8/10から8/15まで 娘の家族5人が帰省してきた。小3と小1 それに1~2歩歩けるようになった0歳児、いずれも男の子。
初日は近くを散歩、昨年から蝉がぐっと少なくなってしまった。小3のハルちゃん いきなりジイジ アブラゼミがカマキリに食べられているよ!
見ると、補足されたアブラゼミがジージーと 力無く鳴いていた。ハルちゃんは感受性が強いので、もう助けようがないよ!と私。
弱肉強食、食物連鎖・・これも勉強。
次の日散歩してると「ハルは大きくなっても 医者には成らないかもしれないよ」と、言う。私が「ガン」であることを知っているのだ。
じゃあ 薬を作る研究者になってよと 言うと、「ハルが大きくなってる頃には、全ての病気には 効く薬が見つかってるかもしれないよ」と言う。
病気には何十万人に1人が罹る珍しい病気があるから、全部の病気の薬は未だ作られてないはずだと答えた。
去年来た時 大きくなったら医者か薬を作る研究者になって、ジイジの病気を治して・・と、言ってたのを覚えてたんだね。優しくて賢い子だ。
でも この子の回答は一言「生きてたらね」だった。癌に罹ると長生きできないことを知ってたんだね。ちょっと寂しかった。
昨夜は一緒に寝ましたが 白血球・赤血球・血小板はおろかマクロファージなどを説明してくれた。
私が高校生に習ったことまで知ってた。小3にしては豊富な知識を持っていた。
子供には いろんな可能性があるんだ。医者に限らず 何か打ち込める職業に就けばいいさ。
自宅に帰る時、パパの車に乗るよとママ。するとハルちゃん、逃げる様に2階への階段を上って行った。
追っていくと踊り場を曲がったところに座り込んで シクシク泣いていた。
抱き起して、冬休みに又おいで 雪だるま作ろうねと、言うと 私の腕の中で コックリした。
恐竜のプラモデルを作り、オープンしたばかりの恐竜博物館へ行き、筆の軸を切って豆鉄砲を作ったり 色々遊んだね~。
帰るの 寂しかったんだろうね。可愛いやつだ。