小さなピアニストを育てる✨なかむらピアノ教室です。
去年のクリスマスに
義父が亡くなりました。
大きな身体で
とても愛情の深い義父でした。
晩年は
食が細くなり
痩せてしまい
元気がない様子でしたが
おしゃべりは
時々面白い事を言ってくれました。
クリスマスの日に
突然バタッと倒れ
それきりでした。
すぐに会いに行きましたが
悲しくて涙が止まりませんでした。
自宅に戻ってから
キッチンで食事の準備をしていると
現実に見えているものに重なるように
頭の中というか
いつもなのですが
どこ。と言えない所(目の上辺りの眉毛の辺りかな?)
映像が出てきました。
義父です。
とても笑顔でした。
そして
義父の横にはおそらく義父の母が
立っていました。
笑顔の義父を見て
ほっとしました。
すると
突然、義父が黒い着物をはおり
仕事をしているような
横向きの姿が見えてきました。
義父は建築関係の仕事です。
後で主人に
仕事で着る服は
何色か聞いてみましたが
おそらく、グレーとかの作業着かなあ。
私が見えたものと違うので
勘違いだったかなあ、と思っていました。
葬儀の日
最後、出棺をする前に
皆さんでお花を入れる時に
閉まっていた棺のふたがあいて
思わず
あっ!と声が出てしまいました。
黒いはっぴが
義父にかけてありました。
私が見えた黒い着物は
主人も、私も知らなかった
義父が尊敬していた方から
頂いた
大事な着物だったのです。
義母から聞きました。
きっと
おとうさんは
自慢の黒い法被を
私に見せたかったのでしょうか。
法被を着た義父は
とてもかっこよかったです。

最後まで見て頂きまして
ありがとうございました。