サックスと音楽と恋~musique_et_aimer

サックス奏者(マルチに活動中) 
鈴木研吾の日々の生活を綴るブログです。

ヌーボーの恩恵~少し真面目に振り返る。

2009-06-22 23:39:52 | 日記
今日は洗足のアンサンブル系授業の「アンサンブル・ヌーボー」の演奏会に行って来ました。
去年履修していましたが今年は外から見させてもらっています。
演奏を聴きながらこの一年を振り返りました。
思えばヌーボーから色々なものをもらいました。
というかヌーボー様様です(笑)
「なんじゃこの授業!?」と思いながらも履修したヌーボー。
サックス、フルート、トランペット、トロンボーン、電子オルガン、打楽器の構成。
ヌーボーの代表であり作曲の松尾祐孝先生、指揮の三矢幸子先生、そして各講師陣。
当時僕らは【ワーグナー】の「タンホイザー」を秋山和慶先生に指揮していただきました。
企画、客演、構成、かなり奇跡的だとその時思いました。
何故ここに秋山先生が???
そんな事を本当に考えてました。
それからは三矢先生にアドバイスをもらいながら指揮を独学、DVDをもらったりしました。
三矢先生に師事をお願いしようと何度も試みたが頑なに断られました。
「私はやめておきなさい。」
その意味は後々わかる事になりましたが詳細は伏せておきます。
決して悪い意味ではありません、すごく感謝しています。
今日もたくさんお話しができて楽しかったし。
指揮を学びたいというきっかけをくれたのは三矢先生だったので。
12月の定期演奏会に当たる「ワンダーコンサート」で松元宏康先生、洗足学園卒業生で唯一プロ指揮者として活躍する人が指揮をされに来ました。
本番終了後、楽屋に突撃訪問、何とか指揮を学びたいと熱意を示したがその時は、
「俺は人に指揮を教えれる身分じゃない、それに君のことを知らない。だけど本気ならアドバイスはできる。」
更に、
「僕の時代は〈指揮研究所〉があってそこで色々な先生に一から教えてもらった。その施設がなく、指揮を学びたくても学べない生徒がいるのはかわいそう。君は合奏時にスコアを持っていた、音大だったら当り前のことなんだけど、その当たり前の事をしている君を少し気になってはいた。」
と言葉をいただいたもの門前払いでした。
連絡先はゲットしたのでこまめに連絡を取り、先生が指揮をされる時は欠かさず見に行きました。
2年になり、川本統脩先生の「指揮を学びたい人の為」のゼミが開講。
迷わず選びました。
開設一年目のゼミなので前途多難、無理難題なことが多いですがやっと起動に乗り始めて充実しています。
そして、このあたりで本格的に松元先生のレッスンを受けさせてていただくことに。
「指揮者の楽屋を訪問する事でさえ勇気がいる、さらに何度も門を叩いてきた。洗足生は指揮の勉強をしたくても出来ない環境、その手助けをするのは先輩の義務かもしれません。」
ありがたいことです。
川本ゼミのことや今までのことを報告。
ここで松元先生より音楽界の大人の事情の世界の一部分を知りました。
そして三矢先生が洗足から去っていたことを知りました。
ヌーボーは松元先生が正式に講師に、フルートオケは大貫先生が。
この動きは前々から知っていましたが・・・。
そして今日のヌーボーの演奏会後にまるでこの一年を振り返るように三矢先生、川本先生、松元先生、松尾先生と舞台裏で会い、秋山先生に挨拶しに行きました。
そして、これから学内での秋山先生のリハの見学の承諾を頂戴しました。

そんなこんなで色々な人たちのしがらみの中で自分は生かされてると実感した一時でした。
専攻のサックス、副科バイオリン、ピアノ、どれも自分で選んだ事です。
どれも手を抜くつもりはありません。
これに加えて指揮、音大に来たんだもの、学べるものは全て吸いつくします。
大学に入るまでは何となく誰かに、何かに敷かれたレールを歩いてきた気がしました。
だけど、大学に入ってからは自分の力でやってきた実感、自信があります。
もちろん周りで支えてくれた人、関わりのある人、この環境を与えてくれた人、全てに感謝しています。
そして音楽には、音楽だけには忠実に真面目に謙虚に向き合って来たからこその今だと思います。
いつか高校の先生が言っていました。
音楽は裏切らない、愛情を注いだだけ返してくれる。
(言い事いうじゃねえか\(゜ロ\)(/ロ゜)/)
悔しいですがその通りです。
謙虚、誠実でありたいと思います。

宝塚記念

2009-06-22 16:04:03 | 日記
ウオッカ回避…((+_+))
圧倒的な人気1位だったのですが…。
これだけ春使っていたら秋に向けて休むのは妥当だけど寂しいです(:_;)
これだとディープスカイの独壇場かな??
いつもウオッカに競り負けてたし。

今日は練習したらアンサンブル・ヌーボーを見に行きます。
秋山先生・松元先生楽しみです♪