2012年モデルのDAHON SPEED P8 (P9)です。
ポジションはスポーツ走行に向くように、いろいろ変えてあります。
(過去の記事参照)
ブレーキも今は普通になった、いわゆるVブレーキタイプを使ってます。
最近、リアブレーキの片効きがひどくなってました。
カンチブレーキ台座を使うVブレーキですが、昔から気になってたのがこの片効き。
とくに完成車なんかについている低グレードのやつがひどいですね。
右が新品のシマノDEOREグレードのやつ。
左がDAHON純正のやつ。
純正のは裏に加工痕がいっぱいで、なんだかゴツゴツしてます。
最初はいいんですよ、最初は。
耐久性がないんでしょうね。
安い金属とかプラスチックの部品がダメになっちゃいます。
クロスチェックのカンチブレーキもそうでした。
今回の理由も分かってたんです。
ブレーキの固定は左右どちらも普通の右ネジです。
このネジを締め付けると、最終的にネジの回転にブレーキ全体が持って行かれるんですよ。
フリーの状態で中央に持っていこうとすると、テンション調整用のネジが左右でバラバラ。
当然スプリングの強度が違うので、動きも不均一に。
しかも部品の一部が摩耗しているのか、しっかり締め付けるとアームの動きが抵抗感満点の「カクカク」したスムーズではない状態に。
ブレーキは一番大事な部品なので、とりあえず安心のシマノ製に替えました。
純正品は一部プラスチック部品が見えます。
シマノ製は見た感じすべて金属部品。
ただ、スプリング調整がいまだにプラスネジ。
なめやすいのでここはアーレンキーの方がいいですね。
BIKELOOPさんの在庫が1セットしかなかったので、調子の悪かったリアブレーキだけ交換。
前ブレーキはまだ問題な下げなので、しばらくこのまま使います。
唯一、ブレーキシューだけはDAHON純正品を使いました。
DEOREグレードのVブレーキは26インチ前後の自転車に使うことを想定しているはず。
なので、20インチホイールのアールにブレーキシューの形状が合っていません。
そのうちクロスチェックでも使っている、CAPREOグレードのブレーキシューに替えます。
だったら最初からCAPREOグレードのVブレーキを買えばいいじゃん。
あとで気づきました。。。
今はVブレーキって当たり前ですが、登場した当時はまあまあのインパクトがありました。
実はこの形はシマノが初めて作ったんじゃありませんが、やっぱりシマノが作ると完成度が高いです。
さすが業界標準です。
ブレーキシューのセッティングも楽ちん。
トーインなんてつけなくても良くなった。
アウター受けなんかいらない。
完成度もジャパングレード。
専用フレームじゃないとフレーム側が破損するとか、ダウンヒルもこれからはこれで十分だとか、ジャックナイフから前転とか、いろいろ都市伝説的なうわさも流れました。
結局、数年後に油圧ディスクブレーキの登場で、すっかり一般品になっちゃいましたけどね。
そんなわけで、Vブレーキの購入はこれで3例目。
最初のDEORE-XTの初代はなかなか立派な箱に入ってました。
2個目はデザインがワイルドになったDEORE-XTのやつ。
ここまではいまは亡きパラレルリンク機構付き。
今回買ったのは10年以上ぶり。
その間はMTB用のディスクブレーキが中心。
パラレル機構は使っているうちにガタが大きくなるので、シンプルなこの形だと20年は使えるかもね。
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