十三シアターセブンの席数は、36席で1日1回の上映ですが、毎日の上映ではない。12月24日の上映会の鑑賞者は、11名から12名 ほとんどは、定年退職して、時間がたっぷりある方とお見受けしました。
えっ・・今まで散々映画「主戦場」をブログで批判していたのに、映画を見ずに批判していたのか?などとは、突っ込まないように・・・今は情報社会なので、ネットでネタバレの映画批評が見れるし、まして裁判沙汰になっているので、映画のどういう構成が批判の的になっているかは?私の理解力を持ってすれば、一目瞭然です。(ちなみに、自慢入ってます。)事実ほぼ想定した通りの構成になっていました。只、若干想定と違っていたな?という事を以下に述べます。
①保守派に対する「レッテル貼り」はあったが、想像していた程頻繁ではなかった。
②思ってたより、性奴隷否定派と肯定派のインタビュー映像が交互に出てきて、ディベートらしく見せていた。(最後は性奴隷肯定派のインタビューで〆ていたので、ディベートらしく見せていただけて、ディベートにはなっていないのは、想像通り)
③ケネディ日砂恵女史の出演場面が思っていたより長かった。(櫻井よしこ女史を貶める為だけに出演させていたと思っていた。)
他、この出演者はこの場面で使うのか?という細かい部分で想定と違った場面は、ありましたが、映画の構成としては、ほぼ想像通りでしたので、今までのブログでの「主戦場」への批判記事で、特に訂正する部分はありません。→確認したら(金を渡したアメリカ人ジャーナリストの名前は出てなかったので、その部分は修正します。)
①の部分については、「テキサス親父日本事務局」の藤木俊一氏 「なでしこアクション」の山本優美子女史から、「主戦場」には、いくつかバージョンがあって、最初の映画より、保守派に対する攻撃がマイルドになっているとの情報を得ていたので納得です。裁判を見据えて、マイルドバージョンを投入してきたのでしょう。(相変わらずやり方が卑怯だ)
吉見義明氏が、「その資料の解釈は間違えていると思います」と言って、官憲が、慰安婦を違法に募集している業者を取り締まっていたと言う通達文書に対して、保守派のインタビュー内容に異を唱えておりましたが、この映像を見ても、最初に保守派のインタビューを掠め取って、その内容を慰安婦性奴隷派の学者に伝えて反論させるという構成になっています。藤岡信勝氏が、出崎幹根監督の為に、無料で、90分程の講義を行ったとおっしゃっておりましたが、慰安婦問題についての発言は映画の中でそれ程出て来ずに、「国家は、たとえ間違いを犯しても国家間で謝罪を行ってはならない」との発言のみが印象に残りました。藤岡氏の発言の前後に、レーガン大統領が、日系アメリカ人に謝罪する映像を流すと言う、情報操作を行っていました。→こんなしょうもない情報操作に騙されないようにしましょうね。日系アメリカ人なら、「明らかな国際法違反の広島と長崎への原爆投下に対して、アメリカ国家を代表するアメリカ大統領は、日本国家及び被爆者、被爆者遺族に謝罪したか?」という事を問いかけるべきでしょう。→映画としては、「保守派の発言している内容は、いかに根拠がないか」を証明しようとしている構成になっていますから無理でしょうね。只、映画を見る前から解っていたことですが、何を根拠に”国際的に合意された”としているのか不明だが、出崎幹根氏の主張する「慰安婦の強制連行」「日本軍慰安婦20万人」「性奴隷」は、何一つ証明されませんでした。
(補足)
渡辺美奈女史が、「たとえ、1億円もらっていたとしても、自分の意思にそぐわない、売春行為をさせられていたなら、それは性奴隷だ」と発言されていました。となると、「騙されて、借金を背負わされたり、カードで高級品を買いすぎて借金を背負ったり、思うような職業につけずついつい生活の為借金を背負ってしまう」という事態に陥り、自分の意思にはそぐわないが、手っ取り早く借金を返済する為に、風俗産業で働いている女性は、すべて性奴隷をいう解釈でよろしいでしょうか?渡辺美奈女史が、現代の性奴隷解放運動へ、軸足を移される事を切に願っております。
渡辺美奈様へ
「主に旧日本軍慰安婦、戦時下における女性への暴力をテーマ」としている会のテーマから乖離しているとかおっしゃらないように、常に時代に即していかないと会の存続は見込めませんよ。後旧日本軍慰安婦は、日本人が一番多かったはずですが、日本人慰安婦への救済活動について具体的に教えていただきたいと思います。
現代の性奴隷解放(風俗産業へ従事している女性の解放運動)は、中国共産党や、北朝鮮からの金銭支援が、見込まれないので、そんな活動はやる気がないとかおっしゃらないですよね。金の為に「女たちの戦争と平和資料館」の活動を行っているなんて事は、ないと私は信じてます。(信じてなんかいないだろう→嘘つけとか言わないように)
私の中では、「奴隷とは、人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、労働に対する正当な対価を支払われず、譲渡・売買の対象とされる人」と言う解釈の方が納得できます。奴隷と言うなら誰の所有物だったのか、日本軍が慰安婦を全的支配して、慰安婦を売買の対象としたと言う事例があるのだろうか?そういえば、慰安所を経営した方の日記が見つかっていたよな。