AKB48第三回総選挙が本日幕を閉じた。
一人一人のコメントはまだ見ておらず、
結果だけを先に知ったという現状。
以下は、ただのミーハーブログだが、
私は、このAKBを取り巻く社会(色々な意味含む)を相当興味深く感じていて、
それなりに考えること、感じることがあるので正直に、長々と、淡々と、語らせてもらう。
離職中故に、暇だからではなく、
仕事を続けていてもきっとこのブログは書いていただろう。
それだけ、私は、この総選挙に注目していた。
まずは、結果。
■メディア選抜
*1位 139892票 前田敦子
*2位 122843票 大島優子 (Not yet)
*3位 *74252票 柏木由紀 (フレンチ・キス)
*4位 *60539票 篠田麻里子
*5位 *59118票 渡辺麻友 (渡り廊下走り隊)
*6位 *52920票 小嶋陽菜 (ノースリーブス)
*7位 *52790票 高橋みなみ (ノースリーブス)
*8位 *50403票 板野友美
*9位 *45227票 指原莉乃 (Not yet)
10位 *36929票 松井玲奈 (SKE48)
11位 *33500票 宮澤佐江 (DiVA)
12位 *31009票 高城亜樹 (フレンチ・キス)
■選抜メンバー
13位 *27957票 北原里英 (Not yet)
14位 *27804票 松井珠理奈 (SKE48)
15位 *26070票 峯岸みなみ (ノースリーブス)
16位 *22857票 河西智美
17位 *17154票 秋元才加 (DiVA)
18位 *16574票 佐藤亜美菜
19位 *16455票 横山由依 (Not yet)
20位 *14137票 増田有華(DiVA)
21位 *12387票 倉持明日香 (フレンチ・キス)
以下、申し訳ないけど略。
実質的な結果としては、
前田敦子が、大島優子を抑えて首位に返り咲いた。
その投票数に驚きだよね。
1位、2位の飛び抜けた投票数。
もう、、唖然だよコレは。。
まあ投票数については後々触れるとして。
今回の投票権が入ったシングルCDの売り上げは、
結果的に約133.4万枚という歴史に残る大記録を樹立した訳だけど、
(このCDが売れない時代に。。。)
色々な批判意見が日々飛び交う中、
私はやはりAKBはマーケット的には確実に貢献してる、と思う。
たとえ、
「AKB商法」についてブーイングを受けたり、
投票券が抜かれたCDが、200枚以上その辺のゴミ捨て場に捨てられていようが。
このAKB48関連の事業モデルは、やはり秋元康の卓越した企画力あってこそであり、
彼のマーケッターとしての視点は素直に尊敬する。
(作詞家としての才能も含め)
これだけ、メディアやファンを熱くすることに意味がある。
今後、博多48や、上海48(でしたっけ)とかも作るとかで、
もう、その辺にしとけば、とは思うケド。
それはさておき。
以下、個人的に特に興味深かった結果。
・前田敦子の1位&大島優子の2位
これに関しては、メディア的には一番の見所だった訳で、
2人の知名度の高さ故、多くの人がどうなる!?と少なからず注目してたと思う。
実際、二人が感じていたプレッシャーは計り知れないし、
この状況を日々受け止めながら過ごしてたという事実は、
本当に人として、尊敬に値する。
この二人だけに限らず、
総選挙の結果は、彼女たち自体の問題ではない。
親しい人達が、ファンが、事務所が、組織が、
一人の人間、アイドルに(ある意味一人の商品に)一票でも多く投じるために、
金銭的に、労力的にかけた負担は計り知れない。
ちょっと、、、、まず、想像できない。現実離れしてる。
まあ、個人的には、(密かに)一番応援してる前田敦子が
リベンジを行ったことが素直に嬉しい。
今年の彼女は、映画主演、ドラマ主演、ソロデビューと盛り沢山。
AKB卒業の噂も、これらのプロモーションとして利用するのかどうか判らないし、
今回の1位も、作られたストーリーだとも言われているけど、
ただ単に、私は、彼女のアイドルらしからぬシュールなキャラや、
大人びた考え方に好感をもってる。ただそれだけ。
きっと、AKBに夢中になってる人達も、
こういった単純な理由で応援したいんだろうなーと思う。
・柏木由紀の3位
これに関しては、申し訳ないけど、いまだに「なぜ?」と思う。
ミーハーファンでこう感じている人も多いと思う。
中間発表の時点で、既に3位だったけど、
去年一年で、特別メディア露出が多かった訳でもなく、
フレンチキスとしての活動もパッとしない感じだったのに。
この結果が、彼女の見えない部分での努力なのか、
事務所的?(いや、彼女の事務所においては考えにくいか。)
ファンの結束力なのか、もっと他の部分に理由があるのかは判らないけど、
素直に、「おめでとう」と言いたい。
着々と力をつけ、チームBのキャプテンとして、
目立たないながらも「縁の下の力持ち」的な努力に拍手を贈りたい。
きっと感じていくであろう3位というプレッシャーに打ち勝ってほしい。
・板野友美の8位
去年の4位から、大幅ダウン。
ホリプロという超大手プロダクション故に、
中間発表で8位と判った時点で、
事務所も超焦って、即スタッフをCDショップへ走らせたなどという噂もあるけど、
ただ単純に、彼女の場合は、
「ファンに女性が多い」、という点からの当然の結果かと思う。
金銭的にも余裕のある中年男性の熱狂ファンに対して、
女性、しかも年齢低めの女性がCDを何百枚、何千枚も購入するというのは、
あまり想像できない。(勝手な想像だが)
ソロデビューもして、ソロでCMにも出演して、
知名度がグッと上がった今、実質いつAKBを卒業してもおかしくない。
むしろ、彼女に関しては、あまり順位は関係ないのでは、と思う。
普通に好きだけど。笑
・指原莉乃の9位
彼女の快進撃は止まらない。
彼女自身は気付いていない個性と才能を、皆が認めた結果だと思う。
謙虚な姿勢や、放送作家にもなれそうな「ユニークさ」は、
本当に見てておもしろいし、好感をもつ。
彼女を嫌いな人はまずいないのでは?と思う。
プレッシャーも大きいとは思うけど、
メディア選抜に入っても独自性を貫いて、がんばってほしい。
友達になりたいキャラNo.1。
・松井玲奈の10位と、松井珠理奈の14位
SKEを引っ張って来た2人の人気が、
ここになって意外にも二極化した。
松井玲奈の人気は、「マヂすか学園2」での活躍からか。
それにしても松井珠理奈のメディア選抜落ちは衝撃としか言いようがない。
まだ若いから、今後、挽回してほしい。
・横山由依の19位
去年は圏外だったにも関わらず、選抜入りを果たした。
彼女にとって、去年一年は本当に目まぐるしい変化の年だったに違いない。
研究生からの突然のチームK昇格、
Not yetのメンバーに抜擢、
ドラマでも需要な役を担って急成長を遂げた。
今回の結果は、秋元康の推しの成果も勿論影響してるけど、
メンバーが声を揃えて、「努力家」と断言する彼女の姿勢にあるのだと思う。
本当に自分の努力で「勝ち取った」順位だと思う。
おめでとう。
個人的には、京都出身という武器を
もっともっと全面に出したらいいのにな、と思う。
「はんなり」という表現があれほど似合う京女も珍しい。
その他、同い年の篠田麻里子の根強い強さや、
高橋みなみの安定的な人気、
NMBで唯一アンダーガールズ入りした山本彩など、
どれもこれも裏付けがあって本当に興味深い。
もうAKB48という存在自体がドラマだと思う。
多くのライバルの中で、自分の個性をどう伸ばすか。
これは、社会で闘う全ての人の課題であって、
うまくいかないことはいくらでもある。
それが、例えば、AKBの様に「順位」となって現れることは、
本当に悔しく、辛く、苦しいことだと思う。
自分には魅力がないのか、とか認められない、とか
いくらでも葛藤を抱えることになる。
ましてや、人の目にさらされながら、順位を決められるという、
アイドルにはタブーな行事を真摯に受けとめ、自分を高める強さを尊敬する。
今日を不安に感じ、プレッシャーに押しつぶされそうになっていた
全ての選挙参加者に、「おつかれ」「互いにがんばろう」と言いたい。
これからも陰ながら応援していきたい、という結論で〆。
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