前回の部会では、報告書素案に基づく議論が行われましたが、今回はそれらを踏まえた修正案が示されました。いくつかの意見が出され微調整をすることとなりましたが、基本的に了承されました。
最後に部会長、社会援護局長が挨拶しました。
概ね「今回の議論は、社会福祉法人に対して①ガバナンス②透明性③財務規律の確立が特徴だった。制度始まって以来の大改革となる。確かに法人には厳しいことになるだろうが、法人の外には、法人に対するもっと厳しい世間の声がある。世の中に応えることのできる法人にはなってほしい」という内容でした。
社会福祉法人と国民の間には、そんなに距離があるのでしょうか。本体なら公的な責任のもとに行われるべき事業を担ってきたのは、誰なのでしょうか。国民との間に距離があるのは、国の施策ではないのでしょうか。
今回決定された方向が進むと、大規模でしか事業が成り立たなくなり地域のニーズにきめ細やかに応えることができなくなる、小規模法人は潰されていくことになると思います。
今後、通常国会に法案が上程され実施に向けたガイドライン等も作成されるようです。まだこれからです。多くの人たちと共同して声をあげていきたいと思います。
まとめられた報告書です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000074117.html
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