「HUGっと!プリキュア」第5話「宙を舞え! フレフレ! キュアエトワール!」の感想です。
~ オープニング前 ~
何年か前・・・、
そんな忌まわしい過去を夢で見て目覚めるほまれ。
その直後、はなが声をかけてきました。ほまれにお願いしたい事があるようです。
~ Aパート ~
もうすぐ「ビューティーハリー」をオープンしたいものの、はな達はどこか違和感を抱いていました。そこで、ほまれに力を貸してほしいと思っています。
そもそも、どんなお店にしたいのか? 小さい子供からマダムまで、どんな年齢層も来るような店にしたいと、ハリーは考えています。
「だったら、お店のイメージ、ズレてると思う。」
「何やて・・・。めっちゃセレブ感出してるのに・・・、何でや!」
「何でや!」言うても、可愛いお嬢さんがそう言うなら、しゃーないやろ? つーか、ウチは、高級中華料理店やと思たで。(関西弁でツッコんでみました(笑))
ほまれが考えたのは、こんな感じ。
「お店の写真、キュアスタにあげてもいい?」
『ぜひ!』
キュ、キュアスタ・・・。この世界では「インスタグラム」の略語「インスタ」をそう言ってるのか。これ、「キュアスタ映え」なんて言葉もあったりして(笑)。っていうか、ほまれのアホ毛が縮れてるのが可愛いですね。
そして、写真を撮って、宣伝。
しばらくして、ビューティーハリーがオープン。沢山のお客さんがやって来ました。
しかし、あまりの客の多さから、はぐたんが泣き出してしまいます。そこで、ハリーは、あるアイテムをはなに渡しました。
これは、タンバリン。これを使うと、はぐたんが笑顔になり、お客さん達も楽しい気分になりました。
一方、クライアス社では、チャラリートが、新たなプリキュアが現れたにもかかわらず報告を怠っていた事を、上司の「リストル」から叱られていました。
報告したのはルールー。組織運営において、「報告」「連絡」「相談」は重要事項なため、チャラリートが罰せられるのは無理もありません。
しかし、チャラリートは、引き下がりません。とっておきの作戦があると、最後の出撃を申し出ました。社長は申し入れます。
少しして、ビューティーハリーは店じまい。予想を上回る売れ行きに、ハリーは上機嫌でした。
はなは、オープン大成功記念に一緒に写真を撮ろうと、ほまれにお願いしました。
「ハリーもおいでよ!」
「遠慮しとくわ。オレが入ったら、お前らが霞んでまうやろ。」
その自信はどこからくるんだ? まあ、一緒に映ったとしても、「野郎は引っ込めや」「チャラ男、そこ代われ」「イケメン爆発しろ」などといったコメントがごった返しそうな気がしますので、映らない方が正解かもしれません。(笑)
「じゃあいくよ。せーの・・・。」
「ま、どうしてもいうんやったら・・・。」
「おー! 良い写真が撮れた!」
「なんや! ホンマにハブにすんなや!」
「まったく、しゃーないな・・・。」
「今、なんか変な生き物が・・・。」
「ハッハハ。んなアホな。」
気のせいじゃない! マジでいたからな!
だから、メールアドレス教えて! すぐに証拠画像をメールで送るから! ついでに、私とメル友になって下さい!(笑)
「ほら! もうキュアスタに!」
「ホントだ! キュアスタ映えする、良い写真!」
ああ、やっぱりあるんだ、「キュアスタ映え」という言葉。(笑)
この調子だと、ツイッターは「キュアッター」、フェイスブックは「キュアスブック」とでも言ってるんでしょうかね。少しばかり気になります。
「なんか・・・、自分のこういう顔、久しぶりに見た・・・。」
「ねえ。何で、今日、私の事誘ってくれたの? 私、プリキュアになれなかったのに・・・。」
「プリキュアとか、プリキュアじゃないとか、関係ないよ! 私、ほまれちゃんが好きだし、仲良くなりたいんだ!」
「ごめん。ちょっと、はぐたんと散歩してくる。」
はなは、ほまれを追いかけますが、ハリーは、そっとしておけと、制止させます。
「十分頑張っとるヤツに『頑張れ』言うのは酷やで。」
「ハリーの言う事、分かるけど・・・。」
「人を応援するって、すごく難しい事だと思う。でも、このままじゃ・・・。」
「行こう、はなちゃん!」
「さあやちゃん・・・。うん! あんなほまれちゃん、やっぱりほっとけない!」
「何で、私、こうなんだろう・・・。みんな、私の事、心配してくれてる・・・。分かってる・・・。なのに・・・。」
「あの頃の私に戻りたいな・・・。」
その直後・・・、
「ごめん。来ちゃった。」
「ごめんね・・・。」
「え? 何が?」
「応援してくれたのに、きつい事言っちゃった・・・。」
「私も、ごめん! 何て言葉をかけていいか、正直分かんなかった・・・。もっとイケてる言葉、言いたかったけど・・・。心がウウッってなって、『フレ! フレ!』しかできなかったの・・・。」
「私、ほまれちゃんみたいになりたい・・・。美人でカッコよくて、大人で・・・。なのに・・・、お子ちゃまだよねー!」
「変なの。私は、あんたみたいになりたいのに。」
「え?」
「明るくて素直で・・・、みんな、あんたみたいな子、好きでしょ?」
「そんな事ないよ・・・。」
「そう?」
「おっちょこちょいだし、グイグイ行き過ぎて・・・、引かれちゃう事多いし・・・。」
ですが、はぐたんは、そんなはなを見て、笑顔になります。
「全然そんな、みんなに好かれる子じゃないから。」
「だけど・・・、私、なりたい野乃はながあるの。だから、頑張るの!」
「私、ほまれさんの事、好き。前よりずっと好きになった!」
「私やはなちゃんにできない事が、ほまれさんにはできる。」
「ビューティーハリーも、ええ感じにオープンできたしな!」
「ほまれさんにできない事が、私達にはできる。私達、きっとすごく仲良くなれる!」
「ほまれちゃんは、どんな自分になりたいの?」
「やめてよね! そのほまれちゃんっていうの、なんか恥ずかしい・・・。やめて・・・。」
「そこ!?」
「やっぱり『ほまれさん』じゃない?」
「いっそ『ほまりん』とか?」
『うーん・・・。』
「ちゃん」付けされて恥ずかしがるとか、さあやに次ぐ第2の天使の誕生である。という事で、ほまれを「ちゃん」付けして呼んでいる読者の皆さん! これからも積極的に「ちゃん」付けで呼んで、可愛くさせて下さい!(笑)
その直後、チャラリートが出現。すぐに、ほまれを魔力で拘束し、どこかに連れ去りました。
ほまれが着いた場所は・・・、
「そこからここまでジャンプしてみれば? やっぱり無理? だよねー。君は一度だけの失敗だと思ってるかもしれないけど、身長が伸びてから一度もジャンプに成功してない。」
「それに、真実でしょ?」
「私はもう・・・、跳べない・・・。それが真実・・・。」
「そう・・・。もう二度と輝けない・・・。お前に未来はないんじゃん!」
そして、ほまれからトゲパワワが生まれ、チャラリートはオシマイダーを召喚。
「私には・・・、未来はない・・・。」
~ Bパート ~
街にオシマイダーが出現。
はなとさあやは、ほまれのトゲパワワからオシマイダーが生まれたと知り、ほまれを助けるためプリキュアに変身します。
オシマイダーは、ほまれの大きな絶望が素体になってる事から、強力です。
「もう跳べないんだ・・・。もう輝けないんだ・・・。」
「もう未来はないんだ・・・。」
「もう未来はない・・・。もう跳べない・・・。」
「怖い・・・。でも・・・。」
「私は・・・、私は・・・、もう一度・・・、跳びたい・・・。」
「もう一度・・・、輝きたい!」
「心が、溢れる!」
「跳ぶのが怖い・・・。応援される事も・・・。けど・・・、もう自分から逃げない! 私は・・・、私の心に勝つ!」
「未来へ・・・、輝く!」
そして・・・、
「ミライクリスタル! ハート、キラっと!」
「輝く未来を! 抱き締めて!」
「みんな輝け! 力のプリキュア、キュアエトワール!」
そして、エトワールは、エールとアンジュの元に。
「フレ! フレ! ハートスター!」
『キュアエトワール!』
「この怪物は、私が倒す!」
「私達、仲間でしょ!」
「ここからは、一緒に力を合わせて!」
「うん!」
その後、オシマイダーは拘束を解き、上空に飛びました。
プリキュア達もジャンプし・・・、
『跳べ! キュアエトワール!』
オシマイダーを地に叩き落とし、エールがハートフェザーで浄化。
その後、エトワールは、ミライクリスタルをはぐたんに与えました。
おいおい、この子、どんだけデレデレになってんだよ。そろそろ、この子のデレっぷりを「あざとい」認定してもいい気がしてきました。(笑)
「はぐたん。これからもよろしくね!」
それから少しして・・・、
「それじゃ、また明日ね! ほまれちゃん!」
「・・・じゃなくて、また明日ね! ほまれ! さあや!」
「えっと・・・、私も。これからもよろしくね! はな! ほまれ!」
「呼び方なんて何でもいいのに。」
「いやー、大事じゃないっすか!」
「けど、嬉しい・・・。一緒にいてくれて、ありがとう。さあや。」
「ありがとう。野乃はな。」
「え? 野乃はな?」
「いいじゃん!」
「そう?」
「野乃はな、イケてる!」
「本当に? イケてる? やった! やった! やった! やった!」
「イケてるよ、はな。」
今回は、これで終了です。
次回:「笑顔、満開! はじめてのおしごと!」
プリキュアが3人集まった記念に、はな達は、はなの父・森太郎が働くホームセンターに出かけました。
しかし、お花屋さんが人手不足のようです。そこで、ミライパッドを使ってお花屋さんに変身し、仕事を手伝う事に。
ですが、仕事を失敗して怒られたり、お仕事の大変さを感じます。しかも、はぐたんが迷子になってしまったようで・・・。
今回は、エンドカードなし。
一方、次回予告直後に、今月17日(土)から上映開始となる「スーパースターズ」の告知がありました。ここの感想は後述します。
【まとめ】
ほまれが、新たなプリキュア「キュアエトワール」に変身できました。
おい。今話感想も画像掲載数が191枚と、前話感想と並ぶとか、どういう事だよ・・・。
今話の感想を簡単に述べると、こうですね(なんつー主感想だよ(笑))。この数字には、「スーパースターズ」の告知動画のキャプチャー分も含んでいるとはいえ、ここまで多くなるとは予想外でした。エトワール登場直後にオープニングをBGMとして流したりなど、今話も見所が多かったと思います。
今話のポイントは「『自由』な『未来』」でしょうか。
プリキュアになってほしいとか、もう一度フィギュアスケーターとして跳んでほしいとかは関係なく、ただ純粋に仲良くなりたい。その想いが、ほまれのプリキュア化に繋がったように思います。
フィギュアスケーターに復帰してほしい気持ちは、はな達よりも梅橋先生の方が強かったものの、やはり、重要なのは、ほまれの気持ち。
それを知るには、はな達の方が適していたでしょう。ほまれと先生とでは、大人と子供の違いだけでなく、性別の違いもありますし。
同い年の女の子同士で話し合った方が、相手の気持ちを知りやすいでしょう。将来の事は深く考えず、「今」を「自由」に楽しみ合う。そうする事で、暗いと感じている「未来」が明るくなっていくんだろうな、と今話を見終えて感じました。
ほまれは、はなと会うまでは、フィギュアスケーターとして頑張り続ける事が、自分のすべてだと思っていたのでしょう。
と言っても、幼少の頃は、周囲の期待は気にならず、楽しく笑顔で滑って跳んでいたと思います。小さい頃は、相手の事をしっかり考えられるほど気持ちは発達していないでしょうから。自分が楽しければいい、と思いがちでしょう。
ですが、少しずつ大きくなるにつれ、その思いは変わってきて、「成功し続けなければならない」と意識し始めるようになったでしょう。
幼少期から華麗なスケーティングを見せ、しかも、あの人気だったのですから、周囲の人気は日に日に大きくなっていったと思います。そのたびに、恥ずかしいスケートはできないと感じるようになり、いつしか、周りを元気付けさせるフィギュアスケーターであり続ける事が自分のすべてだと思うようになったのでしょう。
それだけに、あの失敗は、多くのファンを失望させてしまったと、自分のすべてを失ったと感じたのでしょう。そして、自分を見失い、頑張る事の意義をも見出せなくなってしまったのだと思いますね。
応援される事に辛さを感じていたのは、フィギュアスケーターとして頑張る事が自分のすべてだったのに、それを失ってしまい、どうしたらいいか分からなかったからなのかもしれませんね。
しかし、はな達との出会いが、ほまれを変えたでしょう。フィギュアスケーターとして頑張る事だけがすべてじゃない、ほまれの「未来」はいくらでもある、と言わんばかりに。
可愛いものに目がなかったり、ファッションセンスに長けてたりと、決してフィギュアスケートバカという訳ではなく、「今」に目を向けている部分だってあります。はな達の触れ合いは、「今」に目を向け、楽しんでいたところが多かったでしょう。
そこから、幼少期のように、周囲の期待は気にせず、「自由」に楽しく笑顔で滑って跳びたいと思うようになったのでしょうね。有名なフィギュアスケーターとして復帰するかどうかは考えていないないけど、また跳んでみたい。今はそれで十分だと思いますね。
とはいえ、いざスケートリンクに立って、跳ぼうとすれば、あの時の失敗が頭をよぎるかもしれないでしょう。
ですが、もう、ほまれは1人じゃありません。今は、かけがえのない友達がいるのですから。スケートリンクに立つのはほまれ1人でも、はなやさあやとの心の繋がりがあるでしょう。
そのあたり、今回のオシマイダーを、エトワール単独ではなく、3人で力を合わせて倒したのは良かったと思います。
今回のオシマイダーは、ほまれがあの時に感じた絶望が素体であり、今後も、あの時のような絶望を感じる事はあるでしょう。
でも、もしそうなったとしても、3人いれば絶対に乗り越えられる。そう言っていたように思いました。今後も3人の友情に期待したいですね。
さて、今話でついにプリキュアが3人揃いました。
さあやがプリキュアになる前は、プリハートが残り3つだったあたり、あと1人プリキュアがいる事になりますが、出るとすれば、7月ですかね。今は、はな、さあや、ほまれが紡ぎ出す楽しいストーリーに注目したいもの。
そして、次回はいよいよ、今作の見所の1つである職業体験の話が出てきます。どのような外見になるかだけでなく、職業体験を通じて内面的にどう成長するか、しっかり見ていきたいと思います。
本編の感想は、これで終わりです。ここからは、後回しにした「スーパースターズ」の告知動画の感想となります。
こちらは、「スーパースターズ」に出てくる怪物「ウソバーッカ」。映像を見た感じでは強そうですが、プリキュアにウソばかりついて困らせるようで?
この子は「クローバー」。はなが幼い頃に迷い込んだ不思議な世界で出会った男の子。
この作品のキーワードは「約束」。はなが幼い頃にクローバーと交わした約束に関する事が、悲劇を起こしたようで・・・。
「スーパースターズ」に出演するプリキュアは、前々作「魔法つかい」の3人と、前作「アラモード」の6人と、今作「HUGっと」の3人の計12人。
上映開始日は、今月17日(土)と、2週間を切りました。もちろん、私も見に行きます!
まあ、その時は、また1つ年齢が上がっているのですが・・・。ホント、いつまで、1人でプリキュア映画を見に行くんでしょうね、私は。不惑になっても、続けてたりして。(笑)
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
~ オープニング前 ~
何年か前・・・、
そんな忌まわしい過去を夢で見て目覚めるほまれ。
その直後、はなが声をかけてきました。ほまれにお願いしたい事があるようです。
~ Aパート ~
もうすぐ「ビューティーハリー」をオープンしたいものの、はな達はどこか違和感を抱いていました。そこで、ほまれに力を貸してほしいと思っています。
そもそも、どんなお店にしたいのか? 小さい子供からマダムまで、どんな年齢層も来るような店にしたいと、ハリーは考えています。
「だったら、お店のイメージ、ズレてると思う。」
「何やて・・・。めっちゃセレブ感出してるのに・・・、何でや!」
「何でや!」言うても、可愛いお嬢さんがそう言うなら、しゃーないやろ? つーか、ウチは、高級中華料理店やと思たで。(関西弁でツッコんでみました(笑))
ほまれが考えたのは、こんな感じ。
「お店の写真、キュアスタにあげてもいい?」
『ぜひ!』
キュ、キュアスタ・・・。この世界では「インスタグラム」の略語「インスタ」をそう言ってるのか。これ、「キュアスタ映え」なんて言葉もあったりして(笑)。っていうか、ほまれのアホ毛が縮れてるのが可愛いですね。
そして、写真を撮って、宣伝。
しばらくして、ビューティーハリーがオープン。沢山のお客さんがやって来ました。
しかし、あまりの客の多さから、はぐたんが泣き出してしまいます。そこで、ハリーは、あるアイテムをはなに渡しました。
これは、タンバリン。これを使うと、はぐたんが笑顔になり、お客さん達も楽しい気分になりました。
一方、クライアス社では、チャラリートが、新たなプリキュアが現れたにもかかわらず報告を怠っていた事を、上司の「リストル」から叱られていました。
報告したのはルールー。組織運営において、「報告」「連絡」「相談」は重要事項なため、チャラリートが罰せられるのは無理もありません。
しかし、チャラリートは、引き下がりません。とっておきの作戦があると、最後の出撃を申し出ました。社長は申し入れます。
少しして、ビューティーハリーは店じまい。予想を上回る売れ行きに、ハリーは上機嫌でした。
はなは、オープン大成功記念に一緒に写真を撮ろうと、ほまれにお願いしました。
「ハリーもおいでよ!」
「遠慮しとくわ。オレが入ったら、お前らが霞んでまうやろ。」
その自信はどこからくるんだ? まあ、一緒に映ったとしても、「野郎は引っ込めや」「チャラ男、そこ代われ」「イケメン爆発しろ」などといったコメントがごった返しそうな気がしますので、映らない方が正解かもしれません。(笑)
「じゃあいくよ。せーの・・・。」
「ま、どうしてもいうんやったら・・・。」
「おー! 良い写真が撮れた!」
「なんや! ホンマにハブにすんなや!」
「まったく、しゃーないな・・・。」
「今、なんか変な生き物が・・・。」
「ハッハハ。んなアホな。」
気のせいじゃない! マジでいたからな!
だから、メールアドレス教えて! すぐに証拠画像をメールで送るから! ついでに、私とメル友になって下さい!(笑)
「ほら! もうキュアスタに!」
「ホントだ! キュアスタ映えする、良い写真!」
ああ、やっぱりあるんだ、「キュアスタ映え」という言葉。(笑)
この調子だと、ツイッターは「キュアッター」、フェイスブックは「キュアスブック」とでも言ってるんでしょうかね。少しばかり気になります。
「なんか・・・、自分のこういう顔、久しぶりに見た・・・。」
「ねえ。何で、今日、私の事誘ってくれたの? 私、プリキュアになれなかったのに・・・。」
「プリキュアとか、プリキュアじゃないとか、関係ないよ! 私、ほまれちゃんが好きだし、仲良くなりたいんだ!」
「ごめん。ちょっと、はぐたんと散歩してくる。」
はなは、ほまれを追いかけますが、ハリーは、そっとしておけと、制止させます。
「十分頑張っとるヤツに『頑張れ』言うのは酷やで。」
「ハリーの言う事、分かるけど・・・。」
「人を応援するって、すごく難しい事だと思う。でも、このままじゃ・・・。」
「行こう、はなちゃん!」
「さあやちゃん・・・。うん! あんなほまれちゃん、やっぱりほっとけない!」
「何で、私、こうなんだろう・・・。みんな、私の事、心配してくれてる・・・。分かってる・・・。なのに・・・。」
「あの頃の私に戻りたいな・・・。」
その直後・・・、
「ごめん。来ちゃった。」
「ごめんね・・・。」
「え? 何が?」
「応援してくれたのに、きつい事言っちゃった・・・。」
「私も、ごめん! 何て言葉をかけていいか、正直分かんなかった・・・。もっとイケてる言葉、言いたかったけど・・・。心がウウッってなって、『フレ! フレ!』しかできなかったの・・・。」
「私、ほまれちゃんみたいになりたい・・・。美人でカッコよくて、大人で・・・。なのに・・・、お子ちゃまだよねー!」
「変なの。私は、あんたみたいになりたいのに。」
「え?」
「明るくて素直で・・・、みんな、あんたみたいな子、好きでしょ?」
「そんな事ないよ・・・。」
「そう?」
「おっちょこちょいだし、グイグイ行き過ぎて・・・、引かれちゃう事多いし・・・。」
ですが、はぐたんは、そんなはなを見て、笑顔になります。
「全然そんな、みんなに好かれる子じゃないから。」
「だけど・・・、私、なりたい野乃はながあるの。だから、頑張るの!」
「私、ほまれさんの事、好き。前よりずっと好きになった!」
「私やはなちゃんにできない事が、ほまれさんにはできる。」
「ビューティーハリーも、ええ感じにオープンできたしな!」
「ほまれさんにできない事が、私達にはできる。私達、きっとすごく仲良くなれる!」
「ほまれちゃんは、どんな自分になりたいの?」
「やめてよね! そのほまれちゃんっていうの、なんか恥ずかしい・・・。やめて・・・。」
「そこ!?」
「やっぱり『ほまれさん』じゃない?」
「いっそ『ほまりん』とか?」
『うーん・・・。』
「ちゃん」付けされて恥ずかしがるとか、さあやに次ぐ第2の天使の誕生である。という事で、ほまれを「ちゃん」付けして呼んでいる読者の皆さん! これからも積極的に「ちゃん」付けで呼んで、可愛くさせて下さい!(笑)
その直後、チャラリートが出現。すぐに、ほまれを魔力で拘束し、どこかに連れ去りました。
ほまれが着いた場所は・・・、
「そこからここまでジャンプしてみれば? やっぱり無理? だよねー。君は一度だけの失敗だと思ってるかもしれないけど、身長が伸びてから一度もジャンプに成功してない。」
「それに、真実でしょ?」
「私はもう・・・、跳べない・・・。それが真実・・・。」
「そう・・・。もう二度と輝けない・・・。お前に未来はないんじゃん!」
そして、ほまれからトゲパワワが生まれ、チャラリートはオシマイダーを召喚。
「私には・・・、未来はない・・・。」
~ Bパート ~
街にオシマイダーが出現。
はなとさあやは、ほまれのトゲパワワからオシマイダーが生まれたと知り、ほまれを助けるためプリキュアに変身します。
オシマイダーは、ほまれの大きな絶望が素体になってる事から、強力です。
「もう跳べないんだ・・・。もう輝けないんだ・・・。」
「もう未来はないんだ・・・。」
「もう未来はない・・・。もう跳べない・・・。」
「怖い・・・。でも・・・。」
「私は・・・、私は・・・、もう一度・・・、跳びたい・・・。」
「もう一度・・・、輝きたい!」
「心が、溢れる!」
「跳ぶのが怖い・・・。応援される事も・・・。けど・・・、もう自分から逃げない! 私は・・・、私の心に勝つ!」
「未来へ・・・、輝く!」
そして・・・、
「ミライクリスタル! ハート、キラっと!」
「輝く未来を! 抱き締めて!」
「みんな輝け! 力のプリキュア、キュアエトワール!」
そして、エトワールは、エールとアンジュの元に。
「フレ! フレ! ハートスター!」
『キュアエトワール!』
「この怪物は、私が倒す!」
「私達、仲間でしょ!」
「ここからは、一緒に力を合わせて!」
「うん!」
その後、オシマイダーは拘束を解き、上空に飛びました。
プリキュア達もジャンプし・・・、
『跳べ! キュアエトワール!』
オシマイダーを地に叩き落とし、エールがハートフェザーで浄化。
その後、エトワールは、ミライクリスタルをはぐたんに与えました。
おいおい、この子、どんだけデレデレになってんだよ。そろそろ、この子のデレっぷりを「あざとい」認定してもいい気がしてきました。(笑)
「はぐたん。これからもよろしくね!」
それから少しして・・・、
「それじゃ、また明日ね! ほまれちゃん!」
「・・・じゃなくて、また明日ね! ほまれ! さあや!」
「えっと・・・、私も。これからもよろしくね! はな! ほまれ!」
「呼び方なんて何でもいいのに。」
「いやー、大事じゃないっすか!」
「けど、嬉しい・・・。一緒にいてくれて、ありがとう。さあや。」
「ありがとう。野乃はな。」
「え? 野乃はな?」
「いいじゃん!」
「そう?」
「野乃はな、イケてる!」
「本当に? イケてる? やった! やった! やった! やった!」
「イケてるよ、はな。」
今回は、これで終了です。
次回:「笑顔、満開! はじめてのおしごと!」
プリキュアが3人集まった記念に、はな達は、はなの父・森太郎が働くホームセンターに出かけました。
しかし、お花屋さんが人手不足のようです。そこで、ミライパッドを使ってお花屋さんに変身し、仕事を手伝う事に。
ですが、仕事を失敗して怒られたり、お仕事の大変さを感じます。しかも、はぐたんが迷子になってしまったようで・・・。
今回は、エンドカードなし。
一方、次回予告直後に、今月17日(土)から上映開始となる「スーパースターズ」の告知がありました。ここの感想は後述します。
【まとめ】
ほまれが、新たなプリキュア「キュアエトワール」に変身できました。
おい。今話感想も画像掲載数が191枚と、前話感想と並ぶとか、どういう事だよ・・・。
今話の感想を簡単に述べると、こうですね(なんつー主感想だよ(笑))。この数字には、「スーパースターズ」の告知動画のキャプチャー分も含んでいるとはいえ、ここまで多くなるとは予想外でした。エトワール登場直後にオープニングをBGMとして流したりなど、今話も見所が多かったと思います。
今話のポイントは「『自由』な『未来』」でしょうか。
プリキュアになってほしいとか、もう一度フィギュアスケーターとして跳んでほしいとかは関係なく、ただ純粋に仲良くなりたい。その想いが、ほまれのプリキュア化に繋がったように思います。
フィギュアスケーターに復帰してほしい気持ちは、はな達よりも梅橋先生の方が強かったものの、やはり、重要なのは、ほまれの気持ち。
それを知るには、はな達の方が適していたでしょう。ほまれと先生とでは、大人と子供の違いだけでなく、性別の違いもありますし。
同い年の女の子同士で話し合った方が、相手の気持ちを知りやすいでしょう。将来の事は深く考えず、「今」を「自由」に楽しみ合う。そうする事で、暗いと感じている「未来」が明るくなっていくんだろうな、と今話を見終えて感じました。
ほまれは、はなと会うまでは、フィギュアスケーターとして頑張り続ける事が、自分のすべてだと思っていたのでしょう。
と言っても、幼少の頃は、周囲の期待は気にならず、楽しく笑顔で滑って跳んでいたと思います。小さい頃は、相手の事をしっかり考えられるほど気持ちは発達していないでしょうから。自分が楽しければいい、と思いがちでしょう。
ですが、少しずつ大きくなるにつれ、その思いは変わってきて、「成功し続けなければならない」と意識し始めるようになったでしょう。
幼少期から華麗なスケーティングを見せ、しかも、あの人気だったのですから、周囲の人気は日に日に大きくなっていったと思います。そのたびに、恥ずかしいスケートはできないと感じるようになり、いつしか、周りを元気付けさせるフィギュアスケーターであり続ける事が自分のすべてだと思うようになったのでしょう。
それだけに、あの失敗は、多くのファンを失望させてしまったと、自分のすべてを失ったと感じたのでしょう。そして、自分を見失い、頑張る事の意義をも見出せなくなってしまったのだと思いますね。
応援される事に辛さを感じていたのは、フィギュアスケーターとして頑張る事が自分のすべてだったのに、それを失ってしまい、どうしたらいいか分からなかったからなのかもしれませんね。
しかし、はな達との出会いが、ほまれを変えたでしょう。フィギュアスケーターとして頑張る事だけがすべてじゃない、ほまれの「未来」はいくらでもある、と言わんばかりに。
可愛いものに目がなかったり、ファッションセンスに長けてたりと、決してフィギュアスケートバカという訳ではなく、「今」に目を向けている部分だってあります。はな達の触れ合いは、「今」に目を向け、楽しんでいたところが多かったでしょう。
そこから、幼少期のように、周囲の期待は気にせず、「自由」に楽しく笑顔で滑って跳びたいと思うようになったのでしょうね。有名なフィギュアスケーターとして復帰するかどうかは考えていないないけど、また跳んでみたい。今はそれで十分だと思いますね。
とはいえ、いざスケートリンクに立って、跳ぼうとすれば、あの時の失敗が頭をよぎるかもしれないでしょう。
ですが、もう、ほまれは1人じゃありません。今は、かけがえのない友達がいるのですから。スケートリンクに立つのはほまれ1人でも、はなやさあやとの心の繋がりがあるでしょう。
そのあたり、今回のオシマイダーを、エトワール単独ではなく、3人で力を合わせて倒したのは良かったと思います。
今回のオシマイダーは、ほまれがあの時に感じた絶望が素体であり、今後も、あの時のような絶望を感じる事はあるでしょう。
でも、もしそうなったとしても、3人いれば絶対に乗り越えられる。そう言っていたように思いました。今後も3人の友情に期待したいですね。
さて、今話でついにプリキュアが3人揃いました。
さあやがプリキュアになる前は、プリハートが残り3つだったあたり、あと1人プリキュアがいる事になりますが、出るとすれば、7月ですかね。今は、はな、さあや、ほまれが紡ぎ出す楽しいストーリーに注目したいもの。
そして、次回はいよいよ、今作の見所の1つである職業体験の話が出てきます。どのような外見になるかだけでなく、職業体験を通じて内面的にどう成長するか、しっかり見ていきたいと思います。
本編の感想は、これで終わりです。ここからは、後回しにした「スーパースターズ」の告知動画の感想となります。
こちらは、「スーパースターズ」に出てくる怪物「ウソバーッカ」。映像を見た感じでは強そうですが、プリキュアにウソばかりついて困らせるようで?
この子は「クローバー」。はなが幼い頃に迷い込んだ不思議な世界で出会った男の子。
この作品のキーワードは「約束」。はなが幼い頃にクローバーと交わした約束に関する事が、悲劇を起こしたようで・・・。
「スーパースターズ」に出演するプリキュアは、前々作「魔法つかい」の3人と、前作「アラモード」の6人と、今作「HUGっと」の3人の計12人。
上映開始日は、今月17日(土)と、2週間を切りました。もちろん、私も見に行きます!
まあ、その時は、また1つ年齢が上がっているのですが・・・。ホント、いつまで、1人でプリキュア映画を見に行くんでしょうね、私は。不惑になっても、続けてたりして。(笑)
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。