読書と日記を書く環境について書こうと思います.............
これは本を読むことと同じ環境だと言っても良いでしょうから同時進行で書こうと思います。
まず読書に関して書きます。
人は視覚に訴える娯楽を好む傾向があります。
つまりテレビの方が視覚的に華やかで読書は疎かにされる場合が非常に多いと言うことですな。
また日本のある記者は「我々は、日本文化を、読む文化から見る文化に変えつつある」と嘆きました。
これは同じ本でも漫画が多くなっており文章だけの小説や本などは読まなくなっていることも示しています。
ではどのように本を読む動機付けを行なえばいいでしょうか?
まず行なうこととして本屋さんや図書館などに行って読んでいる人から学んだりすることができるかもしれません。
また親ならば模範を示す事が重要であるとも書かれていました。
News Weak誌に載った記事には
「もし親がソファーに寝そべってテレビばかりを見ているなら、子供も恐らくそうなるだろう。
一方、もし子供が、身体を丸めて楽しそうに良い本を読んでいる親の姿を見るなら、
親は読書の益を説くだけでなく、自分も読書を習慣にしているのだということを、子供は理解するようになるだろう。」
加えて朗読、つまり声に出して読むことは親子間の絆を深くする役割も果たすようです。
次に行なう事として、図書を集めることがあげられていました。
ある博士は「身近なところに本をーそれも沢山ー揃えておくように」と勧め、「そばに本があったので、また他の人がみな、本を読んでいたので、わたしも本を読んだのを覚えている」と述べています。
手の届くところに本があれば、自ずと子供は本を読むようになります。
読む量は個人個人に与える本棚があれば飛躍的に増加するようですな。
また本棚があれば読書意欲を増し加えることができるようです。
上記の読書に関しては日記や書類作成の資料として用いることが出来ますので他の活動にも有益な影響を与えるでしょう。
ここからは読書と日記を書く環境に共通する事を書いていきます。
「楽しく行なう」事は必須の条件です。
何事も楽しいと思えればその分野で勝利を収めたようなモノです。
では楽しく行なう為にはどうすれば良いのでしょうか?
まず、徐々に「テレビを見る時間を制限する」事と共に意識して「書く」ことと「読む」時間を増やすように意識して優先順位をテレビから「読書」と「日記を書く」ことに移行していって習慣としていくんですな。
人は楽な方に絶対に向いていきます。
よってテレビが付いていると読書や筆記などよりも優先する傾向があります。
上記のことから「テレビをつけない」事を心がけると時間が格段に増えるような錯覚におちいるでしょう。
次に、読んだり書いたりする「環境を整える」ように改善することができるかもしれません。
ちょっと例を挙げてみます。
・一人きりになれる静かな時間と場所
・適当な照明
・個人用の本棚
などでしょうかね。
日記の場合は上記に含めて
・気に入った日記帳かノートを選ぶ
・日記帳はなるべく丈夫なモノを選ぶ
・持ち運びに便利なモノが良
という項目が入るかもしれません。
静かな場所を設ければ自ずと読書や日記を書こうと意識するようにもなると書かれていました。
次いで重要なことは読書、日記の両方で自他共に「強制しない」ということです。
強制してしまうと嫌になってしまいますよね~。
人は強いられて物事を行なうとその事を嫌うようになる傾向があります。
よって自主性に任せて読んだり書いたりする事が重要になってきます。
「読みたい」もしくは「書きたい」という動機が大切なんですな。
ではここからは日記に関して書いていきます。
日記を書く際には書き込まれるのを待っている白紙のページを見ると、気後れするかもしれません。
おいらはかなりこの気持ちがあります。
真新しいメモ帳やノートを使用する際に書き始めるのは「特別な日」からにしたいとか考えるんですよ。
しかし重要なことは書くことに意義があるということです。
正直に、のびのびと、簡潔に書くんですな。
書くことがないなら
・今日は何をしただろうか
・行なったことによってどんな影響を受けただろうか
・何を食べただろうか
・誰にあっただろうか
・自分の気にかけている人の生活にどんなことが起きているだろうか
など自問できるかもしれません。
またもし自分のことであれば
・わたしは今、人生のどのあたりにいるのだろうか
・目標はなんだろうか
・夢はなんだろうか
と自問できます。
加えて意識するべき点として
・批判的にならない
・筆に任せる
ということも書かれていました。
書き始めると勝手に思いのままに書けるもんですよね~。
それでいいんです。
ではどれぐらいの頻度でどれぐらいの量を書くと良いんでしょうか?
この答えは
・マイペース
という答えが書かれていました。
「多くても少なくても良くて書く頻度も同じ、気取らず、率直に書くべき。」ということでした。
「二、三日書けなかったとしても慌てず、やめたところからまた始めればいい。」
文法や表記の仕方も気にしないで自分にだけ解る書き方で良いとも書かれていました。
「書きたいときにだけ書けばいいのです。」
強迫観念に囚われるようになると嫌になってきますもんね~。
書かなければいけないと考えるようになると「挫折と落胆を味わ」います。
自分の生活における行動の仕方や傾向を観察し学ぶ為に、日記を読み返すことができるかもしれません。
日記は「自分の喜びや痛み、短所や長所を明らかにします。」
「また、自分を表現する能力を高め」る事も出来るんですな。
日記を続けることは辛抱強さと努力が求められますが、読み返すときに報いをもたらしてくれるでしょう。
こんなところでしょうかね~..........
上記の記事に用いた資料を書き出しておこう。
A01/08/08 P.26-27
A96/01/22 P.21-23
これは解る人には解るでしょう。(笑)
今回と「文具の魅力 その17」「読書の益 その1」は上記の資料から書きました。
ではでは



| Trackback ( 0 )
|