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よい子の読書感想文 

読書感想文919

『私、山の猟師になりました』(三好かやの 誠文堂新光社)

 昨年末に猟銃の所持許可を取り、狩猟者登録をして先月ようやくハンターとして狩猟に参加した。
 噂に聞いていたベテラン・猛者揃いの猟隊。巻き狩りには猟隊独特のルールがあるし、土地勘もないので大いに戸惑った。できることは何でもやって次に臨もうと、猟隊の主要メンバーが取材されている本書を手にした。
 役立つことばかりだから、熱い砂に水の染み込む如く読める。わからないことだらけの初心者ゆえに、貪欲になれる。こういうときがいちばん楽しいのかもしれない。
 漫画も並行して読んでいる。所持許可を取る前は、当事者意識を持てなかったが、いまはリアルに感じられる。思えば、クルマも、免許を取ってから俄然惹かれ始めたのだった。
 とはいえ、クルマの運転以上に、危険を伴うのが狩猟だ。知識を得てわかったつもりにならぬよう、実践を経て精進しよう。その上で繰り返し書籍にも立ち返れば技能は深化していくはずだ。
 その意味で、11人の先達が語るそれぞれの思いやエピソードは、繰り返し紐解く価値があるだろう。
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