山口県長門市の「まち」「ひと」「しごと」をつなぐお手伝い

NPO法人つなぐ(長門市しごとセンター内)で働くことになりました。
そこでの活動日記

「大正中・後期の童謡童話の世界は、それは華やかなものであった」という

2019-03-12 13:11:35 | #7 長門市での日々

金子みすゞときくと、
「みんな違ってみんないい」が浮かぶ。で、

宮沢賢治、
まどみちお、
種田山頭火、
芭蕉
紀貫之、
清少納言、
紫式部、、

などなど、学校で習って、面白くていろいろ読んだなあと思いだす。
今だと、いろんな漫画とかにもなってて、
それも楽しい。

「教科書に載る」ってのは、それなりに影響力があると思う。


みすゞ記念館に行ったことを話すと、
長門市しごとセンターにお勤めのご婦人から

『童謡詩人 金子みすゞの生涯』矢崎節夫著 JULA 1993年

を貸してもらう。

この矢崎先生って方が奮闘されてね、
みすゞさんの原稿を発見されて、教科書に載せるまで頑張られたそうなの

この本は、その時に買わせてもらったのよ



なんて貴重な。感謝



探し始めて16年目の、出会い



P168より
日本の創作童謡は、大正7年(1918年!ちょうど100年前くらい)創刊の『赤い鳥』によってその誕生を見た、とある

<芸術として真価ある純麗な童話と童謡を創作する、最初の運動を起こしたいと思ひまして月刊雑誌「赤い鳥」を主宰発行することにいたしました…>



そして、みすゞさん他、才能が集まり磨かれていく



なんか、読んでいてドキドキします。


創作しながら、その間子をなし、
しかしなんだかんだで結果、若くして自死することになる。



矢崎さんがいなければ、表に出ている作品は少なく、ここまで広く知られることもなかったと思うと
人生のなんともいえない不思議さを感じます。


この本を読んで、
今日は、山口県長門市仙崎の「みすず通り」へ、コーヒーいただきに行ってみようかなと思います。

仙崎軒先リヤカー屋台






みすゞ通りにある、みすゞ記念館




王子公園からみた、仙崎地区









追記:

なお、結婚について考える本としても、興味深いです。

P265


いろんな思惑があっての結婚

子供ができたこと


人生いろいろ、って歌が頭を回ります。



追記2:

そういえば、働けど働けど・・・って詩も妙に頭に残っているなあと思って調べたら、


googleの検索上位に、こういう文字が。
で、クリックして、苦笑。そういう背景で読んだものなのか

「働けど働けど・・」どういう心境で詠んだのか?


真実かどうかまでは調べてないのですが、
若者の弱音だと思うと、なんだかますます気に入りましたwww



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