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金子みすゞときくと、
「みんな違ってみんないい」が浮かぶ。で、
宮沢賢治、
まどみちお、
種田山頭火、
芭蕉
紀貫之、
清少納言、
紫式部、、
などなど、学校で習って、面白くていろいろ読んだなあと思いだす。
今だと、いろんな漫画とかにもなってて、
それも楽しい。
「教科書に載る」ってのは、それなりに影響力があると思う。
みすゞ記念館に行ったことを話すと、
長門市しごとセンターにお勤めのご婦人から
『童謡詩人 金子みすゞの生涯』矢崎節夫著 JULA 1993年
を貸してもらう。
この矢崎先生って方が奮闘されてね、
みすゞさんの原稿を発見されて、教科書に載せるまで頑張られたそうなの
この本は、その時に買わせてもらったのよ
なんて貴重な。感謝
探し始めて16年目の、出会い
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P168より
日本の創作童謡は、大正7年(1918年!ちょうど100年前くらい)創刊の『赤い鳥』によってその誕生を見た、とある
<芸術として真価ある純麗な童話と童謡を創作する、最初の運動を起こしたいと思ひまして月刊雑誌「赤い鳥」を主宰発行することにいたしました…>
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そして、みすゞさん他、才能が集まり磨かれていく
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なんか、読んでいてドキドキします。
創作しながら、その間子をなし、
しかしなんだかんだで結果、若くして自死することになる。
矢崎さんがいなければ、表に出ている作品は少なく、ここまで広く知られることもなかったと思うと
人生のなんともいえない不思議さを感じます。
この本を読んで、
今日は、山口県長門市仙崎の「みすず通り」へ、コーヒーいただきに行ってみようかなと思います。
仙崎軒先リヤカー屋台
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みすゞ通りにある、みすゞ記念館
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王子公園からみた、仙崎地区
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追記:
なお、結婚について考える本としても、興味深いです。
P265
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いろんな思惑があっての結婚
子供ができたこと
人生いろいろ、って歌が頭を回ります。
追記2:
そういえば、働けど働けど・・・って詩も妙に頭に残っているなあと思って調べたら、
googleの検索上位に、こういう文字が。
で、クリックして、苦笑。そういう背景で読んだものなのか
「働けど働けど・・」どういう心境で詠んだのか?
真実かどうかまでは調べてないのですが、
若者の弱音だと思うと、なんだかますます気に入りましたwww
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