「プリパラ」第101話「キタ! 神アイドルグランプリ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
第1回神アイドルグランプリが間近に迫ったある日、シオンは、プリパラTVの外で精神集中していました。
「神アイドルになる! それが、私の初志貫徹! このグランプリは、その通過点なのだ。絶対に勝つ!」
しかし、みれぃが、それはどうかと声をかけます。
「私の計算によると、99.99%の確率で、勝つのはSoLaMi SMILEぷり!」
「私の読みでは、神ヘアアクセを解放するのは、Dressing Pafeだ!」
「私の計算を見くびらない事ね。」
「私の読みを侮らない事だ。」
とはいえ、2人とも、トライアングルの存在が脅威と感じています。
~ Aパート ~
少しして、シオンはレッスン室で、奇妙な物体を見つけます。これは、ウサギのやつれた姿。
ウサチャにしつこく電話したら、着信拒否されてこうなったらしいです。シオンは、そんなウサギに喝を入れます。
「無為無能! 少なくともウサチャは今、お前のように泣いてはいないぞ!」
「そうウサ・・・。僕は・・・、神アイドルグランプリを控えた、Dressing Pafeのマネージャーウサ!」
「さあ、神アイドルグランプリウサ! 優勝するウサ!」
妹にしつこく電話とかストーカーまがいの事をしたのが、こう立ち直られても、何かしっくりこないなあ・・・。1期序盤のそふぃのマネージャーだった頃のイヤなヤツとは思えないだらしなさですね。ドロシーの呆れた表情に納得です。(笑)
同じ頃、のんは、かのんとして、例の隠れ家でレッスン。
「年下のウサチャ達が年上に勝つのは、進化の法則ウチャ!」
「そこに山があるから登る! そこにお姉ちゃんがいるから、絶対超える!」
「でなけりゃ私達は・・・、」
『いつまでも上に行けない!』
「兄ちゃを倒して!」
「お姉ちゃんを倒して!」
『輝かしい勝利ロードを切り開く(ウチャ)!』
「神ヘアアクセをチョー解放して・・・、」
「お姉ちゃん(兄ちゃ)に・・・、絶対勝ーつ(ウチャ)!」
しばらくして、辺りは夕方になり、夕食の時間に。らぁらは、のんを呼びますが、のんはレッスンの疲れから、眠りこけていました。
らぁらの呼びかけで、のんは、食卓に着きます。のんの夕食は、グランプリに勝つ願掛けから、カツ丼です。
そんなにがっつくな。プリパラチェンジ後の姿に関係ないとはいえ、太るぞ?(笑) まあ、私だったら、勝利の願掛けの食べ物は、「Win」から、ウィンナーにしますね。
そして、第1回神アイドルグランプリを迎えました。
このグランプリで勝利したチームは、石像の神ヘアアクセの封印を解く名誉が与えられ、刻印にチーム名が刻まれます。
さらに、優勝チームは自動的に、本選への参加権が得られます。
ライブをする順番は、くじ引きで決めます。また、このグランプリは、世界中のプリパラに中継されています。
90話オープニング前のめが兄ぃといい、今年春の劇場版のネタ入れるの好きですね。
トップバッターは、Dressing Pafe。
コーデは、シオンは「クロスウォークバイオレットコーデ」、ドロシーは「クロスウォークスカイブルーコーデ」、レオナは「クロスウォークスカーレットコーデ」。
曲は「ラン♪ for ジャンピン!」。
メイキングドラマは「ずっとともだち! 青春ジャンピンスナッピン!」。
~ Bパート ~
次は、SoLaMi SMILEの番です。しかし、らぁらは、Dressing Pafeのライブのすごさに不安を感じます。
「弱気にならないで。」
「そふぃ・・・。」
「さあ、行くぷり!」
『うん!』
そして、コーデチェンジ。コーデは、らぁらは「ダイヤチェックスウィートコーデ」、みれぃは「ダイヤチェックビビッドコーデ」、そふぃは「ダイヤチェックローズコーデ」。
曲は「トライアングル・スター」。
メイキングドラマは「ときめきプレゼントフォーユー」。
そして、ラストは、トライアングル。コーデは「トライアングルコーデ」。
曲は「かりすま~とGIRL☆Yeah!」。
メイキングドラマは「ひみつのワンダフルスコープ」。
トライアングルのライブのすごさに、負けを覚悟したらぁらとみれぃ。しかし、そふぃは、そうかしらと気にしていません。
3チームのライブが終わり、結果発表。3チームの台座が天空目指して上昇し、ジュリィからタクトを受け取ったチームが優勝です。
そして、3チームの台座が上昇。
「チョー飛んじゃって!」
「一番は、ボク達だー!」
「かしこまっー!」
少しして、トライアングルの台座が止まりました。という事で、優勝は、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの2チームに絞られました。
そして、タクトを受け取ったのは、らぁら達SoLaMi SMILE。
Dressing Pafeの3人もタクトを手にしました。
という事で、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの2チームが優勝。両チームは、神チャレンジライブを繰り広げます。
こうして、石像の神ヘアアクセの封印が解かれました。さらに、刻印には、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの名が刻まれました。
その一方、優勝できずに肩を落とす、かのんとウサチャ。
その後、勝者インタビューを受けたらぁらは、まだ優勝の実感が湧いていません。その一方、ドロシーは当然の優勝だと上機嫌です。
めが兄ぃは、かのんにもインタビューを求めますが、かのんは、優勝できなかったショックで言葉が出ません。
「ウソ!? 私達が優勝なんて、ヤダ、ありえないぴっぴ!」
なぜか優勝コメントをした事に戸惑う観客達。
ついでに、じゅのんもコメント。優勝コメントの録画が流れてしまいました。かのんとウサチャは、この事態を止める事ができず、パニックです。
少しして、クマとウサギは、じゅのんとぴのんの足元にあるボールに目が行きました。これを転がすと、ボールの動きに合わせて、じゅのんとぴのんも移動します。
めが兄ぃとドロシーがボールを拾うと、じゅのんとぴのんが消滅。じゅのんとぴのんはホログラムだった事が、観客達に知らされました。
居心地の悪さを感じたかのんは、スタージから逃げようとしますが、らぁらは、かのんがプリチケを落としたのを見て、止めさせます。
プリチケに映っているのは、のん。らぁらは、驚きます。また、妹である事も明かしました。
「そうだよ・・・、お姉ちゃん。」
テレビを見ていた両親もビックリ。プリパリで中継を見ていたファルルは、のんのプリパラデビューを祝います。
しばらくして、のんは、本当のプリパラチェンジ。
らぁら達は、一人三役を演じたのんを称えます。
とはいえ、らぁらは、言ってくれれば力になれたとも言います。ですが、のんは、姉に負けたくなかったために、その気遣いはお断りでした。
「まあ、正直、初めてアイドルやってみて、お姉ちゃんは大変なんだなって、ちょっとだけ、ほんの少しすごいと思わない訳でもないけど。」
「まあ、正直、兄ちゃのお仕事が大変なんだなって、思わない訳でもないウチャ。」
「のん・・・。」
「ウサチャ・・・。」
「これからは一緒にアイドル頑張ろうね! デュエットとかやろうよ!」
「お断り! お姉ちゃんは敵! ライバルだからね!」
「兄ちゃは敵ウチャ!」
「やっぱり1人でやるのは限界があるって分かった。今度は、強力なチームメイトを探して、今度こそ勝つから!」
「兄ちゃもクマも、トライアングルプロジェクトを台無しにした事、一生恨むウチャ!」
少しして、らぁらは、のんと一緒に帰宅。
「これからは、のんと一緒にプリパラ行ったりできるんだ!」
「お姉ちゃんはライバルだからね!」
「うん! 頑張ろうね!」
「だから! ライバルなんだってばー!」
今回は、これで終了です。
次回:「変幻自在! ジュエルチェンジぽよ♡」
第1回神アイドルグランプリを終えて一息つくらぁら達の元に、プリパラにいるひびきから連絡が来ました。
ひびきの推薦で、ある有名映画監督が、SoLaMi SMILEの3人とDressing Pafeの3人を主役に映画を撮りたいとの事です。一体、どんな映画を撮るのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
第1回神アイドルグランプリが行われ、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの2チームが優勝を果たしました。
今回の神アイドルグランプリの勝敗を分けたのは「チーム力」だったでしょう。
個々の能力は、のんの方が、SoLaMi SMILEの3人やDressing Pafeの3人よりも高かったかもしれません。らぁら達6人はジュルルとの深い触れ合いがあって神チャレンジライブをやれたのに対し、のんは、そういうのがなく神チャレンジライブをやれた訳ですし。のんだけは、実力でスーパーサイリウムコーデをゲットできたと思いますね。
それに、マネージャーと担当アイドルとの絆も、SoLaMi SMILEやDressing Pafeと比べると、格段に深かったでしょう。どんな時でも意気投合できるウサチャがいたからこそ、のんは、超有名アイドルであるらぁら達に絶対に勝てると、常に自信を持って練習に励んでいたと思いますね。
ですが、ステージに立てるのは、アイドルだけであり、マネージャーがステージに立つ事は出来ません。どんなにアイドルとマネージャーの絆が深かろうと、肝心要のところでは、アイドルの資質が問われてくるものです。
それに、グランプリ終わってのんが振り返っていたように、個々の力には限界があります。ですが、仲間、いや、友達がいれば、限界以上の力が出せるものです。
Dressing Pafeの3人は、シオンとドロシーの我が強く、2人の言い合いはよくあり、2期序盤の44話では解散の危機になりかけましたが、いざという時の団結力は目を見張るものがあると思います。
SoLaMi SMILEの3人は、今回、「チーム力」の良い手本を見せていたと思いますね。特に、ライブ直前に、らぁらの不安をそふぃがチームのお姉さんとして和らげていたのが印象的でした。その後に、みれぃが手を合わせて鼓舞していたのも良かったです。
そんな素晴らしい友達がいるからこそ、自身の知らなかった自分を引き出す事ができ、グランプリの結果にも繋がったと思いますね。
Dressing Pafeは、前々話、前話と2話連続でメイン回だった勢いがあり、SoLaMi SMILEは、チームのあるべき姿を見せたと思うと、両チームの優勝は妥当だったと思います。
その一方、今回のグランプリで敗れたのんですが、負けた事で大きな財産を得た事でしょう。1人の力には限界があるとか、チームの素晴らしさとか。
特に、「チーム力」については、良い勉強になったんじゃないかと思いますね。のんは、質の高いライブで多くのファンを作った一方で、らぁらに勝つ事に専念し過ぎて、友達付き合いは避けていた事でしょう。
ですが、プリパラは、「子供の純粋性」に満ちており、すぐに色んな子達と仲良くなれる場所。今回のグランプリでのんを勝たせなかったのは、「もっと純粋にプリパラを楽しみなさい」というジュリィのお告げみたいなものなのかもしれませんね。
それに、もし、のんが今回のグランプリで勝っていたら、今後、大きな損失に繋がってた事でしょう。
のんは、グランプリが始まるまではトントン拍子にアイドルの道を進んでいただけに、ここで勝っていたら、「お姉ちゃんに勝ったんだからもういいや」と、これまで培ってきた努力をあっさり捨ててしまう可能性があるでしょう。何時間も勉強してた受験生が受験を終えたら、一気に気が抜けてしまうのと同じようなものですね。のんは、しっかり者といえど、まだ小学4年生と幼いですので、そうなる可能性は高いんじゃないかと思います。
アイドルの頂点に立つには、一時ではなく、常に立ち続けられるよう努力する事が大切です。今回のんに勝たせなかったのは、努力の継続に繋げさせたと思うと、良いストーリーだったと思います。
また、トライアングルの正体バレの観点から見ても、のんが今回のグランプリで勝っていたらマズかったでしょう。ホログラーメションを利用し、チームと偽ってグランプリに出た事はインチキだと炎上騒ぎになっていたかもしれませんし。今回の優勝も取り消され、今後ののんの立場も危うくなっていたでしょうね。
これが優勝でなければ、優勝チームに注目が行く分、チームと偽ってのグランプリ出場はそこまで騒ぎにならないでしょう。ドーピング違反したスポーツ選手がオリンピックで金メダルを取っていたら非難轟々なのに対し、メダルに全然届かない成績だったら、大したニュースにならないのと同じようなものですね。
それに、正体がバレた時に姉が傍にいたのも、幸運だったでしょう。
グランプリで負けたとしても、チームと偽っての出場は、やはり良いものではないですので、非難は受けていたでしょう。のんもウサチャも新人なだけに、その非難に対処しきれず、押し潰されていたと思います。
だけど、超有名アイドルである姉が、一人三役を演じたすごさを認めてくれれば、話は別。誰かが悪い事をしたとしても、ある人気者がその人を認めれば、周りもその人を認めるようになるのは、よくある話です。
だから、チームと偽ってグランプリに出場した事よりも、一人三役で頑張っていた事の方が、ほとんどの子達に強く印象に残ったんじゃないかと思いますね。そう思うと、のんは、正体バレの危機に晒されながらも、姉に救われたでしょう。
観衆への正体バレは、一人三役である事が明かされてからわずか3話後と早かったものの、バレるタイミングはちょうど良かったと思います。
さて、今回で神アイドルグランプリの第1回が終わりましたが、当然、これで終わりではなく、ここから先もまた大事です。
SoLaMi SMILEとDressing Pafeの2チームは優勝し、あの刻印に名が刻まれましたが、それだけに、それに恥じない振る舞いが今後求められるでしょう。まあ、1年半近くもパラジュクの有名アイドルを務めている6人なら大丈夫かと思いますが。
また、今回出れなかった子達についても見逃せないところですね。特に、ガァルマゲドンの3人は、次回の神アイドルグランプリの出場は濃厚と思われ、96話のリベンジと新曲を7月下旬から8月上旬にかけて期待したいものです。
他にも、プリパリにいる、ひびき、ファルル、ふわりの参戦も気になるところ。次回の神アイドルグランプリには誰が出るのか楽しみにしつつ、目の前の1話をしっかり見ていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
第1回神アイドルグランプリが間近に迫ったある日、シオンは、プリパラTVの外で精神集中していました。
「神アイドルになる! それが、私の初志貫徹! このグランプリは、その通過点なのだ。絶対に勝つ!」
しかし、みれぃが、それはどうかと声をかけます。
「私の計算によると、99.99%の確率で、勝つのはSoLaMi SMILEぷり!」
「私の読みでは、神ヘアアクセを解放するのは、Dressing Pafeだ!」
「私の計算を見くびらない事ね。」
「私の読みを侮らない事だ。」
とはいえ、2人とも、トライアングルの存在が脅威と感じています。
~ Aパート ~
少しして、シオンはレッスン室で、奇妙な物体を見つけます。これは、ウサギのやつれた姿。
「無為無能! 少なくともウサチャは今、お前のように泣いてはいないぞ!」
妹にしつこく電話とかストーカーまがいの事をしたのが、こう立ち直られても、何かしっくりこないなあ・・・。1期序盤のそふぃのマネージャーだった頃のイヤなヤツとは思えないだらしなさですね。ドロシーの呆れた表情に納得です。(笑)
同じ頃、のんは、かのんとして、例の隠れ家でレッスン。
「年下のウサチャ達が年上に勝つのは、進化の法則ウチャ!」
「そこに山があるから登る! そこにお姉ちゃんがいるから、絶対超える!」
『いつまでも上に行けない!』
「兄ちゃを倒して!」
「お姉ちゃんを倒して!」
『輝かしい勝利ロードを切り開く(ウチャ)!』
「神ヘアアクセをチョー解放して・・・、」
「お姉ちゃん(兄ちゃ)に・・・、絶対勝ーつ(ウチャ)!」
しばらくして、辺りは夕方になり、夕食の時間に。らぁらは、のんを呼びますが、のんはレッスンの疲れから、眠りこけていました。
らぁらの呼びかけで、のんは、食卓に着きます。のんの夕食は、グランプリに勝つ願掛けから、カツ丼です。
そして、第1回神アイドルグランプリを迎えました。
このグランプリで勝利したチームは、石像の神ヘアアクセの封印を解く名誉が与えられ、刻印にチーム名が刻まれます。
さらに、優勝チームは自動的に、本選への参加権が得られます。
ライブをする順番は、くじ引きで決めます。また、このグランプリは、世界中のプリパラに中継されています。
トップバッターは、Dressing Pafe。
コーデは、シオンは「クロスウォークバイオレットコーデ」、ドロシーは「クロスウォークスカイブルーコーデ」、レオナは「クロスウォークスカーレットコーデ」。
曲は「ラン♪ for ジャンピン!」。
メイキングドラマは「ずっとともだち! 青春ジャンピンスナッピン!」。
~ Bパート ~
次は、SoLaMi SMILEの番です。しかし、らぁらは、Dressing Pafeのライブのすごさに不安を感じます。
「弱気にならないで。」
「そふぃ・・・。」
「さあ、行くぷり!」
『うん!』
そして、コーデチェンジ。コーデは、らぁらは「ダイヤチェックスウィートコーデ」、みれぃは「ダイヤチェックビビッドコーデ」、そふぃは「ダイヤチェックローズコーデ」。
曲は「トライアングル・スター」。
そして、ラストは、トライアングル。コーデは「トライアングルコーデ」。
曲は「かりすま~とGIRL☆Yeah!」。
メイキングドラマは「ひみつのワンダフルスコープ」。
トライアングルのライブのすごさに、負けを覚悟したらぁらとみれぃ。しかし、そふぃは、そうかしらと気にしていません。
3チームのライブが終わり、結果発表。3チームの台座が天空目指して上昇し、ジュリィからタクトを受け取ったチームが優勝です。
そして、3チームの台座が上昇。
「チョー飛んじゃって!」
「一番は、ボク達だー!」
「かしこまっー!」
そして、タクトを受け取ったのは、らぁら達SoLaMi SMILE。
こうして、石像の神ヘアアクセの封印が解かれました。さらに、刻印には、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの名が刻まれました。
その後、勝者インタビューを受けたらぁらは、まだ優勝の実感が湧いていません。その一方、ドロシーは当然の優勝だと上機嫌です。
めが兄ぃは、かのんにもインタビューを求めますが、かのんは、優勝できなかったショックで言葉が出ません。
「ウソ!? 私達が優勝なんて、ヤダ、ありえないぴっぴ!」
ついでに、じゅのんもコメント。優勝コメントの録画が流れてしまいました。かのんとウサチャは、この事態を止める事ができず、パニックです。
少しして、クマとウサギは、じゅのんとぴのんの足元にあるボールに目が行きました。これを転がすと、ボールの動きに合わせて、じゅのんとぴのんも移動します。
居心地の悪さを感じたかのんは、スタージから逃げようとしますが、らぁらは、かのんがプリチケを落としたのを見て、止めさせます。
プリチケに映っているのは、のん。らぁらは、驚きます。また、妹である事も明かしました。
「そうだよ・・・、お姉ちゃん。」
テレビを見ていた両親もビックリ。プリパリで中継を見ていたファルルは、のんのプリパラデビューを祝います。
しばらくして、のんは、本当のプリパラチェンジ。
らぁら達は、一人三役を演じたのんを称えます。
とはいえ、らぁらは、言ってくれれば力になれたとも言います。ですが、のんは、姉に負けたくなかったために、その気遣いはお断りでした。
「まあ、正直、初めてアイドルやってみて、お姉ちゃんは大変なんだなって、ちょっとだけ、ほんの少しすごいと思わない訳でもないけど。」
「まあ、正直、兄ちゃのお仕事が大変なんだなって、思わない訳でもないウチャ。」
「のん・・・。」
「ウサチャ・・・。」
「これからは一緒にアイドル頑張ろうね! デュエットとかやろうよ!」
「お断り! お姉ちゃんは敵! ライバルだからね!」
「兄ちゃは敵ウチャ!」
「やっぱり1人でやるのは限界があるって分かった。今度は、強力なチームメイトを探して、今度こそ勝つから!」
「兄ちゃもクマも、トライアングルプロジェクトを台無しにした事、一生恨むウチャ!」
少しして、らぁらは、のんと一緒に帰宅。
「これからは、のんと一緒にプリパラ行ったりできるんだ!」
「お姉ちゃんはライバルだからね!」
「うん! 頑張ろうね!」
「だから! ライバルなんだってばー!」
今回は、これで終了です。
次回:「変幻自在! ジュエルチェンジぽよ♡」
第1回神アイドルグランプリを終えて一息つくらぁら達の元に、プリパラにいるひびきから連絡が来ました。
ひびきの推薦で、ある有名映画監督が、SoLaMi SMILEの3人とDressing Pafeの3人を主役に映画を撮りたいとの事です。一体、どんな映画を撮るのか?
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
第1回神アイドルグランプリが行われ、SoLaMi SMILEとDressing Pafeの2チームが優勝を果たしました。
今回の神アイドルグランプリの勝敗を分けたのは「チーム力」だったでしょう。
個々の能力は、のんの方が、SoLaMi SMILEの3人やDressing Pafeの3人よりも高かったかもしれません。らぁら達6人はジュルルとの深い触れ合いがあって神チャレンジライブをやれたのに対し、のんは、そういうのがなく神チャレンジライブをやれた訳ですし。のんだけは、実力でスーパーサイリウムコーデをゲットできたと思いますね。
それに、マネージャーと担当アイドルとの絆も、SoLaMi SMILEやDressing Pafeと比べると、格段に深かったでしょう。どんな時でも意気投合できるウサチャがいたからこそ、のんは、超有名アイドルであるらぁら達に絶対に勝てると、常に自信を持って練習に励んでいたと思いますね。
ですが、ステージに立てるのは、アイドルだけであり、マネージャーがステージに立つ事は出来ません。どんなにアイドルとマネージャーの絆が深かろうと、肝心要のところでは、アイドルの資質が問われてくるものです。
それに、グランプリ終わってのんが振り返っていたように、個々の力には限界があります。ですが、仲間、いや、友達がいれば、限界以上の力が出せるものです。
Dressing Pafeの3人は、シオンとドロシーの我が強く、2人の言い合いはよくあり、2期序盤の44話では解散の危機になりかけましたが、いざという時の団結力は目を見張るものがあると思います。
SoLaMi SMILEの3人は、今回、「チーム力」の良い手本を見せていたと思いますね。特に、ライブ直前に、らぁらの不安をそふぃがチームのお姉さんとして和らげていたのが印象的でした。その後に、みれぃが手を合わせて鼓舞していたのも良かったです。
そんな素晴らしい友達がいるからこそ、自身の知らなかった自分を引き出す事ができ、グランプリの結果にも繋がったと思いますね。
Dressing Pafeは、前々話、前話と2話連続でメイン回だった勢いがあり、SoLaMi SMILEは、チームのあるべき姿を見せたと思うと、両チームの優勝は妥当だったと思います。
その一方、今回のグランプリで敗れたのんですが、負けた事で大きな財産を得た事でしょう。1人の力には限界があるとか、チームの素晴らしさとか。
特に、「チーム力」については、良い勉強になったんじゃないかと思いますね。のんは、質の高いライブで多くのファンを作った一方で、らぁらに勝つ事に専念し過ぎて、友達付き合いは避けていた事でしょう。
ですが、プリパラは、「子供の純粋性」に満ちており、すぐに色んな子達と仲良くなれる場所。今回のグランプリでのんを勝たせなかったのは、「もっと純粋にプリパラを楽しみなさい」というジュリィのお告げみたいなものなのかもしれませんね。
それに、もし、のんが今回のグランプリで勝っていたら、今後、大きな損失に繋がってた事でしょう。
のんは、グランプリが始まるまではトントン拍子にアイドルの道を進んでいただけに、ここで勝っていたら、「お姉ちゃんに勝ったんだからもういいや」と、これまで培ってきた努力をあっさり捨ててしまう可能性があるでしょう。何時間も勉強してた受験生が受験を終えたら、一気に気が抜けてしまうのと同じようなものですね。のんは、しっかり者といえど、まだ小学4年生と幼いですので、そうなる可能性は高いんじゃないかと思います。
アイドルの頂点に立つには、一時ではなく、常に立ち続けられるよう努力する事が大切です。今回のんに勝たせなかったのは、努力の継続に繋げさせたと思うと、良いストーリーだったと思います。
また、トライアングルの正体バレの観点から見ても、のんが今回のグランプリで勝っていたらマズかったでしょう。ホログラーメションを利用し、チームと偽ってグランプリに出た事はインチキだと炎上騒ぎになっていたかもしれませんし。今回の優勝も取り消され、今後ののんの立場も危うくなっていたでしょうね。
これが優勝でなければ、優勝チームに注目が行く分、チームと偽ってのグランプリ出場はそこまで騒ぎにならないでしょう。ドーピング違反したスポーツ選手がオリンピックで金メダルを取っていたら非難轟々なのに対し、メダルに全然届かない成績だったら、大したニュースにならないのと同じようなものですね。
それに、正体がバレた時に姉が傍にいたのも、幸運だったでしょう。
グランプリで負けたとしても、チームと偽っての出場は、やはり良いものではないですので、非難は受けていたでしょう。のんもウサチャも新人なだけに、その非難に対処しきれず、押し潰されていたと思います。
だけど、超有名アイドルである姉が、一人三役を演じたすごさを認めてくれれば、話は別。誰かが悪い事をしたとしても、ある人気者がその人を認めれば、周りもその人を認めるようになるのは、よくある話です。
だから、チームと偽ってグランプリに出場した事よりも、一人三役で頑張っていた事の方が、ほとんどの子達に強く印象に残ったんじゃないかと思いますね。そう思うと、のんは、正体バレの危機に晒されながらも、姉に救われたでしょう。
観衆への正体バレは、一人三役である事が明かされてからわずか3話後と早かったものの、バレるタイミングはちょうど良かったと思います。
さて、今回で神アイドルグランプリの第1回が終わりましたが、当然、これで終わりではなく、ここから先もまた大事です。
SoLaMi SMILEとDressing Pafeの2チームは優勝し、あの刻印に名が刻まれましたが、それだけに、それに恥じない振る舞いが今後求められるでしょう。まあ、1年半近くもパラジュクの有名アイドルを務めている6人なら大丈夫かと思いますが。
また、今回出れなかった子達についても見逃せないところですね。特に、ガァルマゲドンの3人は、次回の神アイドルグランプリの出場は濃厚と思われ、96話のリベンジと新曲を7月下旬から8月上旬にかけて期待したいものです。
他にも、プリパリにいる、ひびき、ファルル、ふわりの参戦も気になるところ。次回の神アイドルグランプリには誰が出るのか楽しみにしつつ、目の前の1話をしっかり見ていきたいと思います。
神アイドルグランプリはやっぱ年4回か。本選があるという新情報が来たのは覚えておこうと思います。
優勝がトライアングルじゃないのは驚きましたが、「1人では限界がある」事かと解釈すると頷ける展開でした。
1月から引っ張っておいての正体バラしは意外にも早くて驚き。でもトライアングルとしては早く解って逆に良かったかもしれませんね。
のんちゃんがチームメイトを引き連れて参戦する回がいつか来るのでしょうか。来るといいな。
次回は久々のプリパリ組。3人のグランプリ参戦にも期待して、スポットライトが当たるのを楽しみにしております。
乱文失礼致しました。それでは。
今回もコメント、ありがとうございます!
まずは、コメントタイトルと名前が逆になっていましたので、修正編集いたしました。タイトルが無題でしたので、ブログ左上にある最新コメントの投稿者は「Unknown」となっており、それは見栄えが良くないですしね。
そのため、コメント投稿時間が、ayaさんが実際に投稿した時間と大幅にずれています。ご了承下さい。(実際の投稿時間は、6月23日(木)21時19分です)
>本選があるという新情報が来たのは覚えておこうと思います
神アイドルグランプリは神コーデをゲットできる大会で、本選は神アイドルを決めるものなんでしょう、たぶん。
神アイドルグランプリが行われるのは、3で割れる月である、6月、9月、12月、3月のような気がしますね。まあ、いつ行われるにせよ、次回以降の神アイドルグランプリも楽しみにしたいもの。
>のんちゃんがチームメイトを引き連れて参戦する回がいつか来るのでしょうか
小学4年生ですと、まだプリチケが届いていない子は多そうですので、同い年のチームを作るのは難しいかも?
私は、推しアイドルであるファルルと競演する可能性が高いと考えています。まあ、どちらかというと、ライブに出る事よりも、プリチケが届く前と同様、姉に小言を言いながらもしっかり応援しているところを多めに描いてほしいと思いますね。