富田林を豊かにする会 代表 武藤宏 ~我が街、豊かに 

地方の繁栄、豊かさの実感
「住みやすい街」から「豊かな楽しい街」を目指して
生活を楽しみながら、心構えと精進の日々

「富田林を豊かにする会」結成趣意

2018-06-10 10:16:07 | 日記
富田林市が抱える最大かつ深刻な問題は、財政問題にほかなりません。

もちろん富田林市独自の問題と言うより、日本のほとんどすべての地方自治体の問題と言ってもいいでしょう。
それゆえ近い将来の破綻が見えているのに「国が、府が、何とかしてくれる」「みんな赤字なら怖くない」と多くの人は、妙な安心感に包まれ安堵に過ごしてしまっているように見えます。

人体で言えば血流に例えられるお金の流れ(財政)が、破綻すれば自治体(組織体)も死に至るのは当然です。
しかし議会では新たな方向を議論し決定し変化して行くこともできず、毎年深刻さは増すばかりです。

〇人口減少に伴う歳入の減少
〇少子高齢化による歳入の減少と歳出の増加
〇公共施設の老朽化





この傾向は今後数十年続いていくことでしょうから、真剣に向き合う必要があります。

そのためには「官民一体で稼げるまちづくり」が必要です。

富田林はかつて「じないまち」を中心に、商工農業を起こし、自由に交易し発展した実績があります。
戦国時代から江戸時代にかけて、自由都市として繁栄してきた歴史があります。
加えて、恵まれた資源(田畑、水などの自然資源、遺跡・古墳などの考古学的資源、じないまちなどの歴史資源)がたくさんあるのです。
(当ブログ「南河内の歴史」を参照してください)

「発展」を目指して気持ちを切り替えてあらゆる方面の資源をできる限り活用すれば、財政問題は克服できるはずです。

私の考える「骨子」は
●公共施設白書(ファシリティーマネジメント)
 公共施設ごとの収支管理と予算の適切な配分
●規制緩和と産業育成
 起業支援、就農者支援、高齢者雇用促進
 農産物の品質向上、農産物加工品開発
 先端技術(ドローン、3Dプリンター、3DCADなど)の学童教育
 日本一世界一の創出
●市民参加による公共施設の付加価値向上
 市民が創る情報施設(図書館)
 防災への市民参加(防災道場の創設)
●観光資源の掘り起こしと整備
 インターネットを活用した日本各地・世界各国への情報発信
など

もっともっと考えてみたいと思います。