余命1ヶ月の診立ての利用者様。 - ありのままに…
昨年12月から訪問しはじめ、88歳、男性、独居。事業対象者の為、まだ介護度申請しておらず、お掃除の仕事で訪問しておりました。訪問当初は、介護情報がほとんどなく、ケア...
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あれから1ヶ月ほど経過しました。
顔、手足の浮腫は変わり
ありませんが、
命はまだ続いております。
1ヶ月も過ぎると、
徐々に慣れはじめ
訪問中での会話もいろいろして
下さり、
最初はブスっとしていた顔も
笑顔で話すようになり
私の存在を受け入れて下さるように
なっており、
会話の中でケアマネさんの提案で
自宅での入浴をすすめ
先週㈫、足浴からスタート。
10ヶ月以上今まで、入浴したことが
ないらしく、
ご自身でいつも体拭きシートで
清拭していて、
悪臭は感じませんでしたが、
足浴の時、少し擦ると
垢が浮きあがる状態。
御本人もびっくりしていました。
そして、
先週㈮には、自宅の浴槽で入浴。
歩行不安定の為、介助しながら
ゆっくりゆっくりと、、、。
銭湯や温泉へ若い頃から
あまり出かけたことがなかった
ようで、
人前で体をさらすことへの抵抗が
あり、ヨタヨタ歩行なのに、
一人で入浴する!!と苛立っていて
危なくて、危なくて、
そ〜っと後ろから跡をつけて、
浴槽へ入るにも健康な人用の浴槽の
為、滑る可能性が高く、
しっかり掴まり、ガードし、
私も必死でした。
エプロンもビショビショ💦
浴槽内の湯には
やはり、垢、垢、垢まみれ。。。
10ヶ月以上前に入浴したんです
から、全身泡まみれにしました。
最後は「お風呂良かった♪
気持ち良い♪」と感謝の言葉を
いただき、頑張ったかいが
ありました。
今日㈫の訪問では、
再び、足浴になり、
まだまだ垢は出てきています。
介助しながら、
今度は、リハパン着用の声かけも
しはじめ、
身体が不自由でも
『介護』のいろはは何も知らず、
今の介護には、便利な良いモノが
たくさん揃っていることを少しずつ
伝え、大変な独居生活を
少しでも楽になるよう伝えていく
助言もヘルパーの役割だと思って
います。
1ヶ月前より少しずつ穏やかに
なり、助言も少しずつ受け入れて
下されば、最終的には施設入所、
入院生活も、、、。
それまでに命が持てば良いけど、と
まだまだ油断大敵ですが、