『主戦場』ベルリン上映会 2019
ベルリン在住のジャーナリストで、ベルリン女の会の永井潤子女史が、企画したベルリンでの「主戦場」の上映会をSayonara Nukes Berlin(SNB)の有志で新たに立ち上げた平和を考える会が後を引き継いで、ベルリンでの主戦場の上映会が実現したようです。詳しくは、上記のブログで確認下さい。主戦場により、ドイツでも、偽の慰安婦の歴史認識が高まるのは、残念です。
出崎幹根氏が、いろいろと発言されているようなので、私なりの反論を試みてみましょう。私の反論が正しいかどうか?は、皆さまの判断にお任せします。
①『ただ訴訟が起きているということが理由となって検閲されてしまうことは恐ろしいことではないか。』検閲の定義も理解されていない方にそう説明されて納得する方もどうか?と思います。川崎市長が、裁判になっている作品をわざわざ選ぶ必要があったのかとの懸念に対して、映画祭の主催事務局が、一旦上映中止を決めただけて、検閲でもなんでもありません。検閲とは何かわからない方の為に定義を【日本では憲法第21条第2項で禁止されており、その憲法の言う「検閲」とは「行政権が主体となって、思想内容等の表現物を対象とし、その全部又は一部の発表の禁止を目的とし、対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に、発表前にその内容を審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止することを特質として備えるもの」】皆様、検閲の定義は理解されましたでしょうか?今回上映するかの判断は、映画祭の主催者に委ねられています。以下私の意見「どこが検閲なの?禁止を目的として審査なぞしてません。しかも、全国各地で、既に公開されているし、金さえ払えば好き放題見れます。」結局川崎市長のお蔭で、主戦場の宣伝になっただけでしたね。→川崎市長との出来レースじゃないの?と考えるのは、勘繰りすぎか?
②『主戦場へのインタビュー映像(画像を含む)について自由に編集して使用する許可を記載したきちんとした契約書を作成して保管していることを、自身のSNSでも報告している。』確かに、好き勝手な内容を書いて承諾書を掠め取っています。問題は、たくさんありますが、承諾書(インタビューを受けた側の権利が記載されていないので、契約書と言えるかどうかはともかく、承諾書を2通作成して、インタビューを受け署名押印した側に1通渡していない事は問題です。2通作成しなくても、コピーして、複製の承諾書は、渡すべきです。契約とは、どういうものか?まるで理解していません。)監督は、アメリカでそういう問題に熟知しているって?(もしかしたら詐欺行為に熟知しているという事でしょうか?それなら納得です。)私の想像ですが、後で承諾書を読み返されて、あまりに身勝手な内容に承諾書を撤回されたら困ると思ったのかな?いろいろと、突っ込みどころ満載の承諾書です。ケント・ギルバート氏も、承諾書のコピーさえ受け取っていないようで、日本語の承諾書にサインさせられたと勘違いしたようですが、以前にも、ブログに主戦場の裁判の行方にとして記載したように、錯誤無効を主張する事は、十分可能です。藤木氏藤岡氏の合意書は、お互いの権利を記載しているので、契約書の要件は、満たしてますが、契約内容が履行されていないようです。
③『大学の学生らが、日本軍慰安婦問題について、十分な知識がない、理由の一つに、歴史教育がされていないため、例えば“慰安婦”という言葉も報道でしか知ることができないだろう。』この件については、同意する面もあります。海外で、うその日本軍慰安婦の歴史が流布されている事は、大問題です。しっかりと本当の慰安婦の歴史を教えないとなりません。中国、北朝鮮から資金援助を受けた正義連のような組織が、慰安婦像(平和の少女像)を、嘘つき慰安婦の証言と共に世界に拡散しています。この正義連のような組織の活動が、韓国と日本の関係を修復不能な迄に拗れさせています。なぜそういう活動を支援するのか?って、それが、北朝鮮と中国にとって好都合だからに決まっています。(こういう活動によって誰に利益をもたらすか?を考えていけば、構図が見えてきます。)
④『藤木さんからケネディ日砂恵さんについての話があり、彼女がたくさんのお金を払って調査をさせていたこともそこで聞いた。それで彼女の存在を知り、彼女にコンタクトを取ったところインタビューに応じてくれた。ありがとう藤木さん』→櫻井よしこ女史があまり触れられたくない部分をインタビューの中でうまく取り出せたようですね。保守派は、金によって歴史を捏造しているという印象を与えるのには成功したのかな?(事実は、慰安婦性奴隷派の方が、金により歴史を捏造しているのですが③の部分参照)本当を言うと慰安婦性奴隷支持の意見も、引き出したかったと思いますが、そこは、うまくいかなかったようです。出崎幹根氏は、ケネディ日砂恵さんが、慰安婦性奴隷支持派を批判したインタビュー内容をすべて、カットしていますよ。なぜですか?自分に都合が良い事のみ切り取るのは、得意技だから仕方ないか?(ケネディ日砂恵さんが、自分のブログで述べています。私は、ちゃんと調べました。)
鑑賞後の来場者のアンケート内容もブログに記載されてましたが、ちゃんとした知識を待たない外国人にこんなプロパガンダ映画を流布するのは、大問題です。文部科学省も、早急に日本人を貶める活動を即刻中止させる為に、上智大学の『人に対する研究倫理違反』を追求して、インタビューを受けた方の映像(音声を含む)を回収させて下さい。