急行「いなさ」

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膵臓癌の治療

2022-03-02 19:02:36 | すい臓癌治療

先日 NHK・Eテレを見ていたら、落合恵子と宮本亜門の対談があっていた。落合さんはパーキンソン病とアルツハイマーを発症した母を介護し 7年前に見送ったそうです。宮本さんは昨年 父を見送ったそうです。

その中で落合恵子さんが介護する中で思ったこととして

「明日の保証が無い (今日の)濃密さ」と言う一節を披露していた。(字幕も出ました)

一瞬この言葉に飛びついたものの私のいつもの疑り深さ。まてよ、毎日毎日濃密な日々が続くわけがない。毎日続けば それはもう「平凡な日々」ではないか・・と、思った次第。

戸塚洋二さんの「がんと闘った科学者の記録」から引用しますが、癌患者の本心はこれだと思います。

------よく人はしたり顔に、「残り少ない人生、一日一日を充実して過ごすように」と、すぐできるようなことを言います。私のような平凡な人間に このアドバイスを実行することは不可能です。「恐れ」の考えを避けるため、出来る限りスムーズに時間が過ぎるよう普通の生活を送る努力するくらいでしょうか。------

 

まさに私の気持ちです。