事務局長通信

岩手訪問記録④

【3月29日(火)】
※大阪チーム
9時00分~

・宮古市在住で安否確認が出来ていない2名の方を訪問、1名の方は自宅も無事で元気、1名の方は仕事に行かれていて不在だったが本人は無事、但し自宅が床上まで浸水し、ご家族の方が片づけをしていた。
・宮古地域振興局に訪問、避難所の名簿(所在地)を書いたものをもらえないか依頼したが、うまく主獅ェ伝わらず、もらえなかった。
※秋田チーム
・5ヶ所の通所施設を訪問。1ヶ所が1階部分が浸水する被害あり。その他のところは、利用者・職員・建物に被害はないが、利用者の家族がなくなったところがあった。何とか仕事を再開したいと動いていた。

13時~
避難所の状況~

3ヶ所訪問(内、1ヶ所は障害者の方はいない)。他の避難者とトラブルになりそうとなって家族と別室で過ごしてもらう人や、日中をボランティアが付きっきりで対応しているところがあった。保健師などが対応しているが、日常的な関係がなかった中での対応であり、苦労している
支援センター設置~
・ネットワークを再訪問して調整。すぐには見つからず、今後の支援については連携を確認、その後
支援中に知り合った方・地域のつながりで場所を検討し、連絡を待つ。

5時15分~
・山田町の通所施設を訪問、理事長にお話しを聞く
・ガソリン不足の解消し、職員体制が整ったら再開をしていきたい(人的支援…利用者受けとめをお願いしたい))
・物資については、避難所の指定を受けていないので長期の支援を考えると不安がある。
・震災後、3週間、妻も息子(知的障害)体調崩している(理事長自身も…)
・もともと、内科医のいない地域であるが、医療的な支援が仮に打ち切られたらとても心配している。今後は介護問題も発生するのではないか
・今後の町の復興は果たして出来るのか、産業が漁業を中心としていたが、その点が大事なことと考えている(生食殻付き牡蠣の養殖で山田地区は日本一)
・28日午後5時現在~ 山田地区、遺体439 安否不明者 確認出来ずの状態、1000名を越えると思う(もともと人口は19300人)海に流された人は見つからないだろう。山田の海は深く、一旦浮いて沈んだ遺体は上がってこないしのではないか。
・津波被害と同時に大きかったのは火災。プロパン爆発等で次から次へと燃え、何もできなかった。
・役場はまだ電気がきていない。携帯電話も基地局がやられたので使えない状態がまだのこっている
・仮設住宅、3000戸の建設が昨日から始まった
・町の整備について、今後は住民の合意を得ながら道路を拡幅するなどの対応が必要
・遺体運搬をする車がなく、作業所のものを貸した
・物資、自宅で避難生活をおくっている人への供給が課題(食糧含めて)






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