21日、弘法さんの日は、夏日が戻って来たような晴天でした。
「だいぼんらしいね」と話しながら、霊園へ。
眩しいほどの青空へ、駆けあがって行く、だいぼんを見送りました。
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久し振りに、横っ飛びジャンプをしたり、大きな耳をパタパタさせながら走っていく姿が見えるようでした…
だいぼんの旅立ちに際して、沢山のあたたかなお言葉を頂き、感激しています。
きっと、だいぼんにも届いているでしょう。
美しいお花も頂き、ありがとうございました。
お心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです
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11年前、捨てうさぎとして保護され、その後、小学校へ。
そして不思議な縁で、家にやって来た、だいぼん。
娘ばかりの我が家に、初めて男の子が出来たようで嬉しかったのを覚えています。
でもまあ、当時は暴れん坊でマーキングも大変で^^;こりゃ、とんでもない悪ガキがやって来た
と頭を抱えました。
とはいえ、一緒に暮らすうちに、少しずつ信頼関係が出来ていったよね。
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ケージとサークル内と、ベランダを自由に行き来し、気候の良い季節は、ベランダで風に吹かれるのが好きでした。
うっかりすると、少々の小雨なら、修行僧のように外で佇んでいて慌てさせたり^^;
だけど、内弁慶なので、外出は大の苦手だったね。
最初で最後、たった一度の、うさんぽ会では、他のうさぎさんと目を合わせないように、黙々とうつむいて枯葉を食べていたっけ
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だいぼんの天敵は、秋祭りの太鼓の音、病院へ行くこと、そして掃除機^^;
サークル内に、掃除機をかけようと柄を伸ばすと、フェイントかけて体当たりやパンチを繰り出してきたよね。
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割と体は丈夫な方でしたが、一番の危機は、9歳の時に受けた結石の手術でした。
高齢なので、病院の先生も躊躇されたようですが、これ以上痛い思いをさせたくなくて、すぐに手術をお願いしました。
命を救って頂いた先生に感謝
だいぼんも、よく頑張ったね。
抱っこして薬を飲ませたり、世話をする間に、さらに距離が縮まったような気がします。
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10歳を超えると、少しずつ老いを感じるようになりました。
白内障が進み、足腰が弱くなるせいか、ほとんどベランダにはでなくなりました。
お気に入りの場所で、ウトウトと昼寝をすることが増えましたね。
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そんな中で、朝食後のマッサージは、大切なコミュニケーションの時間に。
手を体に乗せると、手の平がフワッと暖かくなり、その熱を、だいぼんに伝えるように撫でていると、彼もとても気持ち良さそうでした。
だいぼんの体がホカホカと暖まり、元気も伝わったんじゃないかな。
時には、小さく音楽も流して、だいぼんにも私にも楽しいひとときでした♪
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いつか来るお別れの時は、ほちょの時のように病気で辛い思いだけはさせたくない!と強く願っていました。
別れは突然でしたが、いつもと同じように過ごし、眠るように穏やかな旅立ち、本当に良かったと思います。
ちょっとドジッ子で、万年幼稚園生のような、だいぼんでしたが、最後は挨拶までして男前なところを見せてくれました!
寂しいけれど、大往生、悔いのない爽やかなお別れになりました。
だいぼん、今まで長い間、一緒にいてくれて、ありがとうね
ずっと大好きだよ。