MONT BLANC MEISTERSTUCK 146 またの名は「LE・GRAND」.............
DELTA Dolecevita medium
PELICAN Souveran M800
これらは今日試し書きさせて頂いたモノたちです。
どちらかというとおいらはマイスターシュテックは伝説である149
PELICANのスーベレーンはM1000
といった大きなペンの試し書きをしたかったのですがね。
今日は報画堂にまた行ってきました。
ある程度の決意を抱いて試し書きをさせて頂こうと行ってきたんですな。
先に断っておきますが、本来の目的はStationeryを見に行くことではありません。
今日は事故した子の通院だったのでMatsuyamaに行ってきたんですよ。
でもこの通院でおいらが運転手を務めている三番目ぐらいの理由として報画堂に行く事が目的になっている訳です。
一番目は当然ながら通院です。
二番目は通院している子との会話。
そして三番目にこの報画堂に行くことになっている訳です。
目的を履き違えてはなりませんからな。
このところをはっきりさせておかなければなりません。
しかしそれなりに楽しみがなければ面白くありませんからな。
おいらの行きたいところにも行かせていただいているわけです。
んでかなり楽しんでしまいました。
店長と話ができたのでStationeryの卸の世界のことから万年筆の個体差まで色々との会話をすることができました。
報画堂の店長さんは本当にStationeryが好きなことがひしひしと伝わってきましたな。
まあ試し書きについて書こうと思います。
まず前もって書いておかなければならないこととして、おいらがLAMYのsafariを使用するようになって万年筆について調べるようになりました。
朝生田のJOW PLAの中にある文具生活でまずsafariを購入したんですな。
そして「報画堂」がどこにあるのか知るようになりました。
それからInkを購入する目的で通うようになります。
初めて試し書きさせて頂いた万年筆が何本かあったのですがね。
その際に一際素晴らしい書き心地の万年筆が一本紛れていました。
First Impressionで味わった体験というのは非常に印象的で強烈なImpactがありました。
そしてその万年筆の詳細について何も解らなかった事が探し求めているFeelingで在ったことも相まって、より心に印象を留めたことは間違いないでしょう。
報画堂さんはAURORAを薦めて下さる店だと知ったのは次に訪れたときだったんですけどね。
そして心に残っておりおいらが万年筆に求めていた理想像としての試し書きさせて頂いた万年筆が
AURORA 88
だったのです。
報画堂さんの店頭にあるAURORAの万年筆は厳選されていて余り良くないモノは送り返しているという事も今日はお聞きすることができました。
これができるのも報画堂さんがAURORAをよく売っているに他ならないと言うことでした。
まずMONT BLANCのマイスターシュテック146に関してですがさすが世界で指示されている万年筆だと感じましたな。
PELICANのスーベレーン M800に関しても完成度が高いと感じました。
DELTAのドルチェ・ビータ MEDIUMに関しても書きたいのですが、生憎店長と話し込んでしまって試し書きをすることを忘れてしまいました。
ここでおいらの手に関して書いておこうと思います。
おいらは足と共に手も一般の人と比較すると大きい部類に入ります。
よって多少は大きめのPENが望ましいと言うことで大きめのPENを試し書きしたかったんですな。
Coloringでモノというのは印象が変わります。
暖色系は膨張色、寒色系は収縮色とされていますよね。
これは手の大きさと関係がないと考えられるかも知れません。
でも色って使用するモノではけっこう重要なモノなんですな。
特に良く使用するモノは非常に重要なモノといえるでしょう。
なぜ色について書こうと考えたのかは唯一暖色系の色としてペン置きに並べられた万年筆はドルチェビータだけだったんですな。
少し手に持っただけですが、後から振り替えると暖色系のドルチェビータが非常に太くて一回り大きいという印象が残っている訳です。
よって色について書こうと思ったんですな。
手に残っている印象も暖色系の色というのは膨張するモノなのだと解ります。
試し書きの中で少し趣向の違うドルチェビータを入れたのは「クローズド・ノート」で主人公がドルチェビータミニを使っていたからだろうという憶測をされるかも知れませんな。
これは影響された意味では近からず遠からずの状況で「趣味の文具箱」で「万年筆をプレゼントしよう」という記事があって40代男性に人気ナンバーワンだということですごく気になった訳なんですよ。
モノを見るという点で40代男性というのは脂ののった男性達です。
その男性達からの羨望の的になっている万年筆というのはどんなモノなのかが気になったのでチョイスした訳です。
しかし長いこと使用するための道具というのは自ずと落ち着いた色に行き着く訳です。
これはおいらの持論なんですけどね。
細工も、文様なども、そして前述した色に至るまで無難というか目立たないモノが残っていくと考えるんですな。
でも残っていくモノの最低条件として「作りの良いモノ」でなければならないという最大の条件があります。
何を置いてもモノの絶対条件として残るのは作りの良いモノなのです。
時に良く作り込まれたモノは全ての常識を超越して残っていくモノですからな。
今回の万年筆の試し書きで残念なことは少しおいらのイメージよりも細めのペン先が多かったことですな。
これは残念でなりません。
店には置かれているようでしたが煩わすのも何だったので並べられたモノで試し書きを済ませましたがね。
気になったモノはMもしくはBのモノを出して頂いて試し書きさせて頂きました。
確かにMONT BLANCのル・グランは素晴らしい出来でした。
またPELICANのスーベレーン M800も良い出来だったのは書くまでもありません。
しかし少し値が張ります。
よって試し書きで他のペン先を出して頂くのがはばかられました。
そして以前に報画堂さんで試し書きさせて頂いたAURORA 88についてコメントすると今日も出してきて下さいました。
ついでにAURORA mini Optimaも一緒に試し書きさせて頂いたんですけどね。
Cost Performance的に書き心地とペン先のことを考えると非常に良い仕事をしていることが改めて解りました。
今回のことも相まって何を置いてもAURORAの万年筆が一本欲しくなってしまいましたな。(笑)
んで報画堂さんはネット販売もされています。
もしインターネットで購入すると店頭で売られている万年筆と遜色ないモノが送られてくるのだろうと考えていたのですがね。
これは全く違って報画堂さんでペン先の良いモノを厳選されて送られてくるのではなくて大阪の方の業者さんに委託して送られているようなんですな。
これは残念でなりません。
店頭で販売されている金額は正規の値段で値引きがされていません。
それに対してインターネットショッピングの場合は8掛け程度で売られているのですから安い方をかいたいというのが人情でしょう。
これは店長さんにも伝えたんですけどね。
作り手さんのことや一生使えると言うことを考慮すると2割という金額で満足度を買うことができるのです。
長期的なことを考慮すると高い買い物ではないことは解りますよね。
それに店頭でかうと気軽に持ち込んでメンテナンスなんかも談笑しながらして頂けるでしょうからね。
..................もっと身近にStationeryについて話し合える人がいたらな~..........
報画堂さんにいる時間というのはおいらにとって大切な時間になりつつあるのだと感じています。
んでAURORA 88が50000円弱であることを確認して今月初めにPELICANのトラディショナル M200を購入したことを考えるととてもじゃありませんが購入に踏み切れませんでした。
んでInkの話題になり
「Dr.ヤンセンが値上げしたよね~」
とか
「エルバンのトラディショナルインクは絶対に値上げする」
と言う話になりました。
ここでおいらが気になっている質問をしてみました。
Cost Performanceの良いInkはどこのモノがいいんですか?
と言う質問です。
万年筆を扱う仕事をされている目から見ての意見を求めたんですな。
すると
「PELICANのInkが良いよ」と言うことだったので一個買ってきました。
おいらって「Inkジャンキー」だよ........
まあこれは良いとして値段にびっくりです。
ボトルで840円だったんですな。
また先週行ったときに気になったInkがありました。
PILOTのボトルインクがディスプレイに少し置かれていて色見本も置かれています。
それが目の前からごっそりレジの方に持って行かれました。
色見本を見て一個欲しいとか考えていたのですが金額が解らなかったので先週は尋ねることが出来なかったモノです。
下記のURLがおいらの気になったInkなんですな。
PILOT ボトルインク 色彩雫
この色彩雫は今年中に更にカラーバリエーションが増えるという情報も仕入れました。
かなり人気があるらしくて今品薄状態なようです。
でもガラスボトルの生産が追いついていないだけでガラスボトルさえ確保できると順次需要に追いつくだろうとも行っていました。
日本人(?・というよりおいらの個人的に)の好きな細かなカラーバリエーションが良いですな。
これはおいらがInkを買い出して初めてLine UpされたInkなので揃えたいとか考えてしまいます。
まあ金が在ればの話ですけどね。
かなり物質主義的な考えを書き綴りましたな...............
でも、やはりStationeryは良いもんだな~...................





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アウロラは、イタリア製万年筆の中では、個体差が少ない方ですね。数少ない、安心して選べるイタリア製万年筆です。デルタは複数の方からペン先の品質が良くないと言われました。もっとも調整することを前提として買うなら、それほど大きな問題ではないようです。ただ個体差が大きいんで、試筆を重ねることが重要になるようですね。
個人的に、ここに書かれた万年筆ではM800が一番好きです。重さで書くことができる方が好きなので、M800はバランスがいいんですよね。その反面、アウロラは軽いペンなので、指が疲れないという人も多いですね。まさに趣味が分かれる部分ですね(^_^;)
確かに146は言いペンでした。
モンブランの重厚感というのは一際高いものを感じますよね。
でも書かれている通りCost Performanceには乏しいと感じますね~。
ペリカンのM800ですが使用感は素晴らしいと感じました。
でもM800を買うのであればもう少しお金を出してM1000を買ってしまいそうです。
M1000の存在感はやっぱりスーベレーンの中でも特別で圧倒的ですからね~。
M1000は書き心地が相当良いですよね。
同じ土俵に入れるのはフェアじゃありませんが、どうしても気になるので.............
AURORAのモノはかなり完成度が高いですよね。
DELTAのは試し書き出来なかったので解らないのですが、どうせ買うのであれば中途半端な使用方法ではなく一生モノになるはずですので買っても問題は少ないような気がします。
おいらも筆記具はずっしりとした安定感のあるモノが大好きなんですけどね~。
AURORAには重さを求めるならばキャップ部がクロームとかソリッドシルバー等のModelがありますし、もしNormalでも自分でバランス良く加重すればいいとか考えています。
長いこと使う道具ですし、自分なりに使い勝手の良いモノにしていけば良いと考える性格なので特に問題はないんですよね。
また「慣れ」もありますしね。
それに何本も保有していて重さが違っても使うときどきでシチュエーションが違いますからね~。
鉛筆なども軽いですけど使いますし、重くても重さのFeelingというのは使う時点で気にならなくなると考えるんですよ。
ようは使うときのシチュエーションが大切でその時の状況によって使い手が吸収できる事って多いですよね。
おいらはCameraが趣味ですが、EOS kissとEOS 30Dの違いというのはそんなに感じませんからね。
まあこれが1系だったら全く違うでしょうけど........