扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

思うままに....
感じるままに....
JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

350GHzの処理性能を持った半導体

2006-06-21 14:17:01 | Mac&PC&インターネット&GAME
こりゃ~すごい..........

IBMと米大学、500GHzチップをデモ

この記事を見た時に桁を見間違えていました。
単位を「MHz」だと思って読んでいたんですが「GHz」であることを確認すると驚きがこみ上げてきました。

室温で350GHzの処理性能です。
そして超低温にすればもっと速くなるという代物なのです。
CPUというのはどうしても動かしていると熱を持ってしまいます。
動くものと言うのは何でもそうですよね。
そして速く動けば動くほどその熱処理に追われるのです。
超低温にした時のクロックは500GHzらしいです。
でも地球の絶対零度は-273.15℃です。
それ以下の温度は特殊な環境が必要になります。
まあ絶対零度を保つのも特殊な環境が必要になる訳ですが、更に絶対零度以下を保つためには宇宙に行かないと保てません。
加えて書いておかなくてはならないのはこんなに冷やさなくてはならないのはこの半導体の部分だけだという点です。
もし他のものまで超低温の環境にするのであればどれぐらいかわかりませんが1日もって良い方でしょう。
他のハードはある程度温度が無いと動かないと言うことですな。
電池などを使われるとわかると思うのですが常温23℃で使うのと冬の寒い日0℃付近で使うのとでは1/5~1/10ぐらいのパフォーマンスしか期待できないことは周知の事実です。
簡単に書くと超低温で動いても電気代が普通の温度で動かすよりも結構かかることは避けられないと言うことです。

このような報告がいつか聴く時が来るとは思っていましたが2、3年後ぐらいだとたかをくくっていました。
でも常温で350GHzのクロックまで行くのはすごいですよね。
詳細がわからないのでこの半導体の仕様はわかりませんが、もしこれがシングルコアだったなら今の技術に疑問を投げかけるでしょう。
「今のCPUはメニーコア化が進んでいますがそれが正しいのか?」という問題です。
メニーコアのCPUはどうしても電気のロスが増えてしまうんですよね~。
また処理を一括して振り分けるのは難しいことだとされています。
ハード的にもソフト的にも難しいんですな。
「そのような問題を抱えたまま増やしていって良いのか?」という疑問は出る前から言われていました。
しかし世間が求めていることをしないことは世間からの指示を無くすことです。
半導体メーカー側もそれを承知で出したんでしょうね。

まあ憶測ばかりの記事になりましたがこの技術はクロックが「1THzも夢じゃない」と言う話ですし楽しみですな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。