巧い人の感覚

日本代表の試合が終わってもまだ寝れません。

ブラジル戦を見ていてアドリアーノがシュートを決めました。
見ていて感じたのはどのスポーツでも巧くなればなるほどそのスポーツを理解している人間しかわからない感覚的なものになっていきます。

どんなスポーツにも共通するのではないでしょうか？
ほとんどすべての球技にはシュートもしくはシュートと同じ行為があります。
今回は球技を前提に話をしていきますので「シュート」という言葉で書いていきます。

決定的なシュートチャンスを得ることを「嗅覚」に例えることがありますよね～。
シュートチャンスを得るまでを「嗅覚」に例えますが、そこからシュートを決めるまでは少し違います。
よってそこまでの「嗅覚」が優れていてもシュートを決められない事を「決定力不足」と言います。

シュートが入る時は本人が一番わかっているのです。
これはゴールまでの人間の動きを本能的に理解してその動きの針のような隙間にボールを放つのです。

つまりディフェンダーとキーパーの動きを
”同じスポーツをする人間として”
わかっているのです。

でないと説明できないゴールというのが多いですよね。
わかるでしょうか？
これはシュートを決める本人の状況判断能力により放つタイミングがわかるという事です。
そして守るという行動を理解しており、更に人間的要素を理解してはじめてシュートを決めることができるということです。

ほとんどすべての仕事に置いてその道にスペシャリストと呼ばれる人が存在します。
サッカーでも同じです。
シュート決めるまでのプロセスを見ていてもパスを見ていても、そうです。
いかなる動きをスペシャリストほど「教科書通り」という表現が相応しく、そして一つ一つのプレイが美しいとさえ感じます。
ただ単に練習をしている時でさえ美しいと感じるのです。

「あの人を手本にしなさい」という言葉を耳にタコができるぐらい言われることがあるかもしれません。
其れに対してあなたは「なぜ？」と感じ、「嫌だ。」と突っぱねるかもしれませんね。
しかし「手本にしなさい」というのには理由がありそのことに関して知識を持っている人の助言の場合は手本にするのが正解なのです。
「自分の見解」というのはとても視野が狭く自分の基準では理解できないことも多いでしょう。
その答えが手本にしなさいと言われている人は知っているのです。
ところで手本にするのは「手本にするべきこと」ができるようになってまでです。
同じことができるようになりその意味を理解しているのに「手本にする」というのは矛盾していますよね。
何かをするというのは一定の基準に達すると自分で模索するべき時期というのがあります。
よって手本を見て学ぶ事が嫌いな人はここまで我慢すれば良いのです。
あとは自分のするべき課題というのは人によって千差万別ですし、そこからは手本にしていた人を超えることができる段階に達したと考えても良いでしょう。
これは願ったり叶ったりではないでしょうか？
この段階まで来るとあなたが「手本」になっているはずだからです。
他の人のすることは参考にはなりますがそこまでです。
後はいかに自分が行うことに対して「巧くなれるか」を追求すべきであって他の人の目的に左右されるのは誤りであると思います。
自分の目的を失わずに、また達成できた目標はステップアップの一つでしかないと切り替えて新たな目標を設定していくべきですよね。

これはおいらの主観で書いたので間違っていることがあればご指摘ください。

おいらを含む最近の若者はこれらのことができていないので気をつけてきたいと思います。

おいらは物事の本質を見極めることができるようになりたいと願い続けていますし、これからも追求していこうと決めています。

途中から話の範囲がかなり広がりましたがお許しください。