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画材 アクリル絵の具について

2021-04-27 02:47:53 | 日記

研究して分かったことを以下に書いた。

①アクリル絵の具は古くなると固まってくる。チューブの中で黄色っぽい水の様な液体と顔料が分離してきて顔料がパサパサになってくる。パサパサになった顔料は滑らかさや液体との溶解度が低下し、ダマになりやすい。大体の古いチューブから出したアクリルガッシュは、顔料に含まれる水分量が減って元々チューブで保存されている半固体の完全に固まってはいない顔料の粒やチューブの内側で乾燥した被膜が剥がれて砕けて粉々になった顔料の粒が目に見えてゴロゴロ入っているのが分かる状態のものもあり、その状態のものは乾燥すると大抵分厚く盛り上がったり顔料の粒がストーンマチエール状になって画面上に残ったりと平塗りには適さないことが殆ど。大体はざらざらとしたり少しもったりとしたような質感に仕上がることが多かった。

固まったチューブは今現在大体7~11年経ったものを所持しているが、チューブの蓋が空いている時間が長かった場合は中の水分の蒸発により数日程度でも中の絵の具が乾燥したり中の水分量が低下して柔らかさや質や滑らかさ等が変わってしまうこともあった。

②アクリル絵の具の皮膜はヒビ割れやすい。これは、アクリル絵の具の乾燥が早いことと支持体の紙を水張りなどしていなかった場合は紙が乾燥する際に収縮して変形する事が原因だと考えた。


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