山口県長門市の「まち」「ひと」「しごと」をつなぐお手伝い

NPO法人つなぐ(長門市しごとセンター内)で働くことになりました。
そこでの活動日記

これから3年、何をするのか

2019-03-12 18:41:33 | #0 今後の活動

『地域おこし協力隊』という制度をご存知でしょうか。


全国で少子高齢化が進んでますが、東京だけは連続で人口が増えています。

その東京筆頭に、都会に住む人を、地方へ移住させるべく、
総務省と地方の市区町村がタッグを組んで、

3年の猶予の間に定住に向け努力することを求める
そんな制度です。


参考:
地域おこし協力隊とは ※このサイトは移住・交流推進機構(JOIN)が運営しています

「新たな過疎対策について」総務省自治行政局過疎対策室


2009年から始まり、約10年の歴史
政府は、この政策にまだまだ乗り気で、現在約5千人のところ、2024年までに8千人にしようと掲げています




かくいうわたしは、東京で働いていましたが、
2018年秋にこの制度を知り、ちょこちょこと総務省のページを見るようになりまして、

10月に、長門市で出た募集が、自身のキャリアに重なり、
これはと思って応募


2019年2月よりここ山口県長門市に来ました。



なお、引っ越し費用は出ません。

給与は、長門市の場合
週5(週31時間)勤務で、額面16万円。

社保完備ですが、住民税などは自費で払います。

市役所が見つけてくださった家に住み、
水道光熱費は自分で払います。

もちろんボーナスはありません。

なお、一人協力隊として採用すると400万円が
受け入れ市区町村に渡さるので、

一部が協力隊の給与に、
一部が活動費(その人の住む場所の家賃とかもここから)として利用されます。
(当然ですが、四百万全部が手に入るわけではありません)

よって、従業員経験しかなかったわたしには、
活動費をもらって、町のために自分で企画し実践できるというのは
面白そうと思えました。


これまで、税金を払ってはいるものの
失業保険をもらったこともなく

税金をいただいて生活する、という響きにも惹かれました(すみません)


しかし、バカンスではないので、
3年間、地域のために活動することが必要で、

かつ、最大任期の3年後、補助金が切れたときに、
受け入れていただいたここ長門市で生活できるだけの
「起業」等を考える必要があります。

※住居も手に入れる必要があります。



まだ全部を理解しているわけではないものの、

長門市の場合は
協力隊を受け入れる場合、市役所内に席を設けず、
「中間支援団体」に席を設けてもらう、

という形で、地域に入ります。

ゆえに、応募し引っ越してきて最初のうち
私自身は「長門市しごとセンター」のためにこれまでの経験をいかす、
と思い込んでいました。

しかし、どちらかというと
地域のために活動してほしいが、
中間支援団体に就職するわけではないので、
「3年後に定住できるよう、自身で考え、有意義な3年を過ごしてほしい」
とのこと。

このバランスのとり方が難しい

では、例えば、3年後の収入安定に向けて
今からカフェを開いて、その経営をしていればいい、
というわけではない。

あくまで、中間支援団体とともに、地域のための活動も必要。



今、3年間のマイルストーンを考えているのですが、、
ここ3週間、協力隊として活動してみて

決めました。


まずは、長門市しごとセンターの稼働に向け尽力したいと思います。

就職したわけではないけど、
長門市しごとセンターの目指すものにひかれてきたので、
その仕事をしたいと思います。


そして、3年しっかり働く中で、
自分なりの起業の種を見つけられたらとも思います。



早いもので、あと3日でここにきて1か月。

最大36か月の任期のうちの、最初の1か月。
過ぎてみればあっという間



毎日ここに振り返りながら、
長門市のために、何をするのか考えていきたいと思います。



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