある事を報告しました。
その手とは、バッティやスパルダとは異なる新たな幹部。戦いに長けた彼なら、プリキュアを仕留めてくれるだろうと、ヤモーは期待しています。


少しして、みらいは図書館に来ていました。みらいは、紙のチョウチョなら本の花が大好きなんじゃないかと考えます。


昨夜校長からそこには行かないよう言われていますが、みらいは、扉を開けて先へと進みます。
みらいが入ってすぐには何事もなかったものの、少しして、本棚がひとりでに動きます。そして、書庫はまるで迷宮のようになり、みらいに不安を与えます。

~ Bパート ~
同じ頃、リコと一緒にいるモフルンは、みらいが帰ってこない事を心配していました。
「世話が焼けるわね。あなたがいないと、あの子も不安でしょ。」

「え?」
「みらいは、知らない魔法界でも、色んな事があっても、リコがいたから頑張れたモフ。」

「私は・・・、」
直後、リコは、これまでのみらいとの付き合いを思い出します。そして、みらいを探しに走ります。


その頃、どうしたらいいか分からず不安に駆られるみらい。そこに、誰かがやって来ました。
それは、ヤモーが放った刺客。彼の名は「ガメッツ」。

一方、そのリコは、攻撃の音や煙で、みらいの居場所を察しました。
少しして、本棚を隔てて、みらいと再会。すぐに、みらいは、リコに手を合わせます。


「あなた・・・。」



少しして、みらい達は、光の元に着きました。光を放っていたのは、1冊の本。



という事で、バトルスタート。
周りは雲だらけで、ヨクバールは雲に隠れながらミラクル達に突進してきます。ヨクバールの突進に、ミラクルは足場から滑り落ちそうになりますが、マジカルが手を繋いで助けます。

しかし、ミラクルは、そんな事は考えず、直感で突進。その先からはヨクバールが現れ、ミラクルはパンチで、ヨクバールにダメージを与えます。

「考えるより・・・、動かなきゃ!」



「考えるより・・・、動かなきゃ!」



そして、みらい達はチョウチョを発見。これをリコが捕まえます。

さらに、本は小さくなり、芽も出て、花も咲きました。




今回は、これで終了です。
次回:「氷の島ですれ違い!? 魔法がつなぐ友情!」
魔法の授業の2回目が行われました。課題は、魔法のヤカンを使ってお茶をいれる事。
魔法のヤカンは、杖を振るだけですぐにお湯を沸かす事ができる便利な物ですが、課題を行う場所は、魔法学校ではなく、雪と氷で覆われた氷の島。とても寒い氷の島では、なかなかお湯を沸かす事ができず、みらい達は苦戦します。
果たして、みらい達は課題をクリアする事ができるのか?
【まとめ】
魔法の授業が始まり、最初の課題「魔法のチョウチョを捕まえる事」をクリアする事ができました。
今回のテーマは「考えるよりも動く」でしょう。
魔法のチョウチョを探すところ、知識の森に踏み込んだところ、ヨクバールの攻撃を直感で読んだところと、今回はみらいの「考えるよりも動く」ところが多く披露され、2話でも、魔法学校退学の危機に立たされたリコを何とかするために校長を探したりと、「考えるよりも動く」のは、みらいの特徴といえるでしょう。まあ、もっと言えば、プリキュアシリーズにおける主人公の持ち味ですね。
と言っても、それが必ずしも、良い方向に進むとは限らず、周りに迷惑をかける事だってあります。しかし、その子達の根底にあるのは、誰かのため。
友達をはじめとした大事な人を放っておけず、つい体が動いてしまうのでしょう。その姿勢が、多くの人達に認められ、大抵は良い方向に進んでいるのでしょうね。
今回のみらいについても、同じ事でしょう。きっと、みらいは常に、リコのために動いていたでしょうね。みらいとリコは2人で補習を合格する事が求められていたために、考え過ぎて動かないのではリコに迷惑をかけちゃうんじゃないかと。
ただ、知識の森に踏み込んだところは、その行動の良さが裏目に出てしまいましたが、その後に、リコが助けに行ったあたり、リコには、「考えるよりも動く」ところがみらいの良いところとして映っていたでしょう。そんな大事な子だからこそ絶対に助けたいと思い、リコは、知識の森の危険さをかえりみず、みらいを助けに踏み込めたのだと思いますね。
しかし、普段のリコは、みらいとは逆に、動く前にまず考えるタイプです。勉強は学年で1番という事から、知識量は豊富であり、その強みを活かして、考える事を優先しちゃうのでしょうね。
とはいえ、リコ自体も元々、「考えるよりも動く」ところが結構あるんですよね。思えば、ナシマホウ界に行った時は、リンクルストーン・エメラルドを見つけたい一心が強く、ナシマホウ界に行く事への不安や戸惑いは感じていなかった訳ですし。
それに、2話でも、退学の危機に立たされたリコのために、みらいが校長を探した時、リコは、みらいを心配して探しに行きました。教頭に、教室を出たら退学もありうると言われたにもかかわらず。
ただ、魔法が苦手という点が、その行動の良さを薄れさせてしまったのでしょう。魔法を失敗すると、それが不安や躊躇に繋がり、つい慎重に行動しちゃうようになったんじゃないかと思いますね。
だけど、みらいのおかげで、「考えるよりも動く」ところが少し目立ってきたのでしょう。みらいは、リコの魔法の腕がどうあれ、リコが魔法使いである事に尊敬の眼差しを向けて親身に接してくれている。それが、リコに安心感を与え、多少失敗したっていいと思い切っていけるのかな、と思いますね。
やはり、リコは、みらいとの出会いで良い方向に進んでいると思います。
さて、次回ですが、タイトルには「すれ違い」とあり、リコがみらいの考えに合わず仲違いしてしまいそうな気がしますね。しかし、それが解決できれば逆に、2人の仲が深まっていく事でしょう。
そして、上手く事が進めば、リコがみらいの事を名前で呼ぶ可能性も!? 思えば、「ふたりはプリキュア」では、なぎさとほのかが仲違いした8話において、それを乗り越えた後に、2人は名字呼びから「なぎさ」「ほのか」で呼び合う仲にまで発展しましたので、次回は、その時のような良回になるんじゃないかと期待しちゃいますね。
すれ違いを乗り越えた先にある、みらいとリコの更なる友情に、次回は大いに注目したいと思います。
今回の感想は、これで以上です。ここからは、次回以降の感想についてのお知らせです。
明日3月から、私自身、今までよりもだいぶ忙しい身となり、プリキュア感想の投稿時間帯がこれまでよりも遅れます。
と言っても、月曜投稿は変わりません。ただ、ここしばらく午前中に投稿していたのは、今後、夕方以降となってしまい、どんなに早くても午後6時は過ぎると思います。
ここ最近、安定して午前中の感想投稿が続いただけに、毎回、正午頃に私の感想をご覧になっている方もそこそこ多いかと思いますが、申し訳ございませんが、今後は夜までお待ち下さい。お願い致します。
なお、月曜が祝日であれば、午前中に投稿できると思いますし、そのように努めていきます。
また、明日から忙しくなる事に伴い、本日放映される「プリパラ」85話の感想は、明日には仕上がらず、明後日2日(水)の投稿になると思います。そちらも待ちわびている方は、合わせてご了承下さいませ。