サックスと音楽と恋~musique_et_aimer

サックス奏者(マルチに活動中) 
鈴木研吾の日々の生活を綴るブログです。

楽しい時間

2010-03-03 20:43:06 | 演奏会情報
今日は学年の子とレピスのみんながお見舞いに来てくれました、本当に有り難い。
レピスはヴィヴァルディの録音が上手くいったようで良かった。
来週は浜松で彼らのコンサートがあるので見に行きたいと思う。

話は変わり、前回の日記

クラシック音楽 未来のための演奏論
http://blog.goo.ne.jp/musique_et_aimer/e/662cc98daf9410b13a081c0da329c601

で紹介した本を読みました。
すごく面白い、そして少し恥じました。
第1章であるプッチーニの「蝶々婦人」についてでは、プッチーニ本来の思いや意図、そしてそれらが漫然した従来の演奏習慣によって歪められてきたのを納得してしまう位根拠のある力強い文章でした。
音楽は西洋だが日本が舞台の作品であるオペラ。
プッチーニは彼なりに当時の日本を勉強し、日本ならではの宗教や習慣を取り入れる為に鈴や風鈴等の日本独自の楽器(と呼んでよいのか?)を使いたかったのにも関わらず、名称が分からず彼独自のイタリア語も残念ながら理解されず、今日当たり前だと思われている音楽になっている。
そこに、「本来あるべき姿に!」と立ち上がったのが著者の内藤彰さんと東京ニューシティ管弦楽団である。
他にも第九のテンポ設定やブルックナー、シューベルト、メンデルスゾーン等のびっくり仰天が満載になっていてこの本は革命的なもので賛否両論を招くと思いますが、自分はオススメの一冊であり、是非音楽を愛する人に読んでほしいと思います。



~鈴木研吾のプロフィール~
http://blog.goo.ne.jp/musique_et_aimer/e/bcc51f19ca4fb0b0df2c39bcf1113284

禁断症状

2010-03-03 14:21:23 | 日記
入院して4日。
大分回復してきましたがまだまだ腹に力が入らず普通には歩けません。
本も読み、ラヴェルの編曲も前途多難な感じがしましたが、光が見えて来ました。
mixiや友人のブログを読むと楽器が吹きたくなる一方です。
ただでさえ演奏会が迫っているのに…、団体での事なので足を引っ張る事が出来ません。
早く完治してバリバリスケールから始めたいです。



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クラシック音楽 未来のための演奏論

2010-03-03 09:09:07 | 演奏会情報
昨日叔母が見舞いに来てくれ、お見舞い品としてある本をいただきました。

その本の見出しにはこう書いてある。

ベートーヴェンの「第九」やプッチーニの「蝶々婦人」などの演奏が、本当はベートーヴェンやプッチーニが本来考えていたものとは大きく違っていたと知らされたなら、さぞかし驚かれ、またがっかりされてしまうのではないでしょうか。
聞き馴染んでいるクラシック音楽が、作曲者の意図する姿とはかけ離れたまま演奏され、しかもそのことを世界的演奏家もクラシックファンも知らないままだったとしたら、真の姿が顔をのぞかせたとき、クラシック音楽に関わるすべての人にとって、まさに天地がひっくり返るような一大事となるのではないでしょうか。

この本の著者は東京ニューシティ管弦楽団の音楽監督の内藤彰さんです。
4月に第九を聴きに行きます。
すごく楽しみでなりません。
ピリオド奏法にこだわり、楽譜の是正に取り組まれた新しい(本来の)第九がどんなものなのか、興味深々です。



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