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なかむらピアノ教室  古いピアノで演奏

2014-06-22 | 日記

梅雨の時期、庭の花の具合はあまり良くないです。
バラの種類によっては、病気になってしまうものもあり。

葉っぱをすべて取って、つるつるにしました。いつもなら、梅雨入り前に薬をあげるのですが、忘れていました
そんな作業をしていましたら、ご近所のおばあちゃんがお声をかけてきまして、

家にある古いピアノの状態が知りたい、知り合いの方に差し上げても失礼ではないか、と。。。。
あなた、いつも忙しそうだから、お時間ある時見ていただきたいと。
その時の私、お恥ずかしいですがバラの棘のなかで身動き取れない状態でしたが、お時間は今あります。と、
すぐ、見てみる事にしました。

ピアノは、もう何年もふたを開けていないようでお荷物置き場になっていました。
ヤマハの黒いピアノ。
でも、形はあまり見ることがない、かなり古い。
音を出す前から、ある程度の覚悟。
鍵盤の戻りが悪いか、でない音があるか、ドキドキする瞬間。
ほこりやゴミなどを取って、久しぶりに出す音にピアノがびっくりしないように
さらさらと、半音階。
ん?出る。もしかしたら、あまり悪くないかもしれない。
ショパンノクターン、次はショパンエチュード、鍵盤のもどりも良い。考えていたピアノの状態よりずっと良かったです。
でも,ペダルを踏み込むたびに,キ―コ、キ―コと鳴ります。
おばあちゃん、このピアノ大事にすれば、まだまだいけますよと、言った私に
一人で聴くのがもったいない、もったいない、と喜んで下さいました。
娘さんも、お孫さんも、ピアノを弾くそうです。

ピアノの蓋が、すぐ開けられるようにきれいにしていたら きっと遊びにいらした時に弾いてくださいますよ。
と伝えました。

ピアノは大事にすれば、ずっと使う事が出来る宝物です。
片手だけだって、メロディーが流れるとその場の空気が変わる、生の音は本当に良いです。
物置き場になってしまっているピアノが家にある方、そっと蓋をあけて音を出してみてはいかがでしょう。