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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。
扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記



ほんとの本人かわかりませんが「越智啓治氏の演説」にコメントが届きました。
名前の欄には本人の名前でコメントが来ました。

かなり辛口のエントリーだったし、自分の感じたことをそのまま書いたので読む人はいないと思っていました。

しかし「政策面でのアドバイスを」とあるのでスルーをするわけにはいかないでしょう。
よっておいらの見地で書いていこうと思います。

まずわたしの立場について

私は聖書を学んでいるクリスチャンです。
ご存知かもしれませんが、クリスチャンは選挙に参加しません。(宗派にもよりますが)
理由は中立の立場を堅持しなくてはいけないからです。

しかし選挙は国民の義務です。
国民の責任を果たしていないと思われるかもしれませんね。

政治とは簡単に言うならば支配です。
民主主義の「選挙で選ばれたのだから支配とは言わない」と言われるかもしれませんね。
しかし実際に国を動かしているのは政治です。
政治の歴史を見て来てもこれは明らかではないでしょうか?
支配以外のなにものでもありません。

その支配する人を選ぶ選挙に参加することは中立を堅持していると言えるでしょうか?
答えは明解です。
よって私たちクリスチャンは選挙には参加しないのです。

クリスチャンにとってもっと重要なことがあります。
無神論者や不可知論者には理解することは難しいことですけどね。
クリスチャンを管理する立場にいるのは「神」と神の僕の「み使いたち」そして「神によって導かれている地上の組織」しかいないんです。

聖書から書きますね。
使徒5:29 「わたしたちは、自分たちの支配者として人間より神に従わねばなりません」
これ以上にシンプルな説明があるでしょうか?

なぜ人間の支配はいけないのかについて

過去幾千年の人類史の全期間を通じて人類はたくさんの政治形態を作っては消えてきました。

聖書から説明します。
エレミヤ10:23より「....地の人の道はその人に属していないことを私はよく知っています。自分の歩みを導くことさえ、歩んでいるその人に属しているのではありません。」

テモテ(一)3:1-5「このことを知っておきなさい。すなわち、終わりの日には、対処しにくい危機の時代が来ます。というのは、人々は自分を愛する者、金を愛する者、うぬぼれる者、ごう慢な者、冒とくする者、親に不従順な者、感謝しない者、忠節でない者、自然の情愛を持たない者、容易に合意しない者、中傷する者、自制心のない者、粗暴な者、善良さを愛さない者、裏切る者、片意地な者、誇りのために思い上がる者、神を愛すより快楽を愛す者、敬虔な専心という形を採りながらその力において実質のない者となるからです。こうした人々から離れなさい」

エレミヤの聖句は読んで字のごとくで、自分が正しいと思っていても人間の考え方は間違っていることがあるということを示しています。
自分で正しいことができないのに他の人に正しいことを教えることができるでしょうか?

テモテの聖句は読まれるとわかると思いますが、今顕著に出ている傾向ではないでしょうか?
とくにこれらの傾向を示しているのは上に立つ人たちです。
しかしすべての人に対して書かれているのではありませんのであしからず。
中には高尚な考えを持ち政治家になろうとしておられることは良く存じています。

クリスチャンは政治を指示していないのかについて

指示していないと感じられるのであればはっきり否定しておきます。
クリスチャンほど従順な民衆はいないでしょう。

聖書からこれも説明しておきます。
ローマ13:1~4   「すべての魂は上位の権威に服しなさい。神によらない権威はないからです。存在する権威は神によってその相対的な地位に据えられているのです。したがって、権威に敵対するものは、神の取り決めに逆らう立場を取っていることになります。それに逆らう立場を取っている者たちは、身に裁きを受けます。支配者たちは、善行にではなく、悪行にとって、恐れるべきものとなるのです。それで、あなたは権威に対する恐れを持たないでいたいと思うのですか。善を行ってゆきなさい。そうすれば、あなたはそれから称賛を受けるでしょう。それはあなたの益のための神の奉仕者だからです。しかし、もしあなたが悪を行っているのであれば、恐れなさい。それはいたずらに剣を帯びているのではないからです。それは神の奉仕者であり、悪を習わしにする者に憤りを表明する復しゅう者なのです。」

魂とは生きている人を表しています。上位の権威は政府等の統治している機関を示しています。

税金についても聖書は書いています。
ローマ13:5~7  「したがって、あなた方がどうしても服従するべき理由があります。その憤りのためだけでなく、あなたの良心のためでもあります。それゆえに、あなた方は税を納めてもいるのです。彼らは、まさにこのために絶えず奉仕する神の公僕だからです。すべての者に、その当然受けるべき者を返しなさい。税を要求する者には税を、貢ぎを要求する者には貢ぎを、恐れを要求する者にはしかるべき恐れを、誉れを要求する者にはしかるべき誉れを。」

わたしたちクリスチャンは神の命令により税金を納め、それらの政治機関に敬意を表する訳です。
また聖句にある通り法律に従う努力をしています。

政策面でのアドバイスについて

現時点の世の中でアドバイスしてもそれは意味をなさないでしょう。
もし総理大臣になって政策を実行しようとしても必ず反対の意見があがるのはあきらかです。
いい動機で行うとしても何らかの利害関係が必ず生まれます。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (e*l)
2005-09-12 15:35:08
聖書って奥が深いんですよねぇ~。

一応クリスチャンネームを持っていますが・・・f( ̄ー ̄;)



外国では政治の話と宗教の話はタブーとされてます、

それで戦いさえおきてしまうわけですからね。

神様はそんなことを望んでないのにって思います。

いい国になってくれることを願って・・・。

 
 
 
Unknown (管理人)
2005-09-12 16:50:17
そうですね~。

同じところを何度読んでも全く違う印象を受けます。

たくさんの翻訳された本を見てきましたが聖書ほど完成度の高い本は読んだことがありません。

クリスチャンにとって聖書は「神の言葉」そのものです。

だから当然のことなのかもしれませんね。



いま緊迫した政治を展開しているのは、イスラエルとパレスチナでしょうね。

聖書を学んだことがおありであればイスラエルは神との契約関係にあり、神の是認を受けていた唯一の民族だと認識されているかもしれませんね。

しかし神との契約はイエス・キリストを死に追いやった時点で意味をなさなくなったとされています。



宗教でもイスラエルの地域はイスラム教とユダヤ教、キリスト教になじみの深い地域です。

宗教面でも争いの絶えない地域ですよね。
 
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