扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

紙についての考察 No.1

2006-10-01 01:38:17 | Work & Study & Make
本格的に練習中です..............

左手でいろんな事をしようという計画を実行しています。
汚い字ですが書けば書くほどうまくなっていくものですね~。
今月に入ってからかなり真面目に練習を始めました。
今練習しているメニューはアルファベットの大小と数字、ひらがなとカタカナを書いています。
日本語って何でこんなに多いのでしょうね~.........
英語圏ではアルファベットと数字だけで良いんです。
それを考えると漢字も入れると数十倍ないし数千倍になります。
書けば書くほど途方に暮れるので漢字は今のところ書いていませんが、右手で書くよりも最近左手で書く方が量が多いぐらいです。
日頃の文を書く作業はMacでキーボードを打ってテキスト形式で書いていますから。
このごろはステーショナリーにはまっているので書くという作業を良くしています。
しかしはまっていないときはコンピューターで打つ方が多いですし、書くスピードもキーボードで打つ方が速いですからね~......
ブラインドタッチが出来るようになったのはMacのおかげです。
Mac OSにはそれだけ魅力があるということですな。

話がそれましたな。
おいらがよく使っているのはコピー用紙ですが、こんなに上質の紙が300円弱で500枚も買えるようになるなんて子供の頃には考えもしませんでした。
「藁半紙」が多量のコピーでは常用されていてそれが当たり前だと考えていましたからね~。
今でも学校では藁半紙が多用されていますが、社会人になると全くお目にかかることが無くなっていました。
最近は親が新聞を取るようになりましたので見ますけどね。
しかし昔の紙質から比べると雲泥の差ですよ。
藁半紙というのは「安かろう悪かろう」の代名詞的なものでしたよね~。
今の紙はぱりっとしていてかなりのりを効かしているのではないかと思うほど綺麗に折れますし触感もかなり良い感じです。

なんだか気になったので紙の起源と発展を調べてみました。

紙というのは物理的・電子的な安定性、一覧性など総合的な評価として、”現時点でも”最良の記憶媒体であるとされています。

誰でも知ってる常識としてはじめに作られた紙は古代エジプトのパピルスです。
その前は粘土板に書いていたんですよ。
だからくさび形文字なんかが発達したんでしょうね。
パピルスって英語の語源なのは直ぐ解りますよね。
パピルスというのはアルファベットで書くと「papyrus」と書きます。
今の英語の紙という字は「paper」ですから一目瞭然です。
そして保管用に使用されていたのが羊の皮を伸ばした高級紙である羊皮紙です。
先日興味があって羊皮紙の価格を調べたのですが、A4サイズ1枚だったと思うのですが3000円弱もしました。
今は紙が大量生産されており、質も格段に上がっているので羊皮紙というのはあまり使われなくなったからでしょうね。
でも字を書くものとしては憧れますよね~。
左手を使うカリキュラムの中にカリグラフィーの練習なんかも想定していますのでうまくなったらいつか使ってみようと思います。
右手で書こうと思ってカリグラフィーの本を数年前に買っているのですが、カリグラフィーというのはかなり種類があるんです。
すべてを学ぶ必要はないと思いますが、応用できるようになるぐらい書けるようになりたいと思っていますので先は長いですな~.......
紙の発展について書いていたのに......戻ってみます。
古代中国では木簡とか竹簡が文字を書くために使われていました。
そして現在の紙の作り方を開発したのが中国の1世紀以前に作られたようです。
植物の繊維を取りだしてすき上げるという作り方は昔も今もほとんど変わっていません。
というか基本的に全く変わっていないんでしょう。
しかし紙の製法を中国が他に出ないようにしていたために世界に広がるよまでには、かなりの時間を要したようです。
日本に入ってきたのは西暦610年ごろ、推古天皇の時代に高麗からやってきた曇徴という僧が紙漉の技術を伝達したといわれています。
そして発達したのがおいらの好きな「和紙」なんですな。
「和紙」って普通の紙と比べるとかなり強度があり模様などがランダムなので味もありますよね。
これは日本が誇る素晴らしい伝統だと感じます。
作っている人に作り方を教えてもらって自分で紙を作りたいと思うほどです。
和紙が衰退したのは明治維新によります。
西洋の製紙技術が襲ってきたんですな.........
そして紙を大量に使う文化が出来てしまったので大量に作れない和紙は衰退してしまったのです。
日本の製紙産業は世界でもトップクラスで生産量比では技術ではNo.1ではないでしょうか?
生産量では世界第2位の地位にいます。

情報を伝達する方法としてもっとも多用されていた少し前までは、ほとんどすべての人にとって紙は生活に欠かせないものでした。
インターネットやコンピューター技術が発達してきた昨今ではペーパーレス化が進行しています。
でも書くことを愛する人間が居る限り紙が無くなることはないでしょう。
人間が字を書くことをやめることは考えられませんし、書くことに意義があるのです。
こうして紙の歴史を見てみると、美しい字でなくても「書く」という作業事態が美しいことであり喜びを見いだせるような気がします。
そして昔の人も同じ書くと言うことをしてきたことを考えるとロマンを感じますよね~。

特に聖書が”完璧”に写されてきた歴史を学ぶと感動を感じます。
マソラ学者たちの努力と研鑽に思いをはせるとどんなにすごいことなのかという実感がわくというものです。
紙の歴史は聖書写本の歴史です。
今回の考察ではインターネット上にあるソースから書きましたが、次回は聖書研究の出版物から写本の歴史を書こうと思います。
いつになるか解りませんけどね........

イメージはいつかこんな風に左手で絵を描けたらいいな~という願望です。
実際は右手で絵を途中まで描いて次に描くところを撮っているという情けない状態です。
それに芯の硬度が全く違いますしね~。(爆)
scribbleはこの撮影のためだけに出しました。
他の部分の芯の硬度は「H」です。
昨日買って早速描いたんです。
MITSU-BISIの「Matured」のHと2Hを2本買いました。
価格は一本37円というリーズナブルなものなので期待していなかったのですが、値段の割りに結構良い感じです。。

以上
もっとたくさん字を書きたいと願ってやまないmumu.comがお送りしました。

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