レディース鍼灸さいとう名古屋

名古屋市中区上前津にある女性専門鍼灸院

ホスピスイベントに参加してきました②

2025-02-22 15:18:58 | ホスピス・緩和ケア

みなさん こんにちは

名古屋市中区上前津にある

女性小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋です

 

2025年2月9日(日)

生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋

2日目となりました

この日も朝から各会場で

さまざまな企画がおこなわれました

 

在宅医の寄り添いと看取りの現場の

ドキュメンタリー映画や

訪問看護・ホームホスピスの相談会場

成田記念病院緩和ケア外科部長の

佐藤健先生の講演や

ノンフィクション作家の

柳田邦男先生の講演など

素晴らしい企画をとおして

「いのち」について学び考える

2日間となりました

 

当院はアートスペースにて

医師×鍼灸師の対談をおこないました

医師であり鍼灸師である『医はき師』

寺澤佳洋先生と

当院総院長である齋藤剛康が

「地域医療と地域の鍼灸院との関わり」

をテーマに

それぞれの活動についての講演をおこない

その後

パネルディスカッションにて

それぞれの立場での考えをお話しいただきました

私たちが何かしらの不調になったとき

まずはどこにかかりますか?

近くのクリニックが最も多いと思います

では

いろいろな不調があったら??

今日は腰痛のために整形

明日は胃の不調のために内科

明後日は更年期のために婦人科

いろいろな病院の診察券が

増えていく

更には家族のものも…

実はその不調

すべて鍼灸院で治療ができます

 

鍼灸院でおこなう治療は

「何科にかかる」ということなく

患者さんの全身の状態を確認して

不調に対して

なぜその症状が出ているのか

不調の根本にあるものとは何か

を考えながら

体全体を見て調子を整えていく

昔の『町医者』のような

役割をすることができます

 

病院に行くほどではない

もしくは

いろいろ行ったし検査もしたけど

良くならない

そんな症状でお悩みの方は

一度鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか

寺澤佳洋先生(右)と齋藤剛康総院長(左)

 

どんな病気があっても

どんな困難な状況であっても

「自分らしく」生きていけたら

いきいきと最期まで人生を全うできるかもしれません

少しでも体や気持ちが楽な時間が増えたら

患者さんの「自分らしく」を

支えていくことができるかもしれません

私たち鍼灸師にできることを

これからも精一杯

向き合ってやっていきたいと

改めて感じた今大会でした

 

お越しくださったみなさま

ありがとうございました

今回は参加がかなわなかった方は

またどこかで

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

地下鉄上前津駅から徒歩5分

頭痛、逆子、不妊治療専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋
名古屋市中区上前津2-14-7
上前津ハイネス1F
TEL:052-331-3389

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 


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ホスピスイベントに参加してきました①

2025-02-15 17:37:00 | ホスピス・緩和ケア

みなさん こんにちは

名古屋市中区上前津にある

女性小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋です

 

2月8日(土)・9日(日)

豊橋市にある

穂の国とよはし芸術劇場PLATにて

生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋

が開催されました

 

この2日間は

当院も朝から会場設営のため

全治療院休診しての一大イベントでした

 

当日はすべて自分たちで会場準備です

普段はベッドメイクをしていますが

この日ばかりは

来場者のための席の準備や

パソコンの設定も自分たちでおこないます

慣れない作業にバタバタです

 

そして迎えた開場時間!

主ホール・アートスペースなど

全6会場でおこなわれた今大会は

ホスピスやグリーフケア

ACPについてなどの

講演やシンポジウム

アロマ体験や絵本朗読

絵画展やクラウンパフォーマンスなど

多くの企画がおこなわれ

会場には

北海道や九州など

全国から多くの会員さんや

近隣の市民が集まり

各会場がにぎわっていました

 

当院は

まず2月8日(土)に

「ホスピスに関わる方へ」

~家庭で手軽にできるツボ療法~

をテーマに

病床にある患者さん・家族や医療従事者に

手軽に使っていただける

ツボ療法についての講座と

ホスピスの現場でも活用できる

はり治療の体験をおこないました

参加された方々に

◆東洋医学の考え方

◆ツボとはどういうものか

◆ツボの押し方・家庭での使い方

◆手軽にできるツボの紹介

などを講義で説明し

その後に

実際の治療を体験していただきました

 

はじめて はりを体験される方も

何度か受けたことのある方も

その日気になっていた体の不調や

家族の不調の相談をしながら

はり治療で何ができるのか

どんな効果があるのかを

実際に体験していただきました

多くの方に参加・体験していただき

無事一日目を終えることができました

 

いのちには限りがあるからこそ

どう生きていくのか

病があったとしても

どうやって最期まで生き抜いていくのか

そしてそれを

周りはどのように支えて

寄り添っていけるのか

私たち鍼灸師にできることとは?

 

実は身近な医療のひとつである鍼灸治療

参加された方に

「気軽に頼っていいんだな」

「自分や家族にでツボ療法をやってみよう」

そんな風に思っていただけていれば幸いです

 

大会2日目はドクターとの対談です!

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

地下鉄上前津駅から徒歩5分

頭痛、逆子、不妊治療専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋
名古屋市中区上前津2-14-7
上前津ハイネス1F
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どなたでも参加可能!いのちのことを考えるイベント開催

2025-01-13 16:49:28 | ホスピス・緩和ケア

みなさん こんにちは

名古屋市中区上前津にある

女性・小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋です

 

阪神・淡路大震災から30年

東日本大震災から14年

能登半島地震からは1年が経過しました

 

当時被災された方にとっては

何年経っても

大切な人を失った悲しみや後悔

想いが消えることはないと思います

 

思い出したいときもあれば

思い出すことがつらいときもあったり

苦しいけれど

忘れてほしくはなかったり

 

想いは様々だと思います

 

ひとりひとり

かけがえのない大切ないのちです

 

2025年2月8日(土)・9日(日)

いのちの大切さについて

共に考え・語り・学ぶ

イベントが開催されます

『生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋』

今回の全国大会講師には

阪神・淡路大震災後に被災者への

グリーフケア(遺族のケア)を続けた

髙木慶子氏

 

東日本大震災のとき

福島第一原発付近の病院から

自身も被災者でありながら

入院患者の移送や

被災後の仮設住民へのケアをされた

医師の遠藤清次氏

 

その他にも

ホスピタルクラウンとして活躍されている

大棟耕介氏

故人と遺族の絆を繋ぐ「絆画」画家である

大村順氏

 

など

多彩な講師・企画がおこなわれる予定です

 

当院も

2月8日(土)13:40~

「ホスピスに関わる方へ」

~家庭で気軽にできるツボ講座~

として

来場者へ家庭で役立つツボ講座と

実際に鍼を体験していただける

治療体験をおこなう予定

となっています

 

2月9日(日)9:30~

講演・対談

『地域医療と地域の鍼灸院の関わり』

当院総院長である齋藤剛康が

医師であり鍼灸師でもある

寺澤佳洋氏とともに

登壇予定です

 

まだまだチケット販売中です

★プラットチケットセンター

TEL:0532-39-3090

★当院でも販売しています

どなたでも参加いただけるイベントです

お気軽にお問い合わせください

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

地下鉄上前津駅から徒歩5分

頭痛、逆子、不妊治療専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋
名古屋市中区上前津2-14-7
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生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋

2024-10-21 18:01:01 | ホスピス・緩和ケア

みなさん こんにちは

名古屋市中区上前津にある

女性・小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋です

 

イベントのお知らせです

 

「生と死を考える会全国協議会」の全国大会

2025年2月に

愛知県豊橋市にて開催されることとなりました

生と死を考える会全国協議会は

ホスピス・グリーフケア・死への準備教育(いのちの教育)

という3つの柱を軸とした活動をしており

全国に同じ志を持った仲間たちが

各支部で活動をしている全国の団体です

 

今回の全国大会は

生と死を考える会全国協議会のひとつである

「豊橋ホスピスを考える会」が主となり

全国の会員さんや

ホスピスや死生学などに興味のある

一般の方に向けて

講演会や実技体験などさまざまな企画を

おこなう予定となっています

 

豊橋ホスピスを考える会は

当院グループが以前からずっと

お世話になっている

元豊橋医療センター副院長で

現在は成田記念病院緩和ケア科部である

佐藤健先生が会長を務める市民団体で

地域の中で支え合い生きるために

心あたたかな医療のある街をめざし

ホスピス・緩和ケアについての講演会や

ボランティア活動などを

おこなっています

 

今回の全国大会では

当院グループも実行委員として携わっており

ツボ講座や治療体験の企画で参加予定

となっています

地域での鍼灸治療の実際や

終末期の患者さんはもちろん

それを支える家族・医療者に向けて

鍼灸治療がどんなふうに

役立っていけるのか

多くの方に

お伝えできたらと思っています

 

9月1日よりチケット販売が開始しています

チケットは

当院グループ受付にて絶賛販売中です

価格は2日間共通で『2000円』

となっており

2日間のいろいろな企画に

ご参加いただけます

 

当院がちょっと遠い…という方

安心してください

チケットの購入は

穂の国とよはし芸術劇場PLAT

(プラットチケットセンター)にて

全国どこからでも

お申込みいただけます

 

参加される皆さまが

少しでも楽しみながら

地域とともに生きていくこと

最期までどのように過ごしていくのか

ともに考え語り合える

そんな全国大会になるように

実行委員一同

精一杯準備を進めてまいりますので

ぜひお誘いあわせのうえ

ご参加ください

 

《開催概要》

生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋

【日時】2025年2月8日(土) 13:30〜17:30

       2月9日(日) 9:30〜15:30

【会場】穂の国とよはし芸術劇場PLAT

 

生と死を考える会全国協議会全国大会IN豊橋

豊橋ホスピスを考える会

 

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地下鉄上前津駅から徒歩5分

頭痛、逆子、不妊治療専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋
名古屋市中区上前津2-14-7
上前津ハイネス1F
TEL:052-331-3389

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緩和ケアでがんと共に生きる

2020-11-09 17:39:13 | ホスピス・緩和ケア

みなさん こんにちは

 

名古屋市中区上前津にある

 

女性小児専門鍼灸院

 

レディース鍼灸さいとう名古屋です

 

 

10月4日(日)~10日(土)は

 

日本ホスピス緩和ケア協会による

 

世界ホスピス緩和ケアデー

 

を最終日とした

 

「ホスピス緩和ケア週間」

 

となっていました

 

 

この活動は2006年より始まり

 

全国のホスピス・緩和ケアにかかわる

 

医療施設や市民団体などが

 

ポスターの掲示やセミナー開催

 

見学会の実施などを通して

 

緩和ケアの普及啓発活動に

 

取り組んでいます

 

 

今年は

 

新型コロナウィルスの影響により

 

各地でのイベント等の開催ではなく

 

ホスピスに関連した動画での

 

開催となりました

 

 

当院が以前から

 

勉強会や家族会ボランティアなど

 

お世話になっている

 

豊橋医療センターでも

 

ホスピス緩和ケア週間にちなみ

 

豊橋医療センターでの活動が

 

動画となって

 

みなさまの目に

 

触れていただけるようになりました

 

 

ホスピスや緩和ケアというと

 

みなさんは

 

どのようなイメージを

 

お持ちでしょうか

 

「一度入ったら出られない」

「最後にいくところ」

「モルヒネでおかしくなる」

 

といった声がいまだ多く聞こえます

 

 

WHO(世界保健機構)は
 
 
緩和ケアを次のように定義しています
(2002年)

 

「緩和ケアとは
生命を脅かす疾患による問題に
直面している患者とその家族に対して
疾患の早期より
痛み
身体的問題
心理社会的問題
スピリチュアルな問題に関して
きちんとした評価をおこない
それが障害とならないように
予防したり対処したりすることで
クオリティー・オブ・ライフを
改善するためのアプローチである」

 

 

現在の日本では

 

主に終末期を迎えた

 

がん患者さんに対して

 

緩和ケアがおこなわれることが

 

多くなっています

 

「悪くなったらいくところ」

 

というイメージもいまだ強くありますが

 

緩和ケアは

 

がんと分かったその日から

 

受けることができるものです

 

 

ここ近年では

 

「人生会議」

(アドバンス・ケア・プランニング)

 

という

 

終末期を迎える前に

 

どのような治療を受けるのか

 

どのようなケアをしてほしいのか

 

人生の最期をどう生きるのかを

 

事前に家族や医療従事者と

 

相談し

 

最期まで自分らしく

 

希望をもって生きていくための

 

ケアプランを立てていく

 

取り組みもおこなわれており

 

今後ますます

 

緩和ケアの必要性が

 

高まってくることが伺えます

 

 

先日の中日新聞にも

 

「がん終末期患者 4割が「痛み」

遺族調査 緩和ケア不十分

 

という記事が掲載されていました

 

2020.10.31 中日新聞掲載

 

国立がん研究センターによると

 

「亡くなるまでの1ヶ月間に痛みを

感じることが少なく過ごせたか」

 

との質問に40.4%が

 

痛みがあったと答えたそうです

 

しかしながら

 

その中でも

 

緩和ケア病棟では

 

痛みを訴える人の割合は少なく

 

適切なケアがなされていた

 

とのことです

 

 

終末期に患者さんが訴える苦痛とは

 

体に起こる痛みや不調という

 

身体的な苦痛

 

だけではありません

 

 

患者さんは

 

いのちが脅かされているという

 

心理的苦痛

 

思うように動けなくなることでの

 

社会的苦痛

 

自分自身の価値への不安などからくる

 

スピリチュアルな苦痛

 

といった

 

様々な苦痛と戦っています

 

 

ホスピス緩和ケアとは

 

単に体の痛みや不調を取り除くために

 

あるものではなく

 

そういった様々な苦痛に対して

 

どのような支援ができるのか

 

考え おこなうケアです

 

 

だからこそ

 

病状が悪くなってからよりも

 

がんと分かったその日から

 

頼れる医療者と

 

支えてくれる家族とともに

 

最期まで

 

ともに歩んでいけるように

 

生きるための積極的な治療と

 

苦痛を和らげるための緩和ケアを

 

受けていけることが

 

理想的といわれています

 

 

私たち鍼灸師は

 

がんにかかわる積極的な治療は

 

おこなうことができませんが

 

患者さんとともに

 

苦痛と向き合い

 

体を少しでも楽に過ごせるよう

 

心が少しでも和らぐよう

 

寄り添った治療をおこなっています

 

それぞれの立場で

 

患者さんにとっての

 

より良い人生の支えとなれるよう

 

ホスピスの心を胸に

 

向き合い続けたいと思います

 

 

それでは

 

豊橋医療センター緩和ケア病棟の

 

取り組みをご覧ください

 

緩和ケアでがんと共に生きる


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