みなさん こんにちは
名古屋市中区上前津にある
女性小児専門鍼灸院
レディース鍼灸さいとう名古屋です
なかなか梅雨明けしない
蒸し暑い日が続いていますね
お腹の大きな妊婦さんは
2人分の熱量をもっていますから
蒸し暑い今の季節は
より大変に感じられるのでは
ないでしょうか
今回はそんな
妊娠後期の妊婦さんの体について
触れたいと思います
妊娠後期といわれる妊娠28週以降
お腹の赤ちゃんはますます大きくなり
お腹の張りを感じることも
増えてくる時期に入ってきます
ママの体もお腹の赤ちゃんも
いよいよ出産に向けて
ラストスパートです
しかし
妊娠後期にもトラブルはつきもの
むくみ、逆子、切迫早産など
出産までの間には
ママを悩ませるさまざまな出来事が
待ち受けているかもしれません
◆妊娠中のむくみ◆
妊娠するとホルモンの働きにより
体が水分を留めやすくなるように
働くため
むくみが出やすくなってきます
後期になってくると
お腹が大きくなることで
足から心臓への血管を圧迫するために
特に下半身のむくみが
出やすくなります
こういったむくみは
病気によるものではなく
だれでも起こる可能性のあるものです
中には
ゾウの足かと思うほど強いむくみが
出てしまうこともあり
むくみすぎて痛みを感じる方も
いるのです
◆逆子◆
妊娠28週頃の検診で
指摘を受けることが多いのが逆子です
逆子の原因は
子宮の形成異常や胎盤異常
多胎妊娠など
理由のわかっているものもありますが
その多くは
医学的にもわかっていません
もともと羊水の中で
いろいろな向きに向くことができる
赤ちゃんは
36週になる頃には約95%が
分娩前までに頭位(頭が下)に
なっていると言われていますが
逆子と言われて
日々が過ぎると
赤ちゃんは大きくなるし
出産予定日も迫ってきます
基本的には逆子のままでは
自然分娩は望めません
逆子は
赤ちゃんが大きくなればなるほど
治りづらくなってしまうため
早めの対処が重要です
逆子になったとき
昔からよく行われてきたのが
「逆子体操」です
しかし最近では
科学的な根拠がなかったり
体操をすることで
お腹が張ってしまう人がいたり
と積極的に体操を勧めない病院も
増えてきています
逆子だと
お腹が張りやすい傾向があります
逆子が治るためにも
お腹の張りは強くないに
越したことはありません
お腹の張りが強いということは
赤ちゃんにとっては
お腹の中が狭く動きづらい状況に
なっているということです
そして
お腹の張りが強い状態が続いてしまうと
場合によっては
切迫早産につながってしまうことも
あるのです
切迫早産の原因は細菌感染が多い
とは言われていますが
お腹の張りが強くなる原因は
細菌感染だけではありません
安全に出産を迎えるためにも
逆子はもちろんですが
お腹の張りも放っておいては
いけないものなのです
妊娠後期に入れば
赤ちゃんに出会えるまでは
あとほんの少しの期間です
その間を少しでも不安を減らして
安全な出産に向かっていけるように
むくみや逆子などの治療を
鍼灸でおこなうことができます
妊娠中の体は繊細な部分があり
その治療は
妊婦さんの体のことをしっかりと
理解しておこなう必要があります
鍼灸治療は
安全な方法でおこなえば
子宮も含めた体の血流を良くしたり
自律神経を整えたり
妊娠中のお母さんと赤ちゃんの
体にとって優しい副作用のない
治療方法となります
特に逆子は
薬を飲むから治るというものでは
ありませんし
赤ちゃんが大きくなって
動けなくなってしまう前に対処する
必要があるため
待っている時間はありません
お腹の張りを和らげるツボや
逆子の特攻穴といわれるツボなどを使い
赤ちゃんが居心地の良い
柔らかく血流の良い子宮の状態を
目指し動きを促せるように
していきます
出産を迎えるその日まで
お母さんと赤ちゃんの体を
支える治療をしていくことができます
日常にある小さな不安も気軽にご相談ください
逆子専門外来
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