葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

起床時と就寝前のストレッチ。

2020-03-15 17:45:28 | 養生

 静止した状態でジワッと伸ばす、いわゆるスタティックストレッチは、体のバネの効きを一時的に悪くしてしまうので、ウォームアップには向かないという情報は、もうかなり広まっているだろう。
 それでも人によっては、例えば可動域に問題のある関節に限って行うことで怪我を予防するなど、体の「準備」としては使いようがあるものだ。

 私の場合、基本的にスタティックストレッチは就寝前に10分程、就眠儀式も兼ねてやっている。
 まあ自分の体の固さを再認識する時間でもあるので、当然?もっと可動域を広げたいといつも感じている。

 で、ここ半月ほど、朝のトレーニングの一部にスタティックストレッチを組み込んでみた。
 私は起床して10分ぐらいでトレーニングを始めるのだが、当然最初は体が温まっていない、というか下手をすると目が覚めきっていないので、ダイナミックストレッチで起ち上げている。
 その合間にスタティックストレッチを挟んで、「可動域を広げる練習」の絶対量を増やそうと思ったのだ。

 だがこれはどうも失敗だったようだ。
 例えば突きや蹴りを練習する時に、私はその時間も計るようにしているのだが、どうもスタティックストレッチを組み込んだ日には、動きが遅くなる傾向があるのだ。
 それも、いかにもバネが効かないというか、バチッと弾けない感覚だ。

 ひょっとしたら、普段からスタティックストレッチを就眠儀式として行っているために、ジワッと伸ばすと心身が眠る方向を向いてしまうという効果もあるかもしれない。
 何れにせよ、教科書通りの結果で意外性が無さすぎではある。
 ここは素直に、朝はダイナミックストレッチに絞っておくようにしよう。

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