映画＜ベンジャミン・バトン＞

＜ベンジャミン・バトン　数奇な人生＞

1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていくひとりの男の姿を描いた短編の映画化作品。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止めることはできない。ニューオーリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。
[ 2009年2月7日公開 ]
（goo映画より）

観て来ました
観た人から「長いよ」と言われていたので覚悟して行きましたが、私はあまり長く感じませんでした
とにかく、ＣＧには驚かされました
老人のブラピ、若いケイト・ブランシェット、若いブラピ、老いていくケイト・ブランシェット・・・。最新技術はスゴイです

老人で生まれて赤ん坊で死んでいくというあり得ないストーリーでしたが、ベンジャミンが正に数奇な運命を生きていくファンタジーのうように感じました。
人生は「出会いと別れ」を繰り返しているという当たり前のことを考えさせられました。
「永遠なんてないんだよ」という台詞もよく出てきましたが、だからこそ一瞬一瞬を大切にしないとなぁとも思いました。
ベンジャミンが自分を捨てた父親と、また後にケイト・ブランシェットと見た別荘のデッキから見る「朝陽」はとても美しく印象に残りました。
観終わった後、なんだか不思議なゆったりとした感覚になりました