ちんまりブログ

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@2018村上博行

【文学】「世界最高の小説【BEST100】」。。あなたはどの3冊をあげますか?。。。

2019-02-20 15:41:08 | 読書
世界最高の小説【BEST100】

というサイトがあります。

日本も含めてベスト100冊が書かれています。

はっこうが3冊選ぶとしたら、ちょっと難しい。

でも

ドストエフスキー 『悪霊』 1872年

カミュ 『異邦人』 1942年

ガルシア=マルケス 『百年の孤独』 1967年

次点 ウラジーミル・ナボコフ  『ロリータ』  1955年

でしょうかね。

アナキストとしてドストエフスキーには影響されていますね。

悪霊。。。「私」とはいったい何者か。。。追求し過ぎて自殺。。。

ウケるが、アナキズムの根源たる自らへの問いかけでもある。

ちなみに

カフカ 変身 1915年

ボーヴォワール 第二の性 1949

が無かったのが残念。

さて皆さんはどの3冊を選びますか?

はっこう

【文学】 「SMマガジン」。。。団鬼六との出会い。。。それは中学二年。。。

2019-02-19 21:16:42 | 読書
私は皆さんに読んで頂いている物書きである。

そもそも文学というより「知」に関して、中学一年生時にあの「現代用語の基礎知識」に出会っている。

国語辞典は買わず、確か当時300円のこの本を買った。

もう新しい知識に昂奮した。

「性知識」というラテン語に驚いた。(そういう項目があった)

中学一年生にとってのSEXの手引きでもあった。

そうして中学二年。

いつも通っている本屋さんで「SFマガジン」を買おうとしたら、横にエロティックな絵の「SMマガジン」に気づいた。

ちょっと気が引けるが、買ってみた。

本屋さんのおばさんには信用があったから、怒られなかった。

読んでみるとそこはサドとマゾの世界。

そこで初めて巨匠団鬼六と出会った。

しかし、語彙の少ない中学二年にとってはあまりに単語が難しい。

あとは漢字から推測するしかない。

でも面白い。

SMは、今では純文学という人もいるが、その当時は単なるエロだった。

その後、川上宗薫、宇野鴻一郎、富島健夫らが官能小説家として登場した。

もちろん私もたくさん読んだ。

私の物書きの原点は「性」であったのだ。

一度は短篇の官能小説を書いてみたい。

もういい頃だろう。

はっこう


【書籍】 アッと驚く為五郎(古いギャグ)「アナキズム」(栗原 康著)。。。う、うかつだったぁ。。。

2019-01-25 10:34:57 | 読書
これまで数冊「アナキズム」に関する書物を紹介してきた。

「国家民営化論」を読み終え、ネットを何となく見ていましたら何と、昨年の11月20日に出版の

「アナキズム」(栗原 康著 岩波新書)

を発見!

うーん、うかつだった。

知らんうちに出版されていた。

2000年以降、アナキズムに関する書物は2冊しか出版されていない。

ようやく3冊目が出て、ちょっと盛り上がってきましたよ。

サブタイトルが凄い。

「一丸となってバラバラに生きろ」

「人生は爆弾である 正さをぶつこわせ!」


何とラディカルな。。。

もちろんこの本は今はっこうの手にある。

ちょこっと読んでみたが

ひらがなが多い。(読者への配慮)

まるで漫才のような語り口。

ギャグ満載。

これなら高校生でも読めます。

アナキズム入門としては一番のお勧めです。

感想は後日。

はっこう

アナキズム――一丸となってバラバラに生きろ (岩波新書)
クリエーター情報なし
岩波書店

【書籍】 「古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か」(著者 甲野善紀)

2019-01-24 12:00:10 | 読書
■課題図書 武術家「甲野善紀」の「多方向異速度同時進行理論」■

はっこうが甲野善紀氏の本と出会ったのは1993年頃だと思います。

カッパサイエンスから

『古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か』

という書物が出ていて、立ち読みして面白いなと思いすぐに買いました。

この本の中で語られる「多方向異速度同時進行理論」というのがあまりに興味深く、何度も読み返しました。

その頃はまだゴルフなどをやっていた頃でしたので、そのスウィングの研究に生かせるかと思いましたが、何せ難解な部分が多かった記憶があります。

この本は書棚のどこかにあると思いますが見当たりません。

5年くらい前だったでしょうか、「他方向異速度同時進行理論」というをNPOの支援活動に活かしてみようと思い立ちました。

「他方向異速度同時進行理論」というのをPCのキーボードと脳に応用しようと、独断と偏見で勝手に研究し実践しました。

つまりマルチにものごとをとらえ、それらを異なるスピードで、なおかつ同時に進めるという実践です。

もちろんその頃、はっこうのところには犯罪被害者のみならずさまざまな電話相談がありました。

それらをどのようにすばやく解決してゆくかが課題でした。

身に着けたのは電話で相談を聞きながら、キーボードを叩き、インターネットで情報を検索し、話を聞き終わった頃には情報源を探し出し終わっているという技術です。

相談者にその情報源を伝えますと一様に

「えっ、もう分かったのですか!」

と驚かれました。

それをファックスで送って欲しいというのですぐに白黒で印刷して送ることができました。

もちろん電話がISDの回線でしたので可能なことでした。

その他にも約束したある場所に移動するときは、交通手段とその込み具合などから、1分以内の誤差で到着するような練習を何度もしました。

今でもNPOの犯罪被害者支援活動、読書会、極真空手、仕事、一日一記事以上のブログ記事、司法立法行政機関との話し合いなどを同時に異なった速さでこなそうとしています。

さて、武術家の甲野善紀氏には大いに興味がありましたが、巨人軍の桑田投手が防御率一位で復活した影に甲野善紀氏がいたと知り、再び驚くことになりました。

甲野善紀氏に余計に興味が湧き、5年くらい前にこれらの中古本を購入してそのままにしてありました。

その後、読む暇もなく書棚の奥に眠っていました。

その間に甲野善紀氏がNHKなどテレビに出演されるようになり、あっという間にメジャーになりました。

今では多数の書物を出されており、何とDVDにもなっているのですね。

超売れっ子なんですね。

はっこうはこれらの難解な本より、DVDを見てみたいと思います。

課題図書とあるのはいつもの読書法で目次と序章と終章を眺めるだけです。

はやく中古でもよいのでDVDを手に入れたいと思います。

なぜなら今度は極真空手という武道の観点から甲野善紀氏の理論を試してみることができるからです。


はっこう(2002年頃)


古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か (カッパ・サイエンス)
クリエーター情報なし
光文社

【読書の冬】 「国家民営化論」

2019-01-21 15:39:10 | 読書
読んだ、読んだ、読んだぁ~。

こんな本が1994年に出ていたとは。

うかつだった。

いきなりレーニンをばっさり、ナチズムをばっさり、アメリカもばっさり、なんと西欧の福祉国家もばっさり!

うん、気持ち良い。スッキリする。

そして日本という国家を解体する。

教育の民営化、学歴社会の解体。

そして出てきた当NPOが主張する、安楽死、自殺の権利!!!

こんな本に書いてあったとはビックリ。

これもうかつだった。

さらに、議会の解体、私立裁判所、警察、刑務所の民営化、死刑制度の廃止。

個人的武装自衛権と決闘権の保障。

やったぜ。決闘権=仇討ち権の復活だ。大拍手!!!

税金の撤廃、企業法人の「寿命制」、天皇制の民営化。

「平和憲法」との決別 ※何と短篇小説「ランギロアの浜辺」の「インテリジェンスSF『リベラリークゥアル・ラブ・コミューン』とど一致!!!

ざっと羅列してみたが、サブタイトルにある「ラディカルな自由社会では」と前置きして国家解体を論じる。

この本の主張は

第3章 ラディカルな自由社会の原理

にまとめられている。

そこがキモである。

参考文献をみると、うっ!とくる位、見たことのない難書ばかり。

しかし、高等学校を出ていれば読める。

読後感だが、まるでSFのようだ。

このような本をたまに読んでみては、と推したい。

はっこう

【2019読書】 「国家民営化論」届く

国家民営化論―ラディカルな自由社会を構想する (知恵の森文庫)
クリエーター情報なし
光文社








【読書の秋4】 下町ロケット 上下巻。。。以後の読書。。。コメント付き。。。

2018-10-16 18:13:09 | 読書
アナーキズム(浅羽通明) ★★★★☆ 良本だが超難解!

火焔の凶器((天久鷹央の事件カルテシリーズ〉) ★★★★★ 絶対のおススメ!

カットバック(今野敏) ★★★★☆ いまいちテンポが。。。

到達不能極(斎藤詠一) ★★★★☆ 物理学的な裏付けがもっと。。。

沈黙のパレード(東野圭吾) ガリレオシリーズ 読書中

魔力の胎動(東野圭吾) 次の予定

以上、単なるはっこうの感想です。

皆様におかれましては、是非、各本のデビューを参考にされたい。

はっこう

アナーキズム―名著でたどる日本思想入門 (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房


火焔の凶器: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)
クリエーター情報なし
新潮社


カットバック 警視庁FC2
クリエーター情報なし
毎日新聞出版


到達不能極
クリエーター情報なし
講談社


沈黙のパレード
クリエーター情報なし
文藝春秋


魔力の胎動
クリエーター情報なし
KADOKAWA

【読書感想】 「ホモ・デウス」(ヴァㇽ・ノア・ハラリ著)。。。むむむ。。。???

2018-09-20 15:26:43 | 読書
「ホモ・デウス」(〒ヴァㇽ・ノア・ハラリ著)の下巻を読み終えました。実は、上下巻を2日で読破しました。

大体、読書の好きな方は、出だしの20~30ページで、読み進めるかどうか、直感で決めるのだと思います。ま、そうではない方もいるかもしませんが、他人から勧められた書物の場合は、特に私はそうします。

ここから先は私個人の意見ですのでご了承ください。はっきり申しますと

全く面白くありません!

下巻の帯には山極壽一(京都大学総長)、佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)推薦!

「人類はどこへ向かうのか?」

と大きく書かれている。

この書のテーマは

「不死と神のような力の獲得」

であり、これは必然であると作者は言う。

私は上巻の20~30ページあたりでこの書を見極めて、あとは斜め読みに変わった、だから2日で読破したのである。

必然を語るに様々な有名人の引用、過去の歴史を引っ張り出すのであるが、あまりにその論理性において脆弱であり、説得力が伝わってこないのである。

そもそも必然というからには物理学の因果律にたったもののようであるが、私が恩師に送ろうとしていた論文は因果律を否定する内容であった。悲しくも恩師は4カ月前に亡くなっており、読んで頂くことは出来なかった過去がある。

私の理論からすれば、これから先に起こることは何事も偶然でも必然でもないということである。

「なるものはなる」=「Take things as they are.」

これだけが真実なのです。

この論文を一般人向けに、特に心を痛める方に、分かり易く書いたのが12年前出版の

ベストチョイス」(PDF)

である。

話を元に戻すが本書の

「不死と神のような力の獲得」

が必然であるという論拠などどこにもなく、単なる予測に過ぎない。実際にそう書いてある。

予測なら誰でも、どうとでも言えよう。明日、地球が爆発するとか、明日、北朝鮮が核ミサイルを発射するとか、誰でも何とでも語られよう。

現在、現代科学の先端をゆくiPS細胞だって、その途についたばりである。不老不死などずっと遠い先の物語であって、それすら可能なのかどうかはまったく見えてこない。

私は敢えて言う。クロポトキンの「相互扶助論」を読んだ方がもっとためになる。19世に書かれたクロポトキンのこの論文こそ私たちに明るい未来を与えてくれる。間違いありません。アナキズムを過激な連中の戯言と誤解してはなりません。

あえて言えば今秋発売の私の短編集「ランロギアの海辺」の一遍「リベラリークワㇽ・ラヴ・コミューン」ほうが、テーゼとしてよほど愛あるワールドを夢見させよう。

最後にこの本を推薦した学者や作家やノーベル賞受賞者は、本当にこの書を読んだんだろうか。

その見識を疑わざるを得ない。

はっこう

※ 【読書の秋】 クロポトキン「相互扶助論」。。。次なるは。。。「ホモ・デウス」(〒ヴァㇽ・ノア・ハラリ著)。。。早く結末が知りたい。。。


※ 【アナキズム】 クロポトキンの「相互扶助論」。。。読破。。。壮大なる哲学。。。唸る!!!

〈新装〉増補修訂版 相互扶助論
クリエーター情報なし
同時代社