Re:Re:ダメだろ(笑)

「ヤジロベエがご飯を食べなくてもいい日数を正確に測定するスレ@231仙豆目」

ジーザズw

2006-04-11 22:49:58 | Weblog
たいして詳しくもないのにjazzを語る第二弾。

ビル・エヴァンス。

ビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」を聴くと
その完璧さに軽い眩暈を覚える。恐ろしく慎重に、用心深く、周到に、もちろん
そういった計算された部分が前面に出て嫌味になるのをさらに消してしまう
というまさにダブルスタンダード。完璧に完璧。変な言葉w
それほどに、ひとつひとつの音を発するのにも、可能な限りの気配りをしている。
それでいて縮こまっているわけではなく、むしろ奥行きを感じる。
京都のいわゆる「おしゃれ」な通りを歩いていると
そこかしこのカフェ、喫茶店、飲み屋、などからJAZZの音がもれてくる
そして大体、京都人が好んで流すのはエヴァンスらしい。
もちろんこれは主観的なものだから、「んなことねーよ!うちの店は
マイルスしか流してねーよ!」という店もあるだろう。
ただ京都とエヴァンスという組み合わせはなかなか悪くないように思える。
まあ、あくまでも主観。
その主観をもってしても、エヴァンスのような完璧なものを語るのは難しい。
もちろんこういった場合、石が語ることが
許されているのは、彼の過去なり、伝説なりを紹介するということくらい
だろうか。まあ、そんなことはもうすでに多くのジャズ評論家がしている
だろうし、石の教科書である村上春樹の「ポートレイト・イン・ジャズ」を
読んだ方が手っ取り早い。
おっと。どうやらビル・エヴァンスの完璧さが石にも乗り移ったらしい。
なんだかさっきから文章が固い。頭も固い。
いつも通り、やろうっと。

はいはい。

それでビル・エヴァンスの音楽は何かに似ていると思って、考えていると
なんだあの人じゃないか。
松本幸四郎。
あの「王様のレストラン」でギャルソンを演じた松本幸四郎
あのキャラが象徴するようなものにエヴァンスが似ていると思う。

(補足)『王様のレストラン』(おうさまのレストラン)
1995年4月19日~7月5日、フジテレビ系列で放映された連続テレビドラマ
三谷幸喜脚本。

ピシッとシャツにチョッキ、蝶ネクタイでキメている。
いつもドタバタを繰り返すレストランの困った面々を時には宥め、時にはおだて
て、時には叱り、巧みな話術でやる気を引き出す。
そんな厨房のすったもんだを決して、お客様のいるホールには漏らさない。
そして出来上がった料理を何事もなかったかのようにお客にサーブする。
客は笑顔を浮かべ、料理人も達成感を覚え、レストランの経営者も頷く。
誰しもに満足を均等に与える。
この完全無欠のキャラがよくビル・エヴァンスの音に似ていると思う。

もしもジャンプがこの世になければ、月曜日なんかなくていい。

2006-04-10 17:25:41 | Weblog
あw今、2chの専ブラからエロサイトに飛んじゃって
ここに書いていた文章が消えちゃった☆(しかも連続二回w)

これが噂のエロテロリストってやつか~むぐぅ~




…あれ、なにこの萎え空気…


萎えてないですよ! オレを萎えさせたら大したもんですよ!


…あr(ry




そういえば(強引だなw)
桜が満開ですよね。ほんと綺麗で見惚れる。
桜って咲いてから1週間くらいの短い時間を愛でるだけの花ですよね。
それが期間限定のプレミア感を演出しているんでしょうけど。
ホント、花が咲かなければ桜って意味ないですからね。
夏は葉っぱが生い茂って、それを食べに毛虫がうぞうぞ…
秋から冬は、枝だけの殺風景さ。
咲いている内が花。まるで女の一生みたいだと思いませんかw
(リアルでは殺されそうだから言わないw)


男は…あれですかね…

パパイヤ鈴木。

いや、なんとなくですよ。うん。なんとなく。なんとなく。
あー全然、ボケとかじゃないんで。ええ。
ツッコミとかしなくていいんで。
いや、そんな気を使ってもらわなくても、大丈夫ですから。
ええ?お茶、いや、あっしはすぐにお暇いたしますんで
ホント、奥さん、お構いなく…

って長いよ。とりあえず長いよ。もういいよこのミニコント




最近、ROCKだとかPOPだとかを聴いているとうるさく思えてきたので
JAZZなんかを聴き始めた。
本当はJAZZは三十代、クラシックを四十代、落語を五十代、そんで
ローリング・ストーンズを六十代を老後の楽しみにしようと
思っていたのだけど、なんだか前倒しになってきた。
このままの勢いで行くと四十代くらいにローリング・ストーンズで
腰を振ってそうな暑苦しいおっさんになりそうで、それはそれは心配している。
まあこの趣味が長く続けばいいな、と思い。とりあえずJAZZに耳を傾ける。
さすがに周りにJAZZに詳しい人がいないので、その世代代表の村上春樹
「ポートレイト・イン・ジャズ」をガイドブックに、興味の湧いたプレーヤーの
CDを借りている。
まだそんなに多くを聴いたわけでは全然、ないのだけれども
ビリー・ホリディが最高にいい。

日常にぶちのめされて、疲れて家に帰ってきて、ソファーに沈みこんで
深いため息をつく。疲れていることが自覚できないほど疲れて
ただボーっとしてしまう。
そんなときに彼女が若い頃に録音した「God Bless The Child」に耳を
傾けると、ろくでもないこと続きで、薄汚れた油の膜に包まれたいたような気分が
サーっとどこかに消えていく。
それはいじめっ子と喧嘩をした後に世話を焼いてくれる女の子に似ている。
「もう馬鹿ね。中学生なんかに勝てるわけないじゃない」
「…だってミサちゃんの家のことを馬鹿にしたんだよ」
「いいのよ。私は。全く、聡は馬鹿ね。ほら腕出して、消毒するから」
「えーマキロン!?それ染みるからいいよ」
「ダメ!化膿したら、どうするの?さあ、腕出して」
「ちぇーほら……って!痛いっ……」
「喧嘩した自分が悪いの。ほら我慢して」
「……」
「えらいえらい。我慢できるじゃない」
「……ごめん」「ごめん。僕が悪かったよ」
「何が?」
「だって……本当に泣きたいのは……」
「もう。やだ、聡。マキロン染みたの?泣かないでって」
「だって……」
「もういいのよ。もういいから忘れなさい」

こんな風に気が済むまでビリー・ホリディは「もういいのよ」って
歌ってくれている。
まるで意固地になっている子供をあやすような彼女の歌。
それはまぎれもなく慈しみだ。

そういう印象を持ってから、彼女の自叙伝を読むと誰しもがハンマーで
殴られたような鈍く長く続くような衝撃を受けるはずだ。
強姦、娼婦として体を売る、これが10代の彼女を襲った出来事
普通、いやどれだけ強い人物でも、10歳そこそこのころに
人に裏切られ、社会に裏切られる。
失望、嘆き、憤り、閉塞感、諦観、妬み、嫉み、疎外感、絶望
黒々としたその闇に足を絡めとられて、底なし沼のような場所に
連れ去られてもおかしくないことが起きたのだ。
それなのに彼女の歌声には、そんなことを窺い知る事も出来ないほどの
美しさ、優しさが溢れている。
そうまるで日曜日の朝のように、全て包みこむような光そのものだ。
たしかにその時代のJAZZプレーヤーのほとんどが酒か煙草か麻薬、あるいはその
全てか、によって随分と寿命を縮めた人が多い。
ビリー・ホリディも不運なことにその例外でなく麻薬を使い、本来よりも
ずっと早くにその声と体を失った。
麻薬を使えば一時的にハッピーになれる。よく知られたことだ。
彼女のトラウマを考えれば、それを求めることはあるいは必然なのかもしれない
何もかもを忘れて、夢の国にトリップする。
きっと悪くはないのだろう。目を覚ますことなく闇に消え入るのも。

だが石は、ビリー・ホリディの歌を聴いていると、どうしても彼女が
何かから逃げている、という風に思うことが出来ないのだ。
むしろ彼女は、その歌声だけで闇と向き合っているようにさえ思える。
人間、社会、それらについてまわる闇。
それらは決してなくならない。影だから。
どれだけ早く走ろうと、光がある限り、影はどこまでもついてくる。
だから我々ができることは闇がこっちに来ないように見張ることくらいしか
できない。あるいはそれ以上大きくならないように祈るだけだ。
ビリー・ホリディは祈り続けた。生ある限り。
その輝きに触れていると、ろくでもない、ものが消えていくのが分かる。
「もういいから忘れなさい」

少し疲れた夜にはビリー・ホリディを聴こう。
(ってほとんど村上春樹の劣化コピーみたいな文章だから、本家を読んだ方が
もっとしっくりくるはず。それにしても2回も書き直していると、どんどん
脱線がひどくなってくるわw冒頭のスベリも2回、書き直したw)

ぽーとれーと いん さっかー

2006-04-09 06:00:03 | Weblog
あ~桜は咲くこともなく~
あ~桜は散っていく~
だけど~そんな~桜が桜が~好きで~す


はぁい。どうも~セレッソ大阪が見事な負けっぷりを披露してくれ
半ばヤケ気味の石です。
てやんでぇ~まだまだ~シーズンは長いんでぇ~
気にスンナ~ばっきゃろめ~(ビール3L入ってます)
だいたい、あれだ、アレ。西沢のボレーシュート見ただろ?
スゲーんだって、あんなスゴイもの見られたんだ。いいんだ。だから。
いいんだって、だから。勝たなくたっていいんだって。
けっ!てやんでばーろーめー


というわけで気分を直してガンバ大阪vs鹿島の試合を観る。
なんつうんですかね。
ぶっちゃけ同じJ1だと思えないようなハイレベルな戦い。
観ているこっちも全く気の抜けないヒリヒリする試合。
あちこちのポジションで火花を散らす選手が多くて
その煌きに思わずため息を漏らす。
小笠原と遠藤のマッチアップ、洗井場と加地のSB対決、内田と家長のSBの
攻防。そして小沢と藤ヶ谷のGKの躍動。
特に18歳、19歳という若いSBの内田と家長のマッチアップは観るものを
飽きさせないひたむきさと、闘争心が前面に出ていた戦いであった。
前半は家長が前節からの好調さを誇示するかのような突破を幾度もみせ
内田を翻弄する。「どうだオレのがキレだあるだろ」そう言わんばかりに
鋭い切り替えしで再三、チャンスをつくる。
内田もまだ18歳になったばかりだ。守備は経験といわれるように
まだまだ守りに関しては、未熟な点がいくつもある。しかし、それを補って
あまりあるその高い身体能力をもって、一度抜かれてもすぐに瞬発力を発揮して
家長に喰らいつく。お姉さまに大人気であろうそのベビーフェイスに
似つかわしくない闘犬のような闘争心で家長に追いすがり続けた。

攻守が入れ替わり、今度は内田が攻撃のチャンスを作る。
攻撃に経験は必要ではない。必要なのはセンスとイマジネーションだ。
それを証明するかのような正確で致命的なクロスをいくつもあげる。
残念ながら鹿島のFW陣は決め切れなかったが
それらは記録には残らなくても、記憶にはアシストとして頭に刻んでおくべき
ほどの完璧さをもったクロスだった。

しかし前半を終えて、公平に二人を比べたとき、冷静に評価して
家長の方が内田を上回っていたことを間違いが無いだろう。
それまで幾多の猛者にマークし続けられ、打ち破ってきた内田も
やはり天才として一歩前を歩む、家長にはまだ届かないのか、と
ガンバファンは安堵を、鹿島ファンは溜息をもらした。

そして後半が訪れる。
エンドが替わり、画面の奥に場所を移して第二ラウンドのゴングが鳴る。
ガンバファンはもちろん家長の活躍を望んでいた。
「そんな若造、ひねり潰してやれ」そう願っていた。
だが皮肉なことに先に変化の兆しが見え始めたのは家長の方だった。
明らかに運動量が落ちて、集中力を切らしたような動きをし始める。
「どうした」「おかしい」誰もがそう思わざるを得なかった。
だが、家長がきっとそういった変化の原因を一番、知っていた。
まだそれほど気温が高くない春先だ。脱水症状などは考えられない。
単純なコンディションの問題ではないことは、前半のプレイが物語っている。
それは、この厄介な相手、目の前にいる内田。こいつだ、と。
内田は、前半よりも1歩間合いを遠くして、家長の突破に対応できるように
している。まるで優秀な猟犬の様に一定の距離を置いて威嚇し続けてくる
隙を見せればボールに飛びつくぞ、と構えている。
そして前半よりもタイトそして執拗に家長をチェイスした。
効果は抜群だった。家長は83分にピッチを去ることになった。
それがスタミナ切れだったことはわかる。
おそらく肉体的にも精神的にも、きれて、しまったのだろう。

この事態は我々を震撼させるに十分だった。
鹿島ファンならずとも、この一人の18歳の、天才の、あまりにも早い対応に
驚いた。
新たなスターに魅了されたといってもいい。
内田はこれから日本のサッカー界にとってなくてはならない人材になるだろう。
もちろん家長もだ。

こうした密度の高いマッチアップがあちこちで繰り広げられる。
もちろんお互いのチームには穴、というべき箇所がないわけでは
なかった。鹿島で言うならば、復帰間もないフェルナンド
調子は抜群にいいのだけれど、どうもキレがちになる本山
(セルフジャッジでチャンスを潰していた)
決めきれないアレックス・ミネイロ。
大阪はイマイチ安定性の無いCB(今日は頑張った)
まだうまくフィットしていない前田
どちらにも穴があり、その穴がもたらす不均衡と、せめぎあうスターたちの
高次元の均衡。プラスとマイナス、それぞれがまったくプラスマイナス、ゼロで
針はとどまっている。
やがて針は後半ロスタイム、鹿島の反則でガンバがPKを得るという形で
大きく傾いた。
だがそれは本当に偶然、いや気まぐれなものだった。
風が吹いたといっていい。
そうしてこの静かな決闘は幕を閉じた。
後に残ったのは勝敗という結果よりも、この才能と才能がぶつかって生じる
火花の方が記憶に残ったそんな試合だった。


うん。酔ってるから何を書いてるかわからなくなってきた。
ひとまずおわり。

ソルティードックの合言葉

2006-04-02 02:13:43 | Weblog
エイプリルフールに恋人につきたいウソBEST5

BEST5 ベタ系

「もう俺達、ダメだと思うんだ。今日で別れよう」
「なんで!うそつき!結婚しようって言ってたじゃない!」
「やっぱり」
「え?」
「やっぱり、マキは俺との約束を覚えていてくれたんだね。
さっきのはウソだよ。エイプリルフールのウソw」
「タカシの馬鹿ぁー!わたし、わたし……」
「……マキ」
(抱き合う二人)

はいはい。ベタベタ。よかったよかった。めでたしめでたし。
どうせこの後、ホテルだろ?ラで始まってブで終わるホテルに行くんだろ?
チクショウ!馬鹿やろぉぉおおおおおおーーー!
鬱になったので省略して次、BEST1

BEST1 村上春樹系
「ねえ」
「なに?」
「前から言おうと思っていたんだけど、あなたってホントに最低な男ね」
「なんだよ藪から棒に(半笑い)」
「あなたってだらしなくて、いい加減で、決まりごとは破るためにあると
思っているような人で、こっちが真剣に話しているのに今みたいに
聞いていないのか、いるのかわからないいい加減な態度しかしないのにも
ホントに腹が立つの!音楽だってカビの生えたようなジャズなんかしか
聴かないで、いつまでたってもあの場所ふさぎなオーディオを捨てないし
おまけにお酒の好みだって、わけのわからないモルトだかウィスキーばっかり
飲んで、味わかってないのに幸せそうな顔して馬鹿みたい。本の好みだって
村上春樹なんてセックスしか頭に無いような気持ちの悪い作家のばかり
読んで満足そうな顔してるのにも許せないし、おまけに服の趣味も
最低ね。まだマクドナルドのマスコットの方が上品と思えるくらいよ
ねえ?聞いてる?あなたって本当に、本当に、最低な男なのよ」
「ふむ」
「ふむ、ですって?あなたのそのくだらない頭に入っている脳味噌は
牛か豚以下なの?ふむ、なんて冗談みたいな返事しないでよ。
いい?あなたの悪いところをリストにしていけば、きっと書き終わる頃には
私はしわくちゃのおばあさんになっちゃうわね。
生憎、そんな非生産的なことをするつもりはないし、私の大事な時間を
あなたというろくでもない人間の欠陥をあげつらうために気は無いの。
だからあなたの欠陥の本質を短く、分かりやすく言ってあげるわ。いい?
つまりこういうこと、あなたは、大事な手紙を配達の途中で食べるヤギよ。
黒ヤギ」
「ふむ」

そう彼がつぶやくと、リビングには沈黙が訪れた。
まるで2年間、台所の片隅に忘れられたパイナップルの缶詰のような沈黙。
彼女は、彼の座っているソファーの前まで無言で歩み寄ると
いい?ともなにも聞かずに彼の左頬を叩いた。
リビングに乾いた音が響いた。
そしてまるでその音が嘘だったかのように、彼女は思い切り彼に抱きついた。
「嘘よ」彼女は彼の耳元で囁いた。
「なにが?」
「全部。ねえ。今日が何の日か知っていた?」
「知ってるよ。ジェフ=ポーカロが生まれた日だ」
「誰それ?」
「有名なドラマーさ、昔のねAOR」
「どうせまたろくでもない音楽のでしょ」
「ふむ」
「次、ふむ、って言ったら怒るわよ」
「ごめん。でも、じゃあ一体、今日は何の日なんだい?」
「馬鹿ね。今日はエイプリルフールじゃない。気づいていなかったの?」
「f…うん。全く」
「本当に馬鹿ね。気がついていると思っていた。じゃあなんで私が
ずっと嘘をついている間、あなた平気な顔をしていられたの?」
「う~ん」
「う~ん。じゃわからないわよ」
「う~ん」
「ハッキリ言って」
「う~ん」
「もう!あなたのそういうところが嫌いなの!」
「ごめん」

そっと彼女の肩にまわされた手に彼女は言った。
「あなたのこういう優しいところが好きよ」

語られなかった言葉は風になり、語られた言葉は砂になった。
広いリビングに現れたその砂漠の中で
言葉よりもただ必要なものが何か、彼は雨の様に静かに彼女を抱きしめた。